インドでコロナ感染者数が1日40万人→3万人に減少 要因を分析して今後に活かす

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インドでデルタ株が最初に見つかり、世界最悪な感染者数が大幅に減少

インドは感染力の強いデルタ株が最初に見つかり、ピーク時には1日の新規感染者数が40万人を超えて世界最悪の状況でした。因みに40万人と言えば、大阪府にお住まいの方ならイメージしやすいですが、人口が40万人近い、豊中市や吹田市の全人口です。1日にこれだけの人数が感染したとはすごいことです。

ところが、現在は1日3万人前後の水準まで減りました。京セラドームなどの野球場の観客席が結構いっぱいになったイメージですね。3万人なので決して少ない数字ではありませんが、40万→3万目に見えて減少しているのが実感できます。

外食再開など日常に戻りつつあります。人々の表情も全体的に明るくなりました。反面、気を緩めるにはまだまだ時期早々です。とはいえ、なぜこれほど大幅に感染者が減少したのでしょうか?その要因を今後、どのように活かせるでしょうか?

朝日新聞9月19日朝刊「感染爆発のインド 日常戻る」の記事から情報を得たので考えてまとめてみました。

なぜ大幅に感染者が減少したのか

新聞記事の内容を分析するとおおよそ以下の2つが挙げられていました。

  • ロックダウンの実施と的確な判断
  • 集団免疫を獲得できた

それぞれ補足します。

インドで実施したロックダウン

インドでは食料や薬の買い物以外の外出を禁じる厳しいロックダウンを実施しました。開始2〜3週間後から、実際に感染者数が増加→減少に転じました。

政府のロックダウンの効果を高める取り組みとして、第1波の時も第2波でもごり押しせず柔軟性を持たせました。

  • 第1波:ロックダウンの発表からわずか4時間後に準備期間もなく全土で一斉に始めたため、結果として多くの出稼ぎ労働者が農村に戻り、感染を広げました。さらに失業が増加して市民の暮らしを直撃しました。このような状況になったので、感染者数が増えているのに緩和しつつ実施しました。
  • 第2波: ロックダウンを全国一律ではなく、州や地区ごとに対策を実施しました。首都では4月のロックダウン導入後、1週間ごとに感染者数を見ながら、規制の継続や緩和の判断を行いました。

短期間で対策を柔軟に判断したのが良かったとされています。

集団免疫の獲得

感染の減少は集団免疫を獲得した結果という分析もあります。インドの累計感染者数は3300万人ですが、実際は公表数の数十倍とも言われています。感染した人には体内に抗体ができます。日本医療研究開発機構の公式サイトには以下のように書かれていました。引用させていただきます。

東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕教授らのグループは、共同研究グループ(※)とともに、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染しCOVID-19を発症した患者におけるウイルスに対する抗体応答の解析を行い、ウイルス感染により誘導された抗体が、発症後少なくとも3~6か月間維持されることを明らかにしました。誘導された抗体は、発症20日目をピークとして、徐々に低下していました。しかし、その低下速度は発症から時間が経つと緩やかになり、抗体が長期間にわたり持続されることが確認されました。

インド政府の医学研究評議会が6から7月にサンプル数(3万6227人)に実施した検査では、対象者の67.6%が抗体を持っていたと言っています。この比率を国全体で単純計算すると約9億人が抗体を持っていることになります。ただ、この計算にはサンプル数が少ないことや地域的な偏りも否定できません。参考までに日本で集団免疫の獲得が可能かどうか、専門家はどのように分析しているのか下記の記事でまとめています。

集団免疫でコロナ収束は期待できない?政府のウイルス対策分科会の発表から今後の予想

感染者減少の要因を今後にどのように活かせるか

一つは厳しいと言われながらもやむを得ず規制が緩和されたりしたロックダウンでしたが、外出自粛が効果を高めていることは間違いありません。

わたしが在住している自治体から、毎日のように昨日の感染者数の発表と外出自粛の呼びかけがLINEに入ります。

通勤のためやむを得ず電車通勤をしていますが、それ以外の外出は人混みを避けての買い物、散歩程度に控えています。そのためにストレスが溜まるのも現実ですが、上手に解消する方法もわかってきました。下記のリンク参照

コロナ感染者が激増中にまだ直に会食しているの?オンライン会食に変更して安心

二つ目は集団免疫の獲得ということでした。抗体を持つために感染したくないので、今はワクチン接種という手段で抗体を持つしかないと言えるかもしれません。副反応や様々なワクチン接種に伴うよくない情報も出ていますが、個人的には2回目の接種は完了しました。自分が経験した副反応に関する情報は下記のリンク参照。

50歳以下の方は2回目のワクチン接種後、発熱の副反応は予期しておこう【体験記】

ただ今冬にかけて「第6波」も予期できるので、ワクチン接種したからと言って、マスク着用、手洗いの徹底、フィジカルディスタンスは続けるように心がけています。

早く以前の生活に戻りたいですが、もういいかな、と思える時期まで辛抱するしかないと割り切るしか、、

結論

インドでの大幅な感染者数減少の要因は下記の二つでした。

  • ロックダウンの実施
  • 集団免疫を獲得できた

日本でも諸外国でも感染防止対策に関して言っていることは共通しています。

  • 可能であればワクチン接種
  • 手洗い・マスクの着用
  • フィジカルディスタンス・人混みを避ける

会食や人混みに行くなど気を緩めているように思える状況を聞くことがありますが、今はまだ油断するのは賢明ではないでしょう。どのようにこの事態が落ち着いていくのかまだ分かりませんが、感染防止対策を心がけつつ、動向を見守りたいと思います。参考になれば幸いです。では。

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