【風呂の鏡のウロコ】酸性洗剤&流水しながらカッター刃でOK!

はじめに

 

ハウスクリーニングの作業員の方へ

風呂場の鏡のウロコ取りは結構手こずりませんか?

 

エムケン
エムケン

鏡のウロコは、時間が経てば経つほど簡単には取れません。ところがわりと簡単な方法でそこそこきれいになる方法に実体験から気付きました。

 

ハウスクリーニング30年の実体験からお伝えしますが、前提として電動工具などの機械を使った作業方法ではありません。

下記の道具を使って水ですすぎます。

  • 酸性洗剤
  • カッターの刃

 

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電動工具で磨くという話ではない

 

鏡のウロコ取りに、電動工具で時間をかけるとそれなりにきれいになるかと察します。

でも、わたしはそのようにしたことはありません。

 

その大きな理由は、受けた仕事の金額を考えると鏡のウロコとりだけに時間をかけていられないからです。

ウロコは本当に取れないなら仕方ないですむので、出来るだけ時間と費用をかけないできれいにしたいと思っています。

どんなウロコでも絶対とれるという洗剤や方法の情報があるかもしれませんが、鵜呑みにしない方がいいでしょう。

 

エムケン
エムケン

そんなのありえない…

 

それに電動工具だとうまくやらないと鏡に傷がついてしまう不安があり、一旦傷がついてしまうと自分の過失になるのがイヤですね。

さて本題に入りますが、この記事で言及している風呂場の鏡のウロコの状態とはこんな感じです。

 

風呂場の鏡のウロコの状態

 

風呂場の鏡のウロコの汚れはこのような状態です。

 

 

上の写真は鏡の右上の部分で、下は鏡の真ん中の上の部分です。

 

 

鏡の上の方にまでウロコがついていて汚らしいです。

鏡は結構高額なので、傷がつかないように作業しなければなりません。

さてどうしたものでしょうか?

 

まずは、鏡全体に一番適正な洗剤をなじませて汚れを浮かすことが基本です。

 

万人にオススメの酸性洗剤

 

今まで色々な酸性の洗剤を試してみました。

その中で、洗浄力と人体に優しいという観点から、下記の「オールスキット」という洗剤が使いやすいと思っています。

 

 

もちろん、自分が使っているからここで取り上げているのですが、1リットルだと1500円くらいなので手頃ではないかと思います。

4リットルボトルだと4000円くらいですね。

鏡の鱗の汚れに染み込ませるだけだとそんなに消費しないので、1ボトルで半年かそれ以上もちます。

【つやげん:オールスキット 4L】

 

エムケン
エムケン

余談ですが、洋式トイレに水を抜いてから、原液をコップ1杯くらい注いで放置しておくと、ガチガチにはりついている黄ばみがスッキリしました。

では作業の手中です。

 

作業手順

 

一人で作業したので写真が撮れなかったので、文字による説明になってしまうのですがイメージしていただければ幸いです。

 

洗剤を鏡全体になじませて5分放置

 

まずオールスキットの原液の適量をスポンジの柔らかい方にのせます。

それを鏡全体になじませて5分放置すれば作業前の仕込みはOKです。

 

流水しながらカッターの刃と市販の鱗とりで鏡を滑らせる

 

次にシャワーで鏡を流水しながら、鏡の下から上に行くようにカッターの刃を滑らします。

流水しながらであれば、鏡にカッターの刃を滑らせても傷はつきません。

その後、ホームセンターで売っている鱗とりで、流水しながら鏡に対して回しながら滑らしました。

流水する時にちょっとコツがあります。

 

流水時のコツ

 

流水の向きは上から下で構いませんが、

鏡は下の方から上に向かって進めていくのがポイントです。

その理由は、上から下に流水すると、流す位置から下の部分の洗剤全てが流れてしまうからです。

エムケン
エムケン

せっかく洗剤が汚れを浮かせて頑張っているのに、それを自ら邪魔するなんてもったいない…

 

カッターの刃だけでなくウロコ取りも使って同じことをしてみましょう。

 

カッターの刃だけでなく、ウロコ取りも使うとさらにバッチリ!

 

流水しながらカッターの刃に加えてウロコとりを使ってみることもおすすめなのは、

カッター刃とうろことりでは道具の特性が異なるからです。

カッターの刃で取れなかったウロコが、ウロコ取りで落ちることがあります。

 

エムケン
エムケン

そうすることで、それぞれの長所が生かされているわけですね。

 

加えて、油汚れ用のマジックリンを鏡に馴染ませると、面白いようにスルスル滑って気持ちよくこすれます。

マジックリンも万能洗剤として、いつでも1本備えておくと便利です。

 

2回同じ作業を繰り返すとさらに汚れが落ちているのが分かる

 

作業後、乾拭き雑巾で拭き取って仕上がりを確認しました。

乾くと汚れがまだ残っていたので、上記の作業をもう一度繰り返すと1度だけの作業の時よりは汚れが落ちていました。

同じことを2回繰り返すと効果が高まります。

 

仕上がり状態

 

2回作業を繰り返して乾拭きしたらこんな感じになりました。

 

 

近くでよく見ると、ウロコ100%がとれているわけではありませんが、遠目では気にならないくらいにはなりました。

中央からも仕上がりを撮りました。

 

 

最初の状態よりはずっとクリアになりました。

お風呂場の入り口から写真を撮るとこんな感じです。

 

 

お風呂全体の仕上がり写真で鏡に注目しますと、バスタブがピカピカに映し出されているのに伴って鏡もきれいに見えます。

自分では取りきれなかったウロコが気になるかもしれませんが、何も言わなければ相手からはきれいに見えること間違いなしです。

それに中古物件ですし、十分満足していただけるでしょう。

 

それでも、どうしても気になるならお金を出して新品と交換してくださいませ。

とお願いしたらどうでしょうか。

 

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終わりに

 

冒頭で述べましたように、電動工具を持ってきて時間をかけるなら、もっと綺麗になるかもしれません。

しかし仕事単価を考えると、そこまでしていると採算合わないのが現状だと思います。

できるだけ時短しながら、中古物件レベルでほぼ満足していただけるので、作業方法として参考にしていただけるのではないでしょうか。

最後にハウスクリーニングを時短するためのアイデアやノウハウに関して過去に書いた記事を紹介して終えたいと思います。

【ハウスクリーニング】はやく仕上げる効率的な作業の手順とコツ

では。

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