Google AdSenseをお使いの方は、シンガポールに税法上の居住地における税務情報が受理されるために税務署から取り寄せた居住者証明書をアップロードして提出しなければなりません。
私事ですが、税務署から取り寄せた居住者証明書をスマホで写真を撮り、それをできるだけ鮮明に電子PDF化してアップロードして提出するのですが、なかなか受理してもらえず困ってしまいました。
とはいえ、審査中でも収益は問題なく振り込まれました。詳細は下記の記事で。
でも、あることに気づいてあっさり受理され、下記の内容のメールを受け取った時は、あきらめないで本当によかった!と思った瞬間です。
お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました。お客様がお支払いプロファイルに追加した税法上の居住地の税務情報が受理されて承認され、有効になりました。税務情報はいつでもご確認いただけます。
この記事では、その苦労した成功体験を投稿したいと思います。
今は2025年3月ですが、私と同じようにまだまだ同じことで困っていて、もう諦めようかと思っている方は少なくないと思ったので、少しでもお役に立ちたいからです。
ググると細かい手順などの情報がたくさんありますが、なぜ失敗したのか等の体験談が乏しい印象があります。私自身、体験談からヒントを得たかったから…
では、早速時系列でお話します。
個人的に、AdSenseで税務情報を提出しないといけないことに気づいたのが2024年12月の話です。
幾つか提出しなければなりませんが、シンガポールへの居住者証明の受理の審査が一番難関。私も受理されるまで5回くらいアップロードしました。受理されるメールを受け取るまで、繰り返し下記のような返信が返ってきたのです。
ご提出いただいた次の書類は受理できませんでした。
日本 の居住者証明
書類に関して考えられる原因:
居住者証明書の種類が税務フォームで選択されてものと異なる
お客様の税法上の居住地における税務情報を承認するため、できるだけ早急に必要書類をご提出ください。
書類が鮮明で、情報の不備がなく、Google が受理している種類であることをご確認ください。また、書類の内容が、お支払いプロファイルの情報およびご提出いただいた税務情報と一致している必要があります。
新しい税務情報が受理されて承認されるまでの間は、税法上の居住地で現在有効な既定の税制が適用されます。
※税務署から居住者証明書を郵送で取り寄せた日数に関しては下記の記事で。
居住者証明書を郵送で税務署に依頼したら到着は5日後だった(体験)
この記載では、「居住者証明書の種類が税務フォームで選択されてものと異なる」という原因が書いてありますが、「て」は翻訳ミス?、自分がアップロードした居住者証明書がなぜ受理されないのか、全く理解できませんでした。税務署から取り寄せた正真正銘の居住者証明書だったからです。
取り寄せた居住者証明書をiPhoneで撮影して、できるだけ鮮明にPDF化したものをアップロード。これです。
少し左隅が陰になっていますが見えなくはないですし、本物感はあるのではないでしょうか? でも、それは私の思い込みで、逆になかなか受理されない大きな原因!
1回受理されなかった時に、居住者証明書の氏名、住所、電話番号の記載がAdSenseに記載されている情報と正確に一致しているか、再度確認しました。
そうすると、 AdSenseの方には電話番号が記載されておらず、住所の英語表記が一致していないことに気づいたので、これが原因かと思って書き直す… ここも結構神経を使いましたが…
それで、同じものをもう一度アップロード。今度はいけるだろう…記載に間違いはないし、居住者証明書は正真正銘のものだから…
ところが、またまた、ご提出していただいた書類は受理できなかった、と。
おいおい、またかよ。 どうしろというのか、ちゃんと教えて! と言いたいですが、どこにも聞けない…
ググると、居住者証明書はスキャナーで電子化するか、コンビニ等でスキャンして電子化する方が望ましいとのこと。
面倒でしたが、最寄りのファミリーマートのコピー機で、紙の居住者証明書をスキャンして、電子化したPDFデータをiPadに取り入れました。
申し訳ありませんが、もしコンビニのコピー機で紙のデータをスキャンして電子化PDFにする方法がわからない方はググっていただけますか?
参考までにA4のモノクロコピーは10円ですが、スキャンは30円です。
コンビニでスキャンすると、先程の居住者証明書がこのように鮮明になります。
これで、アップロードしてみると、やっと「お客様の税法上の居住地における税務情報は受理されました」のメールを受け取ることができました!
受け取ったのは2025年2月28日。
結果的に2ヶ月以上かかりました。 笑と泣
では、結論です。
AdSenseでシンガポールの税法上の居住地における税務情報が受理されるためには、取り寄せた証明書をコンビニ等でスキャンして電子PDFにすることを強くおすすめします。
iPhoneで撮影した証明書をPDF化したものでは、何度送っても受理されませんでした。
ところが、コンビニスキャンしたPDFは、今まで受理されなかったのが嘘みたいにあっさりと合格!
もちろん、個人情報の記載全てを完全一致させることは前提のお話。
この経験から、同じことでお困りの方は、居住者証明書をコンビニのコピー機でスキャンしてPDF化し、それをアップロードすることを強くおすすめします!
という体験談でした。お役に立てば幸いです。
スポンサーリンク
コメント