はじめに
ハウスクリーニングでガラス面を洗う時に、今までは中性洗剤を使っていましたが、洗剤を使うのはやめました。
洗剤を使うとかえって垂れ跡が目立ってしまうから…
ですが、例外の状況もあり。
それは、タバコのヤニがひどい時と、キッチンのすぐそばにある窓です。
では早速、どのようにガラスサッシを洗剤なしで清掃しているのか参考までにお伝えします。
スポンサーリンク
意外と外側より内側の方が汚れている
ガラス面の内側には、人間の手垢と何かのシールやテープ跡がいっぱいついています。
なので、雑巾で拭くだけでは綺麗になりません。
では、どうするのか…
まずは、雑巾でガラス面を濡らし、シールやテープ、内装工事のボンドやペンキなどをこのようなタイプのカッターナイフで滑らすようにすれば全て綺麗に取れます。
因みにナルビーのカッターです。
ネットで購入できますが、個人的にはこれが一番使いやすいです。
100均にも少し小さなものが売っていますが使いにくかった…なので道具はケチらず使いやすいものがいいですね。
その後、手のひらサイズの水で濡らしたメラミンスポンジでガラス面をなでて、100均のお風呂場スクレーパーで、横向きにワイパーのように水分を切っていくだけ…
こんな商品です。
もちろん角をきちんと決める。
ガラス面の枠の水滴と目視で残った水滴をマイクロクロスで吸い取るようにして完了です。
外側の面は水分を含んだメラミンスポンジでなでてスクレーパーで水分を切るだけ
ガラス面の外側は汚く見えますが、意外に内側より汚れていません。
雨や排気ガスなどの汚れですが、たっぷりと水を含んだメラミンスポンジでガラス面をなでて、先ほどのスクレーパーで切るだけで綺麗に!
以前はホースでジャバジャバ洗っていましたが、かえって必要以上に引き取らなければならなくなるのでやめました。
ガラス枠もメラミンスポンジでなでれば汚れは取れますし拭き上げ不要。
なんと手間要らずなのでしょう!
外側も完了したらこんなイメージになります。
メラミンスポンジはだいぶ汚れてきていますが、バケツの水でこまめに洗うとガラス面に汚れが残りにくいです。
水分を全面拭き上げるわけではないので、乾拭きタオルもだいぶ使えます。
障害物がない透明一色のガラス面が一番やりやすいですね。
スポンサーリンク
すりガラスは乾拭きで軽く埃を除去して部分的にメラミンスポンジでこする
以前はすりガラスは中性洗剤を少し混ぜたスプレーを噴霧してスポンジでこすり、乾拭きで仕上げていました。
その方法では、洗っている時には綺麗になった感があるのですが、乾燥した時に白くムラになってしまうのです。
これではいけないと思い、思い切って洗剤を使うのはやめました。
埃などの表面についている汚れを乾拭きする程度で十分だと思います。
若干黒いカビがついていれば、メラミンスポンジで濡らして、100均の焦げ取りスポンジでこすり、乾拭きタオルで水分を吸い取る、これで綺麗に!
こんな感じで、陽を当てて見てもムラにはなっていません。
ヤニや油が酷くない限り、ホースの水でジャバジャバ洗うのはかえって拭き取るのが面倒になり効率が悪いと思うようになりました。
でも網戸はホースを使った方が早いです。
この記事の洗浄方法は、網戸を最初にホースで洗ってからの話
ガラス面はこのように清掃しますが、それは順序として網戸を洗ってからの話。
網戸はいきなり水で濡らす前に、大きめのスコッチで(ドラッグストアで買える)埃や排ガス汚れを全てこすり落とします。
それから、ホースの水で流すと大方綺麗になることに気づきました。
一応両面の水分をタオルで吸って、それからもう一度ホースの水で網戸を流すと自然乾燥で綺麗になります。
この方法で網戸を拭かずに外側のガラス面に入れるので少しばかり時間の節約にも!
網戸をホースで流す時にちょっとしたコツがあるのですが、それは下記の記事で。
【ハウスクリーニングの小技】手間をかけずに網戸をきれいにする方法
スポンサーリンク
レール周りはメラミンスポンジで汚れを吸い取る
レール周りも今までは水洗いしていました。
その後、自然乾燥だけでは汚れが残ってしまうので拭き上げる動作が必要になります。
手のひらサイズで使っていたメラミンスポンジで、少し薄くなってきたもので、スーッと溝をなでるだけで汚れを全て吸い取ってくれることに気づきました。
後で拭き上げの必要がないのがいいですね。
ガラスの場合は途中で止まってしまう部分があるので、そこは薄い刷毛でさっとこそげば、溜まっていた埃などの汚れを隅々まで除去できます。
メラミンスポンジでなでる時も刷毛を使う時も、一発で汚れがを落とすにはコツがいりますが、慣れれば難しいものではありません。
では、タバコのヤニや油がついているガラスはどうすればいいのでしょう?
ヤニや油汚れのガラスは手間がかかる
ヤニや油汚れは基本的にはアルカリ洗剤で落ちます。
軽度なら、マジックリンがおすすめです。
この場合は、一旦洗剤をたっぷり噴霧して満遍なくメラミンスポンジで伸ばした後に十分にホースですすぐ必要があります。
ヤニがすごいようなら、業務用のアルカリ洗剤の方がマジックリンより効果的です。
このようにして、ヤニや油汚れを除去してから上記の作業を一からしなければならないので、時間と手間が倍以上になってしまいます…
水ですすぐ時に、内側の床の養生が必要ですし、汚れのタレ跡が残らないようにするための作業のタイミングのコツがあるのでちょっとしんどいかもしれませんが、諦めて頑張るしかないですね。
ということで、通常のガラスサッシの清掃で洗剤やホースの水でジャバジャバ流す必要がないことに気がつきました。
うまくやればこの方法で作業時短にもなっています。
終わりに
言い忘れていましたが、ガラスの掃除でカビがひどい時があります。
その場合もカビ除去が先です。
カビ落としについては、過去に記事を書きましたのでそちらをご覧いただければ嬉しく思います。
ゴムパッキンのカビは頑張れば取れるのですが、下記の方法は窓ガラスのゴムパッキンにはおすすめしません。枠が変色するからです。
パッキンの黒カビ→カビキラー+梱包テープ密着で5時間(体験レポ)
では、お互いに要領よく楽しんでハウスクリーニングに励んでまいりましょう。
コメント