風呂場の白い壁にはねた着色液の汚れ→残念、あきらめるしか…

本日、仕事したハウスクリーニングの現場は賃貸マンションの2DKで、2024年2月に風呂場は丸ごと改装で新しくなった部屋でした。

これが、その風呂場の写真です。

最近の典型的なモデルだと思います。

昨年の作業の時に私が入っているので作業記録が残っていますし、部屋に入ってみると覚えもあるので間違いありません。

今は2025年2月なので、まだ1年しか経っていないのにもう退去していました。大阪市内ではこのように短期的な入居も珍しくないですね。

作業者としては、比較的綺麗な現場で喜んでいたのですが… 変な汚れ方をしていて新しい風呂場なのに汚れが完全に落ちずにモヤモヤした… そんなお話をしたいと思います。

それが、このような風呂場の白い壁についたプツプツとした染料のような汚れです。

白い壁の上の方に跳ねていました。これはカビではありません。カビはこんなふうに離れてプツプツと付着していくことはないので…

カビはジメジメした換気の悪い場所に汚らしく発生します。よかったら、下記の記事を参照できます。

パッキンの黒カビ→カビキラー+梱包テープ密着で5時間(体験レポ)

 

経験上、風呂場の清掃では、頭の高さのような位置にひどい汚れに苦労することはあまりないんですよね…

天井やその角にカビがついていることはありますが、カビならカビキラーなどの塩素系漂白剤を上手に使えば苦労はしません。

この跡は毛染めかなんかの着色液が壁にはねて、放置した結果だと思われます。

お風呂場の白い壁にこのような着色で染まってしまうと、ハウスクリーニングのプロの作業員でもどうすることもできません。

固いものでジフなどの研磨剤で擦りすぎると、壁を傷つけるだけ… 大して見た目も変わらない…

なので、ムキになってなんとかしようと時間や労力を注ぎ込むよりも、この汚れは取れないということを担当者に報告した方が賢明だと思います。

 

最近のお風呂の壁はデザインはおしゃれですが、このようなデメリットがありますね。

汚れの上から何かを塗ったり貼ったりするのもできない…  あっ、すみません。何か違和感のないデザインのシートを貼ることができるかもしれませんが、今のところそのようなものにお目にかかったことはありません…

作業員が気にしても仕方がないことですが、1年しか経っていないのに変な着色がついてしまってどうにもならないとはちょっとかわいそうです。次の入居者が女性だったら特に、「何これ?汚れ?カビ?気持ち悪い〜」となってしまうからです。

でも、汚れの除去に関しては段階があって、付着、粘着、固着(固着の場合は無傷で落とせないかもしれない)なら、なんとか落とせますが、染着になってしまうとクリーニングでは落ちません。

ちなみに染着とは「染料により色素が皮膚や毛髪に浸透し着色すること」口紅とか毛染めなどが原料です。それが風呂の白い壁について染まってしまったら諦めるしかない…これが残念な結論。

洗面台の下にもこんなふうについてました。クッションフロアについたこのような変色も残念ながらこれ以上落ちない…

クッションフロアについた赤い汚れはカビ?残念これは取れません…

これは明らかにカビではありませんが…

前の入居者は女性だったのでしょうね〜

いや、男性だったのかも。

というのは、玄関の床に散髪してこぼしたような髪の毛がいっぱいあったからです。それに靴脱ぎ場は汚かったのですが、靴箱はほとんど使っていないように綺麗だったからです。

男性でも、赤とかも交えた毛染めをする人はしますし…

 

ということで、口紅とか、毛染めとか普通に使われますが、着色すると物によっては綺麗に取れないので要注意です、ということを今日の仕事体験から投稿しました。

例えば、クッションフロアとか、今回のように風呂場の壁とかですね。

参考になれば幸いです。では。

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