ハウスクリーニング作業反省日記　風呂場の壁に傷つけた　自信があっても固いものを使うのはNG

私は長年ハウスクリーニングの作業を続けています。

今でも、1日の作業を振り返ると一つや二つは反省点が見つかるものです。

今後の改善のために、日記として短く記録をつけることにしました。もちろん、作業でよかったと思う発見も短く記録していきます。

今回は、デリケートな風呂場の壁に気をつけていたはずなのに傷をつけてしまった…

そんなお話です。

さて、傷つけた風呂場の壁はこんなイメージです。

鏡の面の壁は光沢はあるけど、非常にデリケート。

新しい時は、おしゃれなデザインと思うかもしれませんが、こんな場所が汚れないわけがない…

綺麗好きな家の人がムキになって清掃すると傷がつきまくるだろうなあ、といつも思っています。

この壁は、頑固な石鹸カスや水のカルキ汚れをなんとか取ろうとして、洗剤をつけつつ硬めのスポンジで擦る人もいますが、絶対NG。

汚れがうまく取れないばかりか、擦り傷が見事に残って余計に気になることになるでしょう。

では、どうすればいいのか？

経験上ここに付着するのは、石鹸カスかカルキ汚れがほとんどなので、酸性の洗剤を使って柔らかいスポンジで撫でるのがベストだと思っています。

私は濡れた大きめのメラミンスポンジで撫でています。濡れたメラミンなら撫でる程度で傷がいくことはありません。

ですが、このお風呂場の石鹸カスは分厚くなかなかサラッとしなかったので、焦げ取りスポンジで軽く撫でてみようと思いました。先程の写真の水道の下の部分です。(赤い矢印)

それで回すように撫でても汚れがなかなか取れず、いつのまにか力を入れすぎるた…

そうすると、壁の表面のフイルムのような膜が破れたような傷がついてしまった(反省)

たまたま、上から見ても目立たないところだったのが救いですが、汚れが取れないからといってこの壁に固いものを使ってはいけない、と肝に銘じた瞬間です。

どんなに汚れがひどくても、面倒ですが柔らかいスポンジで根気よく撫でるしか方法がないように思えます。

擦っていてだいぶサラッとしてきたなあ、と思っても完全に乾くとうっすら石鹸カスが出てくるものですね。その時に、あらためて酸性の洗剤をやらかい雑巾につけてあらためて擦る、それを綺麗な乾拭きタオルで拭きあげると白い汚れが取れてくる…

なので、洗っている時に一発で汚れを完璧に除去しようとムキになるよりも、ある程度綺麗になった段階で残った汚れはもう一度最後に処理しようと割り切るのが賢明だと思いました。

ムキになると、ベテランでも力余って素材を傷つけますよ。自分ならわかっているから大丈夫と思っていても、人間は失敗もつきものですから。

逆に言えば、固いものさえ使わなければ、よっぽど力を入れすぎない限り傷つける心配はないでしょう。

そんな反省をしました。当たり前に聞こえるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

では。