浴室床の溝のしぶとい汚れ→100均のスクレーパーが効果あり

ハウスクリーニングの作業で手こずるのが浴室の床の溝に入り込んで固まった汚れですね。

洗剤を噴霧してから、シャカシャカとブラシで擦って白く泡立ってきた時に、シャワーで水を流すと、「あれ、取れてないやん」となってやり直し。これでは効率悪いですね。

写真で見ると、このような状態。

典型的な風呂場の床ですが、溝の色に注目してください。

青丸の箇所の溝はほぼ汚れはありません。

ところが赤丸の部分は結構汚れがついています。上から見ても黒汚く見えてしまうのでなんとかもうちょっとスッキリさせたいです。青色の箇所のようになれば合格ですが、そこまでいかなくても、違和感ないくらいになればいいでしょう。

この写真の状態の前に油汚れのアルカリ洗剤をたっぷりまぶしてから、数分おいてチャンネルブラシで擦ったのですが、それほど効果はありませんでした。

あれ? 皮脂汚れだったら、多少でも洗剤に反応するはずなのになんでだろ?

もっと熱い湯でつけておいた方がよかったかな… 熱湯を投げ込みヒーターで沸かすのが面倒だったので割愛したのですが、ちょっと後悔…。

その後カビキラーを噴霧してまぶしてみました。これもあまり効果を感じられなかったですね。

 

長くなりましたが、ここにきてようやく本題。

洗浄後に100均で売っている引っ掻くタイプのスクレーパーで溝を擦るのが、意外にも一番効果があったという話をしたいと思います。

ひっかくタイプのスクレーパー→ハウスクリーニング作業の必需品

この話には、異論があるとは思いますがそれはそれとして。

 

先程の写真には、100均で売っている多目的クレンザーが写っています。

それをつけて、100均の焦げ取りスポンジで溝の沿って縦横に擦ると、ある程度効果はありました。

100均の焦げ取りスポンジ→玄関や洗面の床を擦るのに超おすすめ

というのは、擦ると泡だったのは洗剤やカビキラーと同じような感じでしたが、シャワーで流した時に、若干赤い汚水が出てくるんですよね。

つまり、研磨剤とスポンジが溝に入り込んだ時に、しぶとい汚れにある程度反応しているのでしょう。それでも、すきっとした感じにまではなりませんでした。

では、どうするか?

もう一度熱湯を試してみる? お湯の効果はどのような汚れにも抜群だからね。

とはいえ、時間がなかったのでできませんでした。

この時も、お湯で作業するなら現場に着いた時にすぐに沸かすべきだと痛感しましたね。

 

さて、悩んでいても始まらない。

もうこれ以上取れないと言い訳するか…

と言っているうちに床が乾燥した時に、溝の石鹸カスが取れていないところがくっきりと白く出てきました。いやらしい。

そこで、それは洗剤を噴霧してブラシで擦るというのはやめて、引っ掻くスクレーパーで溝の白いのを削り落としました。その方が早い。

 

それをしているうちに、ふと、この汚れもスクレーパーで引っ掻いた方が早いのでは?と思いました。思ったらものは試し。

縦の溝を引っ掻いてみました。あれ取れてる?

横の溝はなんか汚らしく汚れているのがわかりますか?

しかし、擦った縦の溝はだいぶ綺麗になっている。おっ、発見か?

スクレーパーの先に細かい白い粒子がついています。汚れは若干茶色がかって見えますが、実際には白か薄いグレーという感じです。

つまり石鹸カス?でもないような気がします。石鹸カスは溝に入り込んだら綺麗な?白でくっきりと出てくるのでわかります。

 

だとすると、この汚れはなんだろう?

足で踏む場所だから体から汗、つまり皮脂汚れがベタっと溝に固着した?

そうであれば、その落とし方で攻める必要があります。

 

「皮脂汚れ」「溝」で検索してみました。

すると、酸素系漂白剤をまぶして、お湯をかけて1時間くらい反応させる、それからブラシで擦るという方法が紹介されていました。

酸素系漂白剤か? 一つ備えとこうかな、と思いましたが、アルカリ洗剤でも同じ効果が出るような気がする…

お湯である程度の時間反応させるのがミソであれば、次回試してみます。

 

さて、結局自分はどうしたのか?

とにかく一本一本縦横にスクレーパーで擦りました。と言っても10分もかかってないです。

なんとかスクレーパーでこれくらいにはなりました。

スッキリ!というところまではいってませんが、今回はよしとします。

乾燥してから上から全体的に見るとこんな感じです。

屈んで近くで見れば気になりますが、立った視線でパッと見た感じはほぼ気にならないのではないでしょうか?

ということで、色々試してみたので作業時間がかかりましたが、溝に沿ってスクレーパーで擦るのが傷がつかず一番おすすめかなと思った次第です。

このように真っ直ぐな溝ならスクレーパーが使えますが、鱗状の凸凹の溝はこの道具では話になりません…

金属製のチャンネルブラシで擦る動画が紹介されていました。凸凹の山の部分に傷がつきそうで怖いですが力の加減で大丈夫なのかな?自分でも試してみたいと思います。

スクレーパーを使う前準備として、お湯でしばらくの時間反応させるということも今後は含めたいつつ…

では今回はこの辺で。最後までご覧いただきありがとうございました。

風呂場のひどい石鹸カス汚れ→2時間かけてピカピカ

 

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