ハウスクリーニング びっくりするくらい水漏れ放置の現場もあり…

ハウスクリーニングの作業中、トイレのタンクや、エアコンの冷却結露水の水漏れなどに気づくことがあります。
これって、清掃作業には支障が出てくるんですよね〜
こういう対応をしているだけで時間がだいぶ取られて、作業が進まず止まってしまう…
特に明日入居というように締め切り日が間近で急ぎの時は特に…
長年ハウスクリーニング作業に携わっていますが、びっくりするくらい前の入居者が水漏れを放置していて、管理会社もそれに気づいてくれない、という作業者目線の愚痴を記事にしました。
お役に立つかわかりませんが、笑い話にでもしてください。
一番びっくりしたのは、トイレのタンクの上から出てくる水の勢いです。
写真が取れなくてわかりにくいかもしれませんが、トイレの使用後に水を流すと、最初のうちは普通に水洗タンクの上から水が出てきます。
ところがだんだんと水の勢いが増していき、タンクの穴に落ちる水量よりも出てくる水量の方が勝ってしまって、ついには水が溢れて水洗タンクをつたって床が水たまりになるほどに…
これって、タンクからも水が漏れているのかなと思えるほどでしたが、タンク自体に水漏れはありませんでした。
なので、タンク内の水量調節に問題があるわけですが、どうやって調節したらいいか分からず、設備担当者に連絡しました。するとすぐに駆けつけてくれて20分ほどで直りました。
担当者曰く、タンク内のボールがバカになっている…そうです。
多分、それだけではないと思いますが、放っておくとタンクも水漏れを起こすようになるらしく、言ってくれてありがとう、と帰られました。
ここで、不思議に思ったのですが、トイレの水洗なんて毎日使うものです。
前の入居者は、水を流すたびに、あんなに水漏れする状態をそのままにしておいたのだろうか…
現場は賃貸マンションの6階だったので、よく水漏れのトラブルが起きなかったなあ、と。
長年ハウスクリーニング作業に携わっていますが、こんな状態は初めて…
ここからは愚痴になりますが、お風呂のユニットバスと、キッチンの換気扇は新しく入れ替えていました。
数週間にわたって作業をしていたはずです。
その間に誰かがトイレを使用してその不具合に気づくのが自然だと思いますが、誰も何も担当者に言わなかったのだろうか…
それらの業者にとっては、報告したところで作業が止められてしまって面倒なので、そのトイレは使わないようにした、ということは考えられます。
では、誰にしわ寄せが来るのか?
締め切り間際に作業している清掃作業員なのですよね。溢れた水の処理をしないといけない上に、修理中に状況を説明している時間などは、本来正常だったらしなくていいことなので、かなりロスに感じます。
まあ、そういうことは事故か勉強と思いなさい、と言われてしまえばそれまでですが。
作業員に原因があるわけではないし、その手当をもらっているわけでもないので割に合わないなあ、と。
こういう現場は、他にも水漏れなどの不具合が出てきそうです。
案の定、またまた不具合がありました。
今度は壁掛けエアコンの水漏れです。
最初にテスト運転して問題なかったので(実は5分ほどテストすれば問題の現象は出てきたと思われる)ルーバーと本体カバーを外して普通に洗浄しました。
洗浄自体は問題なく終わったのですが、本体カバーをつけると、本体右下から水漏れがするではないか…
しばらくするとおさまるだろうと思っていたら、一向に水漏れがおさまる気配がありません…
もしかしてドレンが詰まっているの?と思って、ベランダのドレンを確認したら、ちょぼちょぼと流れている形跡がありました。
では、なんで?
本体のドレンに亀裂があるのか、ドレンから水が溢れているのか、見たところ問題なさそう…
考えても分からなかったので、同僚に相談すると、善意で応援に来てくれることになりました。それで再度、二人で中を確認。何が水漏れさせているのかよくわからない…
パナソニックの機種の水漏れで検索すると、情報が見つかりました。
冷却結露水の一部が、真下のドレンに直行せず、ドレンの右に落ちていく現象。もしかしてこの現象かも。
もし、それが正しいとすると自分ではどうにもならないので、再度修理担当の方に連絡しました。
返事は「後で見るから、置いとって〜」と。
そのエアコンが付いているキッチンの部屋の床にWaxを塗った時に来たので、「後、1時間ほどしたらまた来るわ〜」と。
こういう時って急ぎ現場でとにかく早く仕上げたいので、イレギュラーがあるとWaxのタイミングも難しい…
だから困るんですよね。こっちも作業に余裕がないから。
それで、私の清掃作業は終了して、廊下のWaxは乾かしてから、「もう入っても大丈夫です。」と伝えました。
それから、修理担当の人がエアコンの中を開けて確認するのだと思います。メーカー以外の人が直せるのであれば、どんなふうに直すのか見てみたいところですが、その時点ではそこまで時間や気力もなかったので…
この現場は、他にも洗濯の水道の水漏れや、キッチンの棚やトイレのタオルかけ等がグラグラだったり、巾木に擦ったような黒い線状の汚れが全面にありなかなかでした。
このように、ハウスクリーニングには外れ現場があるのはデメリットかもしれませんが、見方を変えてこういうことも経験と勉強だと思うようにすると良いかもしれません。
以前に、ハウスクリーニング作業の際に設備の不具合のチェックに関して記事を書いたのを思い出しました。参考になるかどうかわかりませんが、よかったらご覧ください。
ということで、ハウスクリーニング作業者の方へ、笑い話にでもしていただければと思います。では。

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