晴れの日のWax乾燥時間は10分程で十分です。
ただし、それには風通しをよくすることや一定の気温などの条件があります。
詳細はこちら→フローリングWaxの乾燥時間の目安は10分?
ですが、夏の暑い日であっても、突然雨が降ってきそうな日には乾燥時間を早めるために窓なんて開けてられない…
そうすると、なかなか乾かなくてイライラするわけです。
そんな日はWax塗り逃げもありかもしれませんが、作業者としては、Wax乾燥後の状態が気になりますよね?
では、どうするか…
ある日、ちょっと雨が降っていたのですが、思い切って窓を開けて通気をよくしてWaxを塗ってみました。
(6月30日、大阪市内での話)
すると、そんな湿度でも10分ほどで、ほぼ乾燥。
えっ、なかなか早く乾くやん!
でも、乾いていると思って確認のためスリッパで部屋に慎重に入室しましたが、真ん中の方でスリッパ跡がついてしまった…
乾いているように見えても、部分的に完全に乾いていない箇所があるんですね…
それに、開けた窓の辺りの床に雨が入り込んでいました。
せっかく綺麗にWaxが濡れていたのに悲惨…
焦りましたが、完全に乾くのをもうちょっと待つ。じっと待つ。
職人はなぜかここで待てないんですよね〜
今回、私はあえて気長に時間をかけて待ちました。
そして、床がベタっとした感じが全くなくなってから、足跡と雨跡がついたフローリングの床の木単位で上からきっちりもう一層Waxを塗ってみる。
乾燥した状態を確認すると、雨跡も足跡も気にならなくなるくらい目立たなくなりました!
もちろん、そこだけ凝視すると分かってしまいますが、初めて見る人はクレーマーでもない限り気づかないでしょう。
今回の出来事で気付いたのは、雨の日でも窓を開けて通気をよくすれば、意外にWaxは早く乾くということです。
でも、一見乾いているように見えても、部分的にまだベタっとしている箇所があるので、入室は最低30分は待った方が賢明だと思いました。
その間に、玄関の片付けや荷物の整理をゆっくりやって、それでも時間が余るなら、持参したiPadでネット閲覧など、時間を有効活用できることを考えれば多少待つことも苦になりません。
ある程度時間が経ったとしても、入室はくれぐれも慎重に…
入室前にWaxが乾燥しているか確かめるために、フローリングを指で触るよりも、爪でちょっと引っ掻いてみる感じがいいかも。
指だと万一Waxが乾燥していなければ、指跡がついてしまうので…
雨が少し降り込んでふやけた箇所は、吹き込みの程度によりますが、もう一度木単位で上からWaxを綺麗に濡れば目立たなくなります。
これが分かっていれば、雨が降っている日に窓を開けてWaxを塗ったとしても怖くなくなりました。
なので、今後は、雨の日などWaxが乾きにくい状況でも窓を開けて塗布しようと思います。
その方が、早く乾くので。
とはいえ、一応入室は30分みた方がいいかな…
せっかく綺麗にWaxを濡れていたのに、スリッパ跡をつけてしまう自爆行為で改悪になるのを防ぐために。
やっぱり、作業者としては乾燥後の状態を確認してスッキリと仕事現場を退散したいですね。
この記事で書いたことは、万人におすすめできる内容ではないかと思いますが、ある程度まで参考になれば幸いです。
では。
スポンサーリンク
コメント