はじめに
ハウスクリーニングで風呂場などのパッキンの黒カビには手こずらされます。
完全に落ちるかどうかわからないですし、落とせたとしても結構時間がかかるからです。
作業員としては時間が限られているためできるだけ早く処理したいわけですが、、
今のところ、カビキラーを噴霧して5時間密着させ、それで取れないカビは取れなかったとお伝えすることにしました。
そこだけにムキになっても他の作業に支障が出るので。
では本題。
今回作業したワンルームの空室のお風呂のカビはこんな状態でした。
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お風呂場のパッキンのカビの状態
お風呂場のドアで隠れている所の床のパッキンに黒カビがつきやすいですね。
壁にもカビがついていますが、それはすぐに取れます。
ところが、パッキンについた赤丸の箇所の黒カビはしぶといです。
もう素材そのものではないかと思えるほど、普通の洗剤でこすっても落ちない…
ハウスクリーニングではこのような状態はあるあるなわけですが、もうちょっと範囲を広く写すとこんな感じでどうみても気持ち悪い。
前の入居者はよく気にならなかったもんだ…
さて、カビ処理をしていきます。
カビキラーを噴霧して透明な梱包テープで密着させて3時間経過
カビキラーをたっぷり噴霧して、梱包テープで密着させました。
3時間経過した状態がこれです。
元々の状態からすればだいぶ落ちました。
それでも新しい入居者からすれば、「えっ、何このカビ?」となるでしょう。
それで、テープを一旦剥がして、再度カビキラーを噴霧してもう一度同じテープを密着させてみました。
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再度カビキラーを噴霧してさらに2時間密着放置
さて、さらに同じ作業を繰り返すとどうなるか?
カビキラーを追い打ちしてさらに2時間経過した状態がこれ。
完全には取れていませんが、新しい入居者がパッと見た時には気にならなくなるレベルにはなりました。
その人が神経質でなければの話ですが…
この結果から、カビにカビキラーを噴霧して何かで密着させて5時間すればそこそこ落ちることは証明できました。
どうしてもこの状態で気になるようでしたら、さらにできることがあります。
どうしても気になるようなら上から白の修正液を塗る
ドラッグストアなどで市販で売っている液状の白の修正液を塗る。
そうすると、何も言わなければそこにカビがあったことは完全に分からなくなります。
なので、空室清掃業者としてはコスパの良いこの方法で対処しています。
他の作業もあるので一つのことにそれ以上ムキになってらない…
見方によっては邪道と言われるかもしれませんね。笑
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さらにジェル状のカビ落とし剤を塗るのもあり
5時間経っても取れなかったカビに、ジェル状のカビ落とし剤をチョンチョンと塗るのもありだと思います。
もしかしたら完全に取れるかもしれません。
今回は試せませんでしたが…
それだったら、パッキンの黒カビには最初からジェル状のカビキラーを塗ったらいいのでは?という声が聞こえそうですが、私はあえてそうしていません。
理由はジェル状のカビキラー類は結構費用がかかるから。
安いものでも100gほどで400円くらいでしょうか、商品の詳細は比較サイトでお調べいただければと思います。
黒カビ全部にベタっと塗るとすぐになくなります。
ちょっと勿体無い…
ジェル状のカビキラー類はどうしても落ちなかった黒カビだけにチョボチョボ使うのがいいかな。
どうせ5時間はその部屋にいるので、スプレータイプのカビキラーで落とせるカビは落としてしまう方がコスパ良しだと思います。
サランラップより透明梱包テープの方が使いやすい
カビにはカビキラー類をスプレーしてサランラップなどでくるむか被せて密着させるのが定番としてよく聞きます。
ところが、サランラップっていちいち切ったりなど面倒と思ってしまう…
サランラップがうまくちぎれず、ラップの箱の中で使い物にならない状態になってしまうのも嫌で…
それに比べて透明梱包テープだとその長さに合わせて一回ハサミで切るだけです。
再度めくって、カビキラーの追い打ちと密着も問題ありませんでした。
別にやりにくくなかったです。
それに、床面だけでなく縦面のパッキンの密着にも同じように使えます。
なので、パッキンの黒カビ退治には透明梱包テープが必需品になりました。
ダイソーには梱包フイルムという名称で売っていたと思います。
ではこの辺りで。
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終わりに
パッキンについたしぶとい黒カビ。
カビキラーを噴霧して、何かで密着させて、再度の追い打ちを含めて5時間あればそこそこ落ちます。
その後、上から白い物を塗って隠すか同じ作業を繰り返すかで、何も知らない人には完全に分からなくすることができるでしょう。
個人的には密着させる物として、定番のサランラップやキッチンペーパーより透明梱包テープをおすすめします。
サランラップより手間が少なくできますし、縦面のパッキンのカビの密着にもやりやすいからです。
最後にカビ落としに関して過去に書いた体験レポの記事を紹介して終えたいと思います。
では。
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