「しまった!換気口の掃除をしていたら、フィルターを固定するツメを折ってしまった…」
今、まさにその状況で焦っていませんか?
ツメが折れると、フィルターがグラグラしてうまく固定できず、見た目も心配になりますよね。
結論からお伝えします。この問題は、身近にある「セロテープ」を使って、誰でも簡単に、かつ費用をかけずに応急処置できます!
本記事は、ハウスクリーニングの現場で実際にツメを折ってしまった筆者が試した、確実なセロテープでの補修術を写真付きでご紹介します。
賃貸物件にお住まいの方や、すぐに新しいパーツが手に入らない方も、ご安心ください。まずはこの方法で解決してしまいましょう!
🛠️ 部屋の換気口・ツメが折れると困る理由
ハウスクリーニングで様々な換気口を見てきましたが、このパーツは本当にデリケートです。ツメが折れると、フィルターをカバーに戻す際に以下の問題が発生します。
- フィルターがきちんと固定されない(グラグラする)
- ちょっとした振動でカバーが外れたり、落ちてくる可能性がある
- フィルターが浮いてしまい、隙間から汚れた空気が入ってくる
特に重要なのは、「破損したからといって、すぐに大家さんや管理会社に連絡しなくてはいけない…」という精神的な焦りですよね。賃貸では原状回復義務もあり、できれば自分で目立たないように解決したいものです。
ご安心ください。
これからご紹介する方法なら、外から見て破損に気づかれることはまずありません。
🚨 なぜセロテープで解決できるのか?(仕組みの理解)
「え、セロテープで本当に大丈夫?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
折れてしまったツメの本来の役割は、「カバーが外れないようにカチッとロックする」ことではありません。その役割は、ツメ以外の部分にあることが多いです。
折れたツメが担っていたのは、「カバーを壁に押し戻す際のガイド役と、軽く位置を固定する役」です。
カバーを壁に差し込み、目立たない箇所をセロテープで一時的に「仮止め」すれば、カバー全体の重みと摩擦でフィルターは安定して固定されます。
🩹 【写真で解説】折れたツメをセロテープで補修する手順
ここから具体的な補修の手順です。セロテープ以外に特別な道具は必要ありません。
手順1:換気口と折れたパーツの汚れを拭き取る
- 補修前に、カバーや換気口本体を軽く拭き取り、ホコリや油分を落としておきます。セロテープの粘着力を高めるためです。

手順2:フィルターとカバーを「仮組み」する
- 折れた状態のまま、フィルターをカバーの所定の位置に一度はめ込んでみてください。ツメがなくても、ある程度は定位置に収まるはずです。

手順3:目立たない「裏側」にセロテープを貼る
- ここが最大のポイントです。カバーを裏返して、外から絶対に見えない場所を探します。具体的には、カバーの外周とフィルターの端が触れている箇所にセロテープを少しだけ貼って固定します。
手順4:グラつきがないか確認して元に戻す
- フィルターが動かないことを確認したら、セロテープの補強は完了です。そのまま換気口の穴にパチッとはめ直しましょう。

💡 補修をより確実にするための小技
- セロテープは幅の広いものを使う: 普通のセロテープよりも、少し幅の広いタイプ(18mmなど)を使うと、より安定します。
- ツメの破損防止はもっと大切: 今回は補修できましたが、破損させないのが一番です。カバーを壁から外す際は、絶対に無理な力をかけず、ゆっくりと外すことを意識しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク


コメント