50記事。
文字にすれば数万、数十万ワード。
ようやく「書くこと」そのものには慣れてきたはずです。
けれど、肝心の収益やPVという数字は、ピクリとも動かない。
「今日もまた、誰にも読まれない壁に向かって文字を打つのか……」
そう思うと、あんなに軽かったキーボードが、最近はやけに重く感じていませんか。
まずは、はっきりさせておきたいことがあります。
あなたが今、壁にぶつかっているのは 「やる気がないから」ではありません。
ましてや、「文章のセンスがないから」でも、「継続力が足りないから」でもありません。
むしろ、ここまで走り抜けてきたあなたの努力は、すでに上位数パーセントの領域にいます。
では、なぜ成果だけがそっぽを向いているのか。
実は、成果が出ない人に共通しているのは、努力の量やテクニックの不足ではありません。
ただ、**「見ている場所」**が、ほんの少しだけズレている。
ただそれだけのことなのです。
かくいう私も、ちょうど50記事を書いたあたりで、全く同じ絶望の中にいました。
「このまま続けて、本当に光は見えてくるのか?」と。
この記事は、当時の私のように、暗闇の中で懸命に手を伸ばしているあなたに向けて書いています。
その「ズレ」を修正したとき、景色がどう変わるのか。順を追ってお話しします。
1. 努力が実らないときに、私たちが無意識に信じていること
50記事を書き終えた頃、多くの人が、ある「前提」を握りしめています。
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「記事を積み上げれば、いつか複利のように伸びるはずだ」
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「正しい情報を丁寧に書けば、いつか誰かに見つけてもらえる」
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「成功している人の型を真似し続ければ、自分もあちら側へ行ける」
これらは、決して間違いではありません。
そう信じてしまうのも、無理はありません。
なぜなら、ブログの世界では
「まずは100記事書け」
という言葉が、まるで絶対的な正解のように語られているからです。
ただ、ここに一つだけ、
小さくて、けれど決定的なズレが隠れています。
2. 50記事地点で起きている「視界の錯覚」
「数字が動いていない=これまでの50記事は無駄だった」
もしそう思っているなら、それは成果の測り方を、少しだけ間違えているのかもしれません。
水が沸騰する直前、表面は静かでも、水面下では激しく分子が動いています。
あなたの50記事も、それとよく似ています。
目に見える変化はなくても、内側では確実に“何か”が積み上がっています。
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書く筋力
1年前、1,000文字を書くのにかかっていた時間を思い出してください。
今は、もっと自然に指が動くはずです。 -
思考の言語化
ぼんやりした考えを、「言葉」という形にするスピードは、確実に上がっています。 -
自分の輪郭
50記事書いたことで、「書いていて楽しいこと」と「実は苦痛なこと」の境界線が、はっきりしてきたはずです。
今のあなたは、成果が出ていないのではありません。
成果が 「見えない形」で貯金されている状態なのです。
ただ、その貯金を換金する場所が、少しだけズレている。
それが、今起きていることの正体です。
3. 「ズレ」の正体――あなたは、どこを見て書いていますか?
では、その「見る場所のズレ」とは何なのか。
結論から言えば、
それは 「自分の中の正解」を見すぎている状態です。
50記事という山を登ることに必死になるあまり、
いつの間にか目的が
「記事を書き上げること」そのものにすり替わっていませんか?
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「評価される文章」を意識するあまり、本当は書きたい違和感を削ってしまう
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読者の悩みより、自分が書きやすい構成を優先してしまう
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誰かに向けて書いているつもりで、実は“数字”だけを見てしまっている
このズレは、50記事という
**「ブログに慣れてきたタイミング」**で、ほぼ必ず発生します。
いわばここは、
初心者から中級者へ脱皮するための、最初の分岐点。
そして、この地点で立ち止まれる人は、実はそう多くありません。
4. 視点を「1ミリ」外へずらす——今日からできる3つの軌道修正
大丈夫です。
ここから突然「神がかった記事」を書く必要はありません。
必要なのは、努力を増やすことではなく、
エネルギーを注ぐ**「方向」**を、ほんの1ミリ変えること。
① 「正解」を書くのをやめ、「反応」を探す
50記事書いたあなたは、もう「読みやすい文章」が書けています。
次は、教科書のような正解を書くのを、少しだけ休んでみてください。
読者が知りたいのは、完璧なまとめよりも、
**「で、あなたはどう思うの?」**という一次情報です。
Action
次の記事に、自分の失敗談や、世の中の定説に対する小さな違和感を、1つだけ混ぜてみてください。
② 「読者」を、たった一人に絞り込む
「みんな」に向けて書いた文章は、誰の心にも深く刺さりません。
50記事書いた今だからこそ、
過去の自分、あるいは身近な友人を一人だけ思い浮かべてください。
Action
その一人に返信を書くつもりで、キーボードを叩いてみてください。
その「狭さ」が、結果的に一番強い共感を生みます。
③ 「記事数」ではなく、「読者の時間」を積み上げる
100記事という数字は、ただの通過点です。
本当のゴールは、読者の貴重な時間を
**「この記事を読んでよかった」**という感覚に変えること。
Action
公開前に一度だけ、こう自問してみてください。
「この記事を読んだ人は、読み終えたあと、どんな気持ちや視点を持ち帰れるだろうか?」
5. 50記事は、まだ「プロローグ」の終わり
最後にお伝えしたいのは、
今のあなたは **「やっとスタートラインに立てた」**という、とても前向きな状態だということです。
50記事書いたことで、あなたの中には
「何が反応されやすく、何がスルーされるのか」を見極めるための
生きたデータが、すでに蓄積されています。
これを持たない未経験者とは、もう同じ場所にはいません。
これまでの50記事は、決して無駄ではありません。
それは、あなたが **「自分だけの勝ちパターン」**を見つけるための、壮大な実験データです。
視点を「自分」から「相手」へ。
その1ミリの転換が、次の10記事、20記事で、驚くような変化を連れてくるはずです。
さあ、その重くなったキーボードを、もう一度だけ叩いてみませんか。
新しい視点で書く次の1記事が、あなたのブログの運命を変える1ページになるかもしれません。
▼続きはこちら
50記事書いて心が折れかけたあなたへ。それは“失敗”ではありません
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