以前にも、フローリングのWaxの塗りカスレを修正するために、マスカーテープで養生して、業務用の剥離剤を使って成功した体験を過去に書きました。
いざという時のフローリングの部分剥離のコツと注意点 塗りかすれを綺麗に修正できます
しかしながら、ほんのちょっとだけのカスレのために、もうちょっと手間のかからない方法はないかな、と模索しています。
それに、業務用剥離剤を周囲の床にこぼしたくないですし〜
というわけで、市販の剥離剤で養生なしで、塗りカスレを修正してみました。
その様子と結果を投稿します。
結論から言えば、ほんのちょっと(10cm角くらい)のカスレだったら、うまくやればそれで十分だと思いました。
こちらは、床にWaxを塗った後に塗りカスレに気づいたので、その部分を市販の剥離剤で四角く剥離をしているところです。
板単位で区切るのが一番いいわけですが、できるだけ剥離をする面積を小さくしたいので、仕上がった時に余計な線ができることは覚悟で下敷きを敷いて剥離を刷毛で塗りました。
1分ほど放置するとなんとなくWaxが溶けているのがわかります。
でも、業務用の剥離剤の方が早く溶けるかな… とはいえ、まあ今回は安全策を取ります。なんならこの容器の剥離剤を全部捨てて、一旦洗い、業務用剥離剤三分の一ほど入れてあとは水で薄めた液体を作るといいかもしれません。
そして、この部分を乾いた雑巾で綺麗に吸い取りました。
雑巾で吸い取るだけでは際や角の方に古いWaxが残っているので、メラミンスポンジで擦ると、こんな感じでWaxがはげました。
やっぱり、マスカーテープを貼らないと線が真っ直ぐに決まらないですね… 一手間かかりますが、綺麗に決めるためには、板の外周以外で切っている線だけでも粘着力の弱いテープを貼った方がいいと思います。
さて、そこにWaxを塗りました。こんな感じの仕上がり。
このような線がうっすら見えますが、このような修正作業をしたことを言わなければ気にならないようです。
このまま仕上がりとして報告しましたが、何も言われなかったので…
修正した自分としては、見たらわかるので気になるのですが、高確率で気づかれないようですね。
逆からも撮影してみました。
なんとなく違和感は否定できませんが、塗りカスレや何かをこぼしたような水滴跡よりも、よほどましですね。
もう一手間加えるなら、この後に上からもう一層Waxを塗れば、完全にわからなくなるでしょう。
でも、この現場では時間がなかったのでそれはしませんでした。それで通りましたので、しばらくこの簡易な方法でWaxの塗りカスレを修正してみたいと思います。
もし、もうちょっとなんとかならないかと言われたなら、上から床全体を一層塗ればそれで均一に見えるのでOKです。
フローリングは必要以上に手を加えると、傷がついたり何かをこぼしたりして改悪になるリスクが高いので、修正は最小限に!
ということで、フローリングWax修正の本日作業記録を終えたいと思います。
では。
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