フローリングWaxの乾燥時間は10分と言うと短すぎるように思えるかもしれませんが、実はそうでもないのです。
もちろん、気温や湿度、風通しなどによっても変わってくるでしょう。
ということで、この記事ではそう言える実績をお話したいと思います。
前提として、たいていのハウスクリーニング作業の方は、部屋の中のすべての清掃作業を終わらせた後で、窓を閉め切ってから最後にWaxの塗り逃げをする、ということはありませんか?
それでは、Waxの乾燥時間は寒い季節だと下手したら1時間くらいかかるでしょう。
Waxの乾燥時間が長くなる原因は、窓を閉め切っているために風通しが悪いからです。
これまでの自分の作業がそうでした。
できるだけ、作業終了後早く帰りたいから…
でも、Wax乾燥後の仕上がり状態を確認しないと、微妙な塗りかすれや髪の毛を塗りこんでしまっていることに気づかず、後でクレームとして手直しに呼び出されることになるかもしれません。
なので、乾燥後の状態を確認してから、現場を退散したいですよね。
それで、なんとか、Waxを早く乾燥させる方法はないものかと思案し、開けれる窓は全部開けて風通しをよくしてからWaxを塗ると、どれくらいの時間で乾くのかテストしてみました。
えっ、なんと10分もあれば乾いたではないか…
その時の気温や湿度を備忘録として写真でアップしてみます。
仕事現場の場所は大阪市内にある賃貸マンションの一室。
こんな感じで、ベランダのガラスを開け放してWaxを塗りました。
写真に写っていませんが、手前側は玄関に通じる廊下になっていて、玄関も開けているので風通しはよいです。
Waxをタップリ塗りましたが、表面が乾燥するのに10分もかかりませんでした。
スリッパを履けば十分通れます。靴下や素足だとまずいかも…
では、風通しや日当たりの悪い洋間の部屋はどうか…
このようなお部屋では?
ちょっと陽当たりが悪いのですが、それでも乾燥まで10分程度ですね。
因みにこの時に気温と湿度はこうです。
6月で27℃の気温。
湿度は51%とちょっと高め。
確かに、曇りの日でジメジメした日でした。
これが10℃以下の冬だったらどうなのだろう…
そういう時にはどうなのか、また試してみたいと思います。
作業の仕上がりのクレームを防ぐ一番の方法は、乾燥後の30分ほどの点検だと考えているので、今後はWaxの塗り逃げはやめることにしました。
ハウスクリーニングの細かいクレーム(キッチンの扉、小物入れ、取手)に対応して学んだこと
いうまでもなく、風が強すぎて窓は開けてられない時は、Waxの乾燥時間を短くするのは諦めるしかないかもしれません…
エアコンが使用できるなら高めの温度に設定すればだいぶ違うと思いますが、それでも風通しをよくするより乾燥時間の短縮は難しいでしょう。
雨の日にフローリングWaxの乾燥を早めるには?窓を開けても大丈夫?
ハウスクリーニング作業者の方へ参考になれば幸いです。
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