シャープ製ノーマルエアコンは確かに分解が難しい… ポイントは?実体験

今日のハウスクリーニングのワンルームの部屋には、シャープ製ノーマルエアコンでした。

2021年製でAC2508Cという機種です。

YouTubeで色々とエアコン分解動画を見ましたが、シャープ製は他のメーカーに比べてちょっと難しさがある印象でした。

ちなみにダイキン製が一番分解が簡単という実感があります。

ダイキン製壁掛けエアコンは本体カバー外しての洗浄は簡単 2018年製

でも、お掃除付きの機種ではありませんし、やるしかないので、いつもより慎重に時間をかけて分解してみたらできました!

一度やると分解のポイントとコツが分かるので、次からは自身を持って作業にかかれます。

 

では、早速実体験を書いていきます。

まず、コンセントを抜いて正面パネルとフィルターを外す、これは誰でもできますね。

次にルーバーを外すわけですが、真ん中の本体と接続している部分が穴に入り込んでいるタイプではなく、「J」の字のフックにハマっているタイプなので、ちょっとばかり違和感が… ここで、ダイキン、日立、霧ヶ峰のように穴に入り込んでいるタイプと同じ外し方ではダメ… いつまで経っても外れません。

ここでちょっと苦戦しましたが、似たような機種のYouTubeの分解動画を見ると、ルーバーをゆっくりと前回しで羽の裏側が全部自分の方に見える状態にして、スッと上向にやや自分の方に引っ張ると、嘘みたいに簡単にフックが外れました。後は簡単、左右の順番で両サイドの爪を外すだけ!

やった〜 ルーバーが取れた。フック状にかかっているルーバーはこんな感じで外すのですね。決して力は不要です。もし、力を入れているとすればルーバーに負荷がかかっているので、破損の原因になるので注意が必要です。

しかし、下に送風口の向きを変える部品がついてますね。これも4つぐらいの爪で引っかかっているだけなので、ペキペキと簡単に外れるみたいですが、今回は外しませんでした。結構カビがあったので外した方が綺麗になるのですが、外さなくてもカビキラーと細い刷毛で綺麗になるからです。

 

さて、本体カバーの分解に入ります。

ここも他のメーカーよりガッチリついているので、ちょっと苦戦しました。でも、落ち着いて冷静に外していきます。

この機種はネジは2本だけです。左側に奥まったようにしてネジが見えている、これが一つ。もう一つは右側のここ。

ネジが二つだけと書きましたが、この部分にはカバーがついていて、それにも同じネジがついているので、本体とカバーは2つのネジでついているのですが、厳密には3つのネジを外す必要があります。ここの小さなカバーは写真を撮るのを忘れましたが、外すのは簡単です。

ネジが外れたのはいいのですが、他の機種だとこの時点で多少グラグラとしてきますが、この機種はビクともしていない… どうやって外すの?

まずは、カバーの一番下に3個の爪で引っかかっているので、その部分を下から手前の上に少し揺すりながら力を入れて引っ張るとパチっと爪が外れました。確か3つだったと思います。

それで少し下がグラグラしてくる感じになるので、次に上の3つの爪を外すわけですが、これが結構硬い…

天井から覗き込んだ上の部分に3つの爪でついているのがわかります。それぞれの爪を少し下に押し下げながら、カバーを手前の方にやや上向に引っ張るとパチっと爪が取れました。3つとも外してください。

ここまでくるとかなりグラグラになりますが、まだ真ん中にしぶとく爪がついている…

この真ん中の爪を外すにはグラグラになった本体カバーを上に向けて少し力を入れてゆすると、一度に全部の爪が外れました。これでやっと全部の爪が外れたわけです。

しかし、爪がいっぱいある機種ですね〜 ご丁寧な構造です。

これは外した本体カバーですが、こんなにも爪がついていました。写真に全部写っているわけではありません。

これが外した部品たち。

全部おさめることはできませんでしたが、外すとこんな感じですね。

 

さて、ここまで外れたら後の洗浄は他のメーカーと同じですが注意点があります。

ファンに洗剤を噴霧してからそれを流すために勢いよく水を噴射すると、逆に真ん中のドレンの正面からカビが含んだ水が漏れてくるんですよね。この機種は…

まあ、ここからの漏れはタオルで拭けば解決するので大きな問題ではありませんが、初めてだとちょっと違和感のありました。

これが洗浄した汚水です。

結構なカビ汚れでしたね。でも、それだけ汚れが取れたということでもあります。

 

このような経過で、外した部品と本体の冷却部分とファンなど洗えるものは全て綺麗になりました。

慣れなかったので、他の機種よりちょっと苦労しましたね。

 

シャープ製ノーマルエアコンの分解のポイントのまとめです。この機種だけに当てはまることかもしれませんが、その点はご了承いただけますか。

  • ルーバーを外すコツは、ゆっくりと裏側が自分の方に向くように前に回して、その角度で、少しの力で上向にポコっと外す
  • 本体カバーはネジを3つ外したら、まずは一番下の3つの爪をゆすって外し、次に天井部の3つの爪を少し下に押し下げてその付近の本体を上に引っ張って外し、最後に真ん中の複数の爪は本体全体を手前上に傾ける

これらのポイントを踏まえることで、苦戦することなく、破損することなく本体カバーを外せることでしょう。

シャープ製のノーマルエアコンの洗浄で本体分解に慣れていない方の参考になれば幸いです。

では。

ヤニだらけの壁掛けエアコン(霧ヶ峰)は本体カバーを外して簡単に洗えました

 

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