ブログで成果が出ない人ほど「改善」をやめられない理由 ──不安と安心の、静かなループの正体

ブログを続けていると、こんな行動に心当たりはないでしょうか。

  • 伸びていない記事を、つい開いてしまう

  • タイトルを少し変えたくなる

  • 見出しを整え直したくなる

  • 内部リンクを追加したくなる

そして作業が終わると、
なぜか少しだけ安心する。

実はこれこそが、
成果が出ない人ほど抜け出せなくなる「改善ループ」です。


なぜ、人は不安になるのか

ブログ運営で一番つらいのは、
「結果が出ないこと」そのものではありません。

何が正解なのか分からない状態が、ずっと続くことです。

  • この方向で合っているのか

  • この書き方でいいのか

  • そもそも意味があるのか

答えが返ってこない時間が長くなるほど、
人は強い不安を感じます。

そしてその不安は、
「何か行動しなければ」という衝動に変わります。


なぜ「触る」と安心してしまうのか

記事を修正すると、数字が変わらなくても
人は一瞬、安心します。

なぜなら、

  • 自分はサボっていない

  • ちゃんと改善している

  • 前に進んでいる気がする

という**“努力している実感”**が得られるからです。

ここが非常に厄介な点です。

改善は、
成果とは無関係でも、安心感だけは確実に与えてくれる。

だからやめられません。


「改善=前進」という錯覚の正体

問題は、ここです。

ブログにおいて
改善は、必ずしも前進ではありません。

特に、

  • 芽が出ていない記事

  • 評価が定まっていない記事

  • 検索結果にまだ存在していない記事

これらを何度も触ることは、
前進どころかリセットに近い行為です。

それでも人は、

何もしないより、何かした方がいい

と信じてしまう。

この思考こそが、
「改善=前進」という錯覚です。


改善したくなる人ほど、真面目で誠実

ここで一つ、はっきり言っておきます。

改善をやめられない人は、
怠け者でも、センスがないわけでもありません。

むしろ逆です。

  • 真面目

  • 誠実

  • ちゃんと結果を出したい

だからこそ、不安になり、
「今できること」を探してしまう。

問題は性格ではなく、
やる順番です。


ブログに必要なのは「改善」ではなく「静置」

ブログに本当に必要なのは、
改善よりもまず静置です。

  • 書いたら、置く

  • 触らない

  • 評価が出るまで待つ

これは放置ではありません。

「信じて待つ」という、能動的な行為です。

改善は、
データが出てからでいい。

不安なまま触る改善は、
安心感を得るための作業でしかありません。

こうした「改善したくなる心理」を
私は5年間、無自覚のまま繰り返していました。

その結果、
なぜ成果が出なかったのか。
その全体像については、こちらの記事でまとめています。

▶︎ なぜ私は5年間ブログを触り続けて成果が出なかったのか

なぜ私は5年間ブログを触り続けて成果が出なかったのか ──毎日“正解”を探していた話


まとめ:改善は“報酬”であって、“逃げ道”ではない

改善は、本来とても楽しい作業です。

  • 伸びている記事をさらに強くする

  • 読まれている理由を分析する

  • 小さな修正で成果が跳ねる

これは、結果が出た人だけが味わえる報酬です。

結果が出る前にやる改善は、
不安から目をそらすための逃げ道になりやすい。

もし今、
「また触ってしまいそうだ」と感じたら、
こう問いかけてみてください。

これは前進か、それとも安心を買っているだけか?

その問いに気づけた時点で、
あなたはもう、同じループには戻りません。

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