はじめに
わたしは清掃業に携わって30年以上経ちました。
メインはハウスクリーニングです。
ある賃貸マンションの空室を清掃した後、管理会社の担当の方からクレームの連絡を受けました。
エアコンのダクトカバーが汚いです。もうちょっときれいにしてください。
自分としては手をつけたはずですが…
とりあえず、再度現場に出向きました。
相手からクレームを言われるということは、自分の仕事の弱点かもしれないので備忘録として記録することにしました。
ハウスクリーニングに携わる方は、参考程度にお付き合いいただければ嬉しく思います。
タバコのヤニ汚れが残っていた
現場に出向いた時に目にしたエアコンダクトの化粧カバーの状態はこうでした。
もともとはカバー全体がタバコのヤニで茶色でした。
内装作業のノリもべったりつきやすいところです。
洗剤とメラミンスポンジでこすっておおよそきれいになりましたが…
ところが、赤矢印で示したように縁が茶色の汚れが残っていました。
ここの汚れは固くて落としにくいです。
壁のクロスは新しくなっているので大胆に洗剤かけれないですし、ちまちまと細く作業していたら時間がかかって日が暮れる…
でもなんとかしないといけないので頑張りました。
タバコのヤニ→時間をかけてきれいにしました
仕事のクレーム対応なので、時間をかけて下の写真のようにきれいにしました。
最初からこういう状態にすれば、再度出向かずには済んだのですが…
全体がだいたいきれいになったので油断したため、詰めが甘かったのがクレームの原因でした。
もう一つのダクトもよく見ると詰めが甘かったです。
化粧カバーの隅にカビがうっすら残っていた
一見、全体的に見るときれいに見えます。
ところが、赤矢印で示した角にカビが固まっていて黒く残っていました。
もちろん化粧カバーに付着したカビも根こそぎきれいにした
洗剤を軽くかけてブラシでこすればきれいになりました。
もちろん壁についた洗剤の垂れ跡はすぐに拭き取りました。
ここまできれいになれば、クレームにはならないでしょう。
自分の作業後のご指摘に関して若干悔しかったのはありますが、今後は同じことで呼び出されないようにするために、よく心えておきたいと思います。
終わりに
ハウスクリーニング業では、依頼者からクレームになりやすい箇所があります。
その一つが、エアコンのダクトカバーというお話でした。
自分の盲点となっていた箇所です。
落ち着いて慎重に作業すれば、この部分は新品と変わらないほどきれいになります。
とはいえ、どんなに頑張っても仕事でクレームになることは時々あります。
そんな時に過度に慌てないようにしましょう。
経験上、落ち着いて対応すればなんとかなってきました。
最後にクレーム処理に関して過去記事をご紹介します。
興味がありましたらご覧ください。
【ハウスクリーニング】今後改善のためのクレーム報告(同僚からのメール)
では。
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