フローリングWaxの一層目の濃淡ムラ→二層目をたっぷり塗ってだいぶ改善された

ハウスクリーニング作業でいつも悩まされているのは、フローリングにWaxを塗る前の床の状態です。

プロがどんなに上手にWaxを塗っても、元々の状態が悪いとWax濃淡のムラになったり、何かをこぼした跡がそのまま上から見えてしまう… これはあるあるですよね。

今日、作業した賃貸マンションの1DKの空室もそんな感じでした。

内装後のノリの汚れも結構ついていて、これで床を洗ってWaxを塗ってもいいのか… 悩まされました。下の写真はWaxを塗り上げた後の写真です。(塗る前の写真を撮り忘れてすみません)

赤い丸の部分に何かをこぼしたようにWaxがはげていました。20センチぐらいで結構大きく… しかも日が当たって目立つ場所に…

イメージで言えば、別の部屋で撮った同じフローリングの写真ですが、これは水滴のようなこぼし跡がいくつかある状況で、今回の部屋は20センチぐらい、ボターっとこぼれたはげ跡が…

こんなのどう見たって新しい入居者から見ればクレームものでしょう。みっともない汚れに見えるので、なんとか消してほしいのはよくわかります。

ここに関しては、部屋全体にWaxを塗る前に、こぼれた跡に沿ってWaxを一層薄く補填しました。(そのやり方は下記の記事参照)

【フローリング】水滴のようなWax剥げ跡をきれいに見せるには!

 

それで、ここが解決したとしても、最初の写真の青い矢印で示した部分がWaxがはげかけて薄くなっていました。その周りはテカテカです。これをWaxの濃淡と表現していますが、この上からWaxを一層塗ったとしても、部屋全体がWaxの光り方が均一に見えないのは一目瞭然…

ここからがこの記事のタイトルの直接の内容ですが、それでもこの状態で今回はえいやでちょっと多すぎかな、と思えるくらいたっぷりとWaxを一層塗ってみました。

すると、最初の写真のように、遠目からは気にならなくなるくらいに目立たなくなったではないか…

もちろん、自分が近くでじろじろ見ると気になりますが、そのことを知らない新しい人の目からは、クレーマーでない限りほぼわからないでしょう!ほっとしました。

つい最近、新しい入居者からこぼれ跡をなんとかしてほしいとクレーム?依頼?があって手直ししたばかりなので、今の自分としてはこの点は慎重になっています。下記の記事参照。

入居者から床Waxの水滴跡のクレーム→もう一度Wax塗って解決できた

この時も、こぼし跡のはげがついたWaxも上からもう一層塗ればだいぶ改善されるんだなとわかったところだったので良かったです。その体験が今回生きてきました。

ということで、フローリングWaxを塗る時にどうすればいいのかの結論です。

明らかに、ボタッとあるいはボターっとこぼし跡がある場合は、その跡に沿ってWaxを一層補填してから部屋全体にWaxを塗るとそのこぼし跡は目立たなくなります。
一方で、前の入居者の生活における自然な床の濃淡は、結果に任せて部屋全体にたっぷりとWaxを塗るのもありだと思います。それでどうしても気になるようなら、完全に乾燥してから、もう一層たっぷりと塗る… そうすると見た目は改善されていきます。

とはいえ、Waxの塗りすぎにならないように注意したいところです。

本日のWax塗布についての体験を投稿しました。参考になれば幸いです。

ハウスクリーニングを辞めたい!30年続いた自分が継続の秘訣をお伝えします

 

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