【Numbers】日付と曜日を効率よく入力する方法(簡単)

この記事をご覧の方は、ExcelではなくNumbersを使いこなしたいと思っている方ですよね?

現状では、Excelに比べてNumbersの情報は検索してもあまり出てこないのが悩みどころではないでしょうか?

そのため、日付と曜日を一つ一つご丁寧に入力しているという、非効率的なことをしていませんか?

もしそうなら、もっと効率的な入力方法がありますので、この記事でお伝えします。

Numbersは無料な上に、使い方次第でExcelには劣らないと思っていますので少しずつそのことを書いていきたいと思ったのが記事執筆のきっかけです。特にiPadを使う場合には。

Numbersに慣れたら有料Exceは不要になる!

 

では本題。

まず、キーボードを日付と時刻のモードにします。

ここが、Excelと大きく異なるところなので違和感があるかもしれませんね。

上の図では、キーボードの一番右上の「セル」から数えて三番目にカレンダーと砂時計が見えるのをタップすると、日付と時刻のモードになります。

キーボードの左の真ん中の緑で表示されているのがお分かりでしょうか?

ちなみに、その下の「期間」をタップすると別のキーボードになります。

この「日付と時刻」と「期間」の使い分けはNumbersを使いこなす上で重要なポイントです。

なので、あらためて記事にしたいと思っています。

 

さて、2024年11月のタイムカードを作成する場合、先頭の日付のセルに「2024/11/1」と入力します。

そして、右上の設定のイラストをタップして、フォーマットの項目をタップすると、この図のようなポップアップが出てきます。

それで、赤で囲った「日付と期間」をタップしてください。

そうすると、下記のように日付と曜日をどのように表示するのかサンプルが出てきます。

一番メジャーな表示は、11月1日(金)というものではないでしょうか?一応ここではそれを選択します。

そして、一番右下の「セル」と緑で書いてあるところをタップすると、下の図のようなポップアップが出てきます。

それで、「セルの自動入力」をタップしてください。

そうすると、このように11月1日が黄色く太めに表示されます。

それを、下にそのままドラッグしてください。

そうすると、このように1ヶ月分の日付と曜日が効率よく表示されます!

 

これで、Numbersで、効率よく日付と曜日を入力する方法をご理解していただけたでしょうか?

 

✂️ 応用編:曜日だけを別のセルに抜き出す方法

連続入力した日付(例:セルA1)から曜日だけを別のセルに表示したい場合は、TEXT関数を使います。これは、後の条件付き書式集計を行う際に非常に役立ちます。

  1. 曜日を表示したいセル(例:B1)に以下の関数を入力します。

    • =TEXT(A1, "aaa")

      • (表示例:金)のように、曜日を一文字で表示します。

    • =TEXT(A1, "aaaa")

      • (表示例:金曜日)のように、フル表記で表示します。

  2. B1セルを下までドラッグすれば、日付に合わせて曜日が自動で表示されます。


🎨 さらに効率化!土日を自動で色分けする方法

効率よく日付を入力できたら、次は条件付き書式を使って土日(休み)を自動で色付けしましょう。タイムカードやカレンダーの確認ミスが激減します。

  1. 日付を入力したセル範囲(例:A1からA31)を選択します。

  2. 右上の設定(ブラシのアイコン)をタップし、「セル」タブの「条件付きハイライト」を選びます。

  3. 新規ルールを追加」から「日付と時刻」を選択し、以下の設定をします。

    • 土曜日の設定:

      • 「日付が次の日と等しい」「土曜日」 を選択し、背景色を薄い青などに設定。

    • 日曜日の設定:

      • 「日付が次の日と等しい」「日曜日」 を選択し、背景色を薄い赤などに設定。

これで、ドラッグで日付を入力するだけで、自動的に土日がハイライトされます。

補足 NumbersはExcelに比べて情報量が少ない… それを補う

Excelでは、このようなことは基本中の基本でしょう。

しかしながら、Numbersではキーボードに違和感があったり、情報量が少ないため、このようなこともわかりにくいと感じている人も少なくないと思います。

でも、iPadでは、使い慣れてくると、ExcelよりNumbersの方が使いやすいと思うようになるに違いありません… 私がそうであったように。

情報量が少なくても、だんだん応用が効いてきて、関数の式の作り方もわかってきます。

ちなみに、1分単位の時間給計算を含めたタイムカードを作成したい場合には、下記のリンクの記事をご覧ください。

【完成版】Numbersでタイムカード作成方法(分単位の時給+給与計算まで)

今まで、Numbersでは時間とお金をかけた計算はできないのか〜と思っていたのが、あることに気づいたことであっさりできることに気がつきました。

残念ながら、このような情報は検索しても見つからない…

それで、お困りの方も少なくないのではないでしょうか?

少しでもお役に立てばと願っていますので、あらためて一つずつ短めの記事を作成していきたいと思います。

ということで、今回は以上にいたしますね。

最後に関連記事をご紹介して失礼します。

Numbersでセルの固定方法は分かりにくい?Gスプレッドシートと比較

では。

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