【ハウスクリーニング】アクセス4,000回突破!作業効率&時短の最新ポイント2選と具体的な手順

はじめに

 

この記事は、ハウスクリーニング作業の効率を極限まで高めるために、私の30年にわたる仕事経験と、読者の皆様からのフィードバックをもとに、特に「二度手間をなくし、洗剤の使用を最適化する」ための具体的な手順を加えて大幅にリライトしたものです。

部屋の大きさや汚れの程度に左右されますが、ハウスクリーニングは重労働。

「手間をかけずに、はやく、美しく」終わらせるスキルは、作業単価が厳しい現代において、ますます重要になっています。

本記事では、「いかに無駄な時間と手間をかけずに仕事を完了させるか」に焦点を当て、以下の2点に集約される時短の原則を、さらに具体化して解説します。

  1. 順序よく、 「濡らさないドライ作業」 を徹底すること
  2. 必要以上に道具や物を室内に持ち込まないこと

 

作業効率アップのポイント① 順序よく、「濡らさないドライ作業」を徹底する

 

作業効率を上げる最大の鍵は、二度手間を防ぐ「順序」です。特に、「濡らす前に、乾いた汚れを徹底的に除去する」工程は、後の水洗い・洗剤作業の効率を劇的に向上させます。

 

【最重要】「髪の毛」への徹底したドライファースト対策

 

髪の毛は、濡れた雑巾やスポンジに絡みつくと、道具の洗浄や拭き取り後の仕上がりに影響する強敵。これを防ぐため、以下の「ドライファースト」原則を徹底します。

  • 初期の髪の毛・埃の除去:
    • 床や棚などの軽く付着している汚れは、まずダスター(特に毛足の長いタイプ)で、髪の毛や埃を絡めとり、その後掃除機で可能な限り吸い取ります。
    • 濡れた雑巾を使うのは、このドライ作業でほぼ全ての髪の毛・埃を除去した後にしてください。最初に濡らしてしまうと、髪の毛が水と混ざって床や道具に固着し、除去が格段に難しくなります。
  • 浴室の髪の毛(別途作業):
    • 浴槽や床のぬめりに絡みついた髪の毛や大きな汚れは、水洗い前にゴム手袋などでできる限り集めて吸い取るか、ゴミとして除去する別途作業を行うことで、排水口が詰まるのを防ぎ、後のスポンジやブラシへの絡みつきを防ぎます。
  • 網戸の汚れ:
    • 網戸も同様に、濡らす前に絡みついた埃や土埃をできる限り叩き落とすか、ブラシやドライタイプのシートで払い落とします。先に濡らすと、埃が絡み付いて粘着性を持ち、余計に厄介になります。
  • 窓の外側・レール周り:
    • 窓の外側のレール周りなど、乾いた土埃は乾拭きや掃除機だけで綺麗になります。無理に濡らして泥状にせず、ドライな状態で除去を済ませます。

 

作業全体の時間を「奥と手前」の2分割で考える

 

ハウスクリーニングの作業時間を部屋の間取りや汚れの状態によって見積もりましょう。

間取りによって一概に言えませんが、標準的な2DKの間取りの部屋という前提で話を進めます。

【午前中の目標】キッチンに通じる扉の奥の部分全てを終わらせる

キッチン、ベランダ、ガラスサッシ2箇所、和室(押入れ、エアコン拭き、畳掃除機がけ)など、奥の部分を終わらせます。

【重要:初期準備】

  • お風呂場、洗面台、洗濯パン、トイレなどは、作業効率を上げるため、午前中の最初にカビキラーなどの漂白剤を充分に噴霧して前処理(つけ置き)をしておくことが時短の鍵です。

 

【新手順】洗剤の使用量を最適化する効率的な水回り洗浄フロー

 

洗剤は強力ですが、水洗いだけで落ちる汚れに使うのは非効率です。

水洗いをうまくやれば、洗剤の多量使用は必要ありません。前処理の効果を最大限に引き出し、洗剤の消費を抑えるため、洗浄は以下の順序で行います。

  1. ざっくり水洗い(初期除去):
    • 最初にホースとメラミンスポンジやブラシなどを使用し、ざっくりと水洗い(またはお湯洗い)をします。
    • ここでの目標は、水やお湯だけで落ちる汚れ(石鹸カスや湯垢の一部、軽度の皮脂汚れ)を全て除去することです。この工程を丁寧に行うことで、洗剤が必要な汚れの範囲を大幅に減らすことができます。
  2. 洗剤(マジックリンなど)の使用:
    • 初期除去後、残った油汚れや皮脂汚れに対し、マジックリンなどの洗剤を使用します。
  3. 漂白剤・酸性洗剤の使用:
    • 洗剤で落ちない頑固なカビや、水垢(スケール)などの無機汚れに対し、漂白剤や酸性洗剤を使用します。

この順序こそが、薬剤の消費を抑え、効き目を格段に向上させるための鍵!

【午後からの作業】台所に通じる扉の手前の清掃

午前中に前処理を済ませたお風呂場、洗面台、トイレなどを、上記の「効率的な洗浄フロー」で仕上げます。続いて洋間(ガラス含む)、玄関を清掃し、完成です。


 

作業効率アップのポイント② 必要以上に道具や物を室内に持ち込まない

 

これは長年変わらない原則。

ツールボックスや物が室内に散乱していると、汚れに気づきにくくなったり、床に置き跡がついたりして、余計な仕事をわざわざ作ってしまいます。

経験を重ねるうちに、いつも使う道具や洗剤は絞られてくるものです。持ち込む物を厳選し、部屋をすっきりさせることこそが、作業時短に直結。


 

📝【新テキスト】雑巾を絞る回数を減らす工夫(時短テクニック)

 

水拭きや仕上げ拭きの際、「雑巾を洗う→絞る」という動作は、想像以上に時間のロスになります。この往復回数を減らすための工夫を解説します。

  1. 高吸水性・速乾性の素材の選定:
    • 一般的なタオル地の雑巾ではなく、マイクロファイバークロスを使用します。吸水性・保水性が高く、一度に広い面積を拭け、また絞ると水が切れやすいものが理想です。
    • 絞りきれなかった水が拭き跡になる「二度拭き」の手間を減らすため、拭き取り面をすぐに乾燥させる速乾性の高いものを選定します。
  2. 汚れの種類に合わせた使い分け(バケツ管理):
    • **「汚水用」と「仕上げ用」**で雑巾やバケツを明確に分けます。最初の「汚水用」雑巾は、汚れたらすぐに専用バケツで処理し、仕上げ拭き用の雑巾を汚さないように管理します。
  3. 物理的な絞り器の活用:
    • 手で絞るよりも強力に脱水できるモップ絞り器や専用の絞り器を導入します。これにより、雑巾に含まれる水分量が減り、拭き上げに必要な「絞り直し」の回数を減らすことができます。
  4. 使い捨てシートの活用:
    • 特に油汚れやカビなど、雑巾がすぐに真っ黒になる場所では、使い捨てのウェットシートやペーパータオルを使い、汚れたらすぐに捨てることで、「洗う→絞る」の工程を完全に省略します。

 

終わりに

 

1人でハウスクリーニングを早く、そして美しく完了させるポイントは、「髪の毛や埃は濡らさず取り切る」という初期段階の徹底と、「水洗いによる汚れの初期除去」で洗剤を最適化すること、そして「無駄な動作を減らす工夫」です。

順序よく取りかかること、無駄な物を持ち運ばないこと、そして新たに加えた手順を見直すことで、大幅な時短と労力削減が可能になります。ハウスクリーニングを始めた方や、もう少し早く作業をしたいと考えている方に、少しでも参考になれば幸いです。



 

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コメント

  1. はじめまして。
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    050-3703-1556
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    • M.KEN より:

      みんなのマーケット株式会社 西村様

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