なぜ私は5年間ブログを触り続けて成果が出なかったのか ──毎日“正解”を探していた話

2019年から今日まで、私はほぼ毎日ブログの画面に向き合ってきました。
記事数は1,200本を超えています。
放置したことは一度もありません。
勉強も、改善も、自分なりに必死に続けてきました。

それなのに、納得のいく成果は出なかった。

「これだけやっているのに、なぜ?」
もしあなたが今、
「ちゃんと書いているのに伸びない」
「放置していないのに結果が出ない」
そう感じているなら、これは他人事ではありません。

▼4年前にこういう時期もありましたが、結局自分で壊してしまいました。

【独学ブログ】1000PV達成後にアクセス激減!200PVへ横ばい転落した理由と復活戦略 

その答えが、5年という月日を経て、ようやく見えてきました。
これは、真面目に頑張っている人ほど陥りやすい“罠”の記録です。


5年間、私が「努力」だと思って続けていたこと

私が毎日やっていたことは、客観的に見れば「正しいブログ運営」に見えたはずです。

  • 読まれていない記事の構成を、一からいじり直す

  • 過去記事のタイトルを、検索されやすい言葉に何度も直す

  • 表現を磨き、トレンドを追いかけ、常に「最新の状態」に整える

  • 内部リンクを張り替え、サイトの回遊性を高めようとする

私は自分を「改善を止めない努力家」だと思っていました。
でも、今ならはっきりと断言できます。

この“いじくり回す”という行為こそが、成果を遠ざけていた最大の原因でした。


「私はずっと“正解を探す側”に立っていた」

5年間、私がやっていたことの正体。
それはブログ運営ではなく、ただの「正解探し」でした。

「正解の記事構成は何か?」
「正解のジャンルは?」
「正解の書き方は?」

そうやって毎日、答えを求めて過去の記事を触り続けていたのです。

例えるなら、
**「畑を耕す前に、毎日種を掘り返していた」**ようなものです。

昨日埋めた種が気になって、翌朝には掘り返して
「ここじゃない」
「この種じゃない」
と、また別の場所に植え直す。

そんなことを繰り返していて、芽が出るはずがありません。
土の中でようやく根を張ろうとしていた植物を、
私は自分の手で、毎日引き抜いていたのです。

実は、この「正解を探して触り続けてしまう行動」には、
明確な心理的な理由があります。
なぜ人は不安になり、
なぜ記事を触ると一瞬安心してしまうのか。
その正体については、こちらの記事で詳しく書きました。

▶︎ ブログで成果が出ない人ほど「改善」をやめられない理由

ブログで成果が出ない人ほど「改善」をやめられない理由 ──不安と安心の、静かなループの正体


独学という「孤独な実験室」で守り抜いた信念

私はこの5年間、一度もブログコンサルを受けず、教材も買いませんでした。
ネットに転がっている情報だけを頼りに、独学でトライアンドエラーを続けてきました。

もちろん、コンサルや教材を否定したいわけではありません。
ただ、私にはこの遠回りしか選べなかった、というだけです。

「お金で正解を買う」という選択肢もありました。
でも、もしそうしていたら、
「種を掘り返してはいけない」
というこの真理に、心の底から納得することはできなかったと思います。

自分で転び、
自分で痛みを分析し、
泥をすすりながら立ち上がる。

その不器用なプロセスだけが、
誰にも奪われない「自分だけの資産」になる。
私は今でも、そう信じています。


ブログは「改善のゲーム」ではなく「供給量のゲーム」

5年間かけて痛感したのは、
ブログという世界の、極めてシンプルな真実でした。

ブログは、
芽が出る前にいじくり回す「改善のゲーム」ではありません。

どれだけ淡々と、市場に価値を供給し続けられるかという
「供給量のゲーム」だったのです。

では実際に、
記事数が増えても伸びない人と、
途中から流れが変わる人では、
何が違うのか。

記事数そのものではなく、
**書いた後の「扱い方」**に注目すると、
はっきりした差が見えてきます。

▶︎ 1,000記事書いても伸びない人と、500記事で芽が出る人の決定的な違い

1,000記事書いても伸びない人と、500記事で芽が出る人の決定的な違い ──記事数ではなく「触り方」の差

改善は、芽が出てからでいい。

芽が出る前に触れば、すべてがゼロに戻る。

感情を排して、70点の記事を30本、淡々と出し続ける。
それができる「仕組み」を作った人が、最後に勝ち残る。

機械が強いのは、そこに
「不安」も「迷い」もないからです。

人間である私は、不安に負け、
「まだ足りないのではないか」と種をいじり、
自分で季節を壊していました。


結び:成功談ではない。失敗の正体が見えた、という記録

この記事は、成功した後の回想録ではありません。
正直、まだ目に見える大きな結果が出たわけでもありません。

それでも、今ははっきりしています。

触らない。
焦らない。
季節を待つ。

動いている電車の中で、
どんなに暴れても、目的地には一秒も早く着きません。

私は今、1,200記事という土台の上に立ち、
1,500記事、2,000記事という「次の景色」を見据えています。

もしあなたが今、
自分の書いた記事が気になって、何度も種を掘り返しているのなら。
一度、その手を止めてみませんか。

そして明日もまた、
ただ静かに、新しい種を一つ植える。

その積み重ねの先にしか、本当の景色は広がっていない。
——少なくとも私は、5年かけて、そこに辿り着きました。

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