フローリングWax→クレームを防ぐためにいつ塗るかが肝心

賃貸マンションのハウスクリーニングを週に2度ほど入っている同僚から、クレームになりやすいフローリングWaxを塗るタイミングはいつがいいのか、に関するアイデアをもらったので記事にしました。
作業工程の順序は色々な方法があるので、一意見としてご覧ください。私も作業者として完全に同意しているわけではないので…笑
この記事にたどり着いた方は、きっと床のWaxの仕上げに苦労されているかと思いますので、少しでもヒントになれば幸いです。
さて、なぜフローリングWaxが難関なのか…そしてクレームが出やすいのか…
それは、一言で言えば、最後の最後にWaxを塗るから…つまり一番疲れている時に。
内装屋さんの残したノリが床に残っていたりすると、それを塗りながら対応しなければならない…そうしている間に周りのワックスが乾いてしまい、対応後に塗ったところとのムラやカスレにつながるというフローです。
完全に乾いてから塗り直すとまだマシなのですが、時間的なロスが気になるのでついつい乾きかけのワックスの上から塗ってしまい、余計にワックスがボロボロとはがれてしまう…
これは最後の最後で疲れている時に、慌ててしまうのでそういう結果になりやすいと言えます。
そこで考えたのが、時間のロスなく、ワックスの乾いた後の状態を確認するためにどうするか…
部屋が分かれている{2DK,3DK}なら、早めに一部屋一部屋を仕上げることで、後に確認できますが、1DKの場合、どうしても最後にワックスを塗る順序になってしまう…
だったら1DKでも先にWaxを塗ってしまえ〜という発想ですが、実際にどうするか…
キッチンとその周りに荷物を置くスペース以外を全部塗ってしまうという作戦。
つまりキッチンを最後に置いておくというもの。【写真参照】

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Waxを塗る前に床の継ぎ目にマスカーテープを貼ります。綺麗にWaxを塗布するために。
キッチンはある程度清掃に時間がかかるので、その間にワックスが乾く時間が十分にあります。
当然、Waxが乾くまでの間は誰も部屋に入ってこないという前提です。
そうすると、キッチンの清掃後、キッチンとその周り以外のワックスを塗ったところをじっくり見直し、特に玄関から見たセンターラインを修正できる。【写真参照。ホースは乾いてから持ってきましたが、キッチンの水道を使うなら不要】

 

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Waxが完全に乾いたら、あらためてホースを取ることもできます。この時点でキッチン以外はおおよそ綺麗になっているのでホースは不要ですけどね。
要は玄関を開けた時のセンターラインが綺麗に見えたら、他に多少何かあっても気になりにくいという作戦。
玄関を開けたときにパッと見るセンターラインにキッチンがあることはまずないので、逆に言えば、そこは塗り逃げでも問題ないということです。
Waxを塗り上げた後に見直すとムラやカスレが見つかることがあり、きちんと塗ったつもりでも玄関から見返すと「あちゃ~」と思うことがしばしば。
でもその地点の真上から見ると問題ないことがほとんどです。
要は玄関からパッと見たときに床がどう映るかが肝心。
というアドバイスでした。
Waxをできるだけ最初に塗って完全に乾かして確認というのは賛成。
ただ、この文面の中の、Waxを塗る前に内装屋のノリが残っていることに気づくということがあるのであれば、Wax塗る前の洗浄の時に、つまりWaxを塗り始める前に、そのような汚れが完全に取れているのか、しっかり確認する余地があるのかな、と思いました。
ちなみに、私がフローリングWax塗布の前のお勧めの床の洗浄は過去に記事を書いたのでよかったらご覧ください。
では。

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