はじめに
ハウスクリーニングできれいに仕上げるためには、洗浄後の乾いた状態で仕上げ拭きすることが不可欠です。
雑巾で仕上げ拭きすると、きれいにはなりますが、逆に毛埃がついたりします。
それで同僚から勧められて、テラモト社製のTioTio(ティオティオ)加工のお掃除クロスで拭き上げを試してみました。
これです。
思ったより良かったので、おすすめできます。
この記事では使ってみた感想をレポートしたいと思います。
因みにわたしは50代男性でハウスクリーニング歴かれこれ30年になります。
【ハウスクリーニング】少しでもはやくきれいに仕事するコツ2選
TioTio(ティオティオ)クロスの用途(能書き)
早速、能書きを読まずに経験で試してみましたが、原点に戻り使用用途をまずご紹介したいと思います。
このように書かれていました。
このクロスの用途は掃除というより、制菌や抗菌が目的ですね。
確かにコロナ禍にあってそれは大事なことです。
ですが汚れをきれいにすることがわたしの仕事なので、その視点で書いていきたいと思います。
説明によると以下のような箇所の拭き上げに使えます。
- 鏡・ガラス
- テーブル
- ドアノブ
- スイッチ類
- ステンレス
- 飛沫防止パネル
このように書いてありましたが、もっと色々な箇所で試してみました。
もっと色々な箇所に応用してみる
わたしは洗浄後の乾いた箇所のもっと色々な箇所で使ってみました。
- キッチンやバスルームのタイル
- 各種扉周り
- バスタブや洗濯板や洗面台
洗浄した後は汚れが全部取れたように思えるます。
ところが乾いてから見ると微妙に石鹸カスや油の飛び散りが見えてきます。
例えばこんな箇所で…
取り外し可能な歯ブラシ入れのケースがついているタイプの洗面台がその一例です。
乾いてからよく見ると、白い汚れが残っていたりします。
洗面台には内装作業後のノリ跡が付着しています。
洗浄する時にだいたい落ちるのですが、100%取れていません。
残りのわずか数%の付着物をこのクロスで拭き上げました。
それが結構よく落ちました!
なかなかです。
今度から洗浄をもう少し手早くして、仕事の最後にこれで拭き上げ作戦に変えようと思いました。
労力や時間の節約になることは間違いないです。
こんな箇所は仕事の最後に仕上げ拭きすると見た目の印象が大きく変わる
代表的な例はキッチンの手で触る部分です。
コンロの差し込み口はあまり触りませんが、ピカピカに光らせると見た目の印象が絶対いいです。
キッチンの流しの部分は最も目につく箇所です。
ここは絶対ピカピカにして帰りましょう。
洗面台の蛇口も洗浄後に微妙な汚れがついていることがあるので拭き上げを忘れずに!
写真には収めませんでしたが、各種スイッチ、ドアノブ周りもこのクロスできれいになりました。
光るものは光沢が蘇りました。
鏡を拭く時にはちょっと注意した方がいいです。
鏡を拭くと逆に汚れをつけてしまうことがある
鏡を洗浄した跡にこのクロスで乾拭きに使うと、逆にクロスに付着した汚れを鏡につけてしまいました。
面積の広い箇所のから拭きにはちょっと不向きだと思いました。
これは鏡には不向きという意味ではありません。
鏡の部分的な汚れをぬぐうように使うのはありだと思います。
全面をから拭きするのはおすすめしません。
さて使ったこのクロスはどのように手入れしたらいいのでしょうか?
使ったクロスの手入れ
使用後は水やぬるま湯ですすぎ洗いし、広げて直接日光の当たらない場所で乾燥させてください。汚れがひどい場合は、中性洗剤で洗い流してください。
と書いてあります。
わたしは使用後はいつも自分の家のキッチンで2分くらいすすいで、適当に乾燥させています。
これで次の日も使用できます。
注意点はドライクリーニング、塩素系漂白剤や柔軟剤を使って洗濯はしないことです。
つまりそもそも汚れのひどいものを拭く用途で使用しないことが、クロスを長持ちさせるコツです。
間違っても汚いものを拭くのは避けています。
一度洗浄したものを再度拭き上げるためだけに使用することにしました。
使用上の注意の説明の中から、当たり前の部分は省いて見落としがちな点だけ最後に添えたいと思います。
TioTio(ティオティオ)クロスの使用上の注意
- アイロンはNG
- 車のボディー、木製品、革製品、紙類にもNG
- パソコンやテレビの液晶画面の表面加工によっては傷がつくので注意
- 力を入れて使用しない
- 清掃面に固いゴミや砂などがついたまま拭くと傷をつける原因になる
- 化学薬品などを併用して使用しない
自分が気をつけていることはそんなところです。
では結論です。
終わりに
結論から言えば、このクロスを最後のから拭きに使用するようになってから、ハウスクリーニングの効率がかなり上がりました。
要するに最初に水に溶けない汚れを全て掃除機で除去します。
次に水に溶ける汚れはホースを使って出来るだけ落として洗い流します。
メラミンスポンジで軽く擦りつつ水を流すと、さらにきれいに汚れが落とせる印象があります。
乾いてからこのクロスで拭き上げるという手順で作業することです。
洗浄した後、きれいになったつもりで現場を出て、完全に乾いてから汚れが見えてきて後で汚れのご指摘を仕事の依頼者から受けることがあります。
再度、その手直し作業のためにかけつけるというのは非常に面倒なことです。
それを未然に防ぐためにTioTio製クロスは大いに活躍してくれます。
興味のある方はお試しください。
最後に仕事のクレームに関してどのように対処したらよいのか経験からご案内します。
よかったら下記の記事もご覧ください。
参考になれば幸いです。
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