ひっかくタイプのスクレーパー→ハウスクリーニング作業の必需品

はじめに

 

ハウスクリーニング作業にスクレーパーは必需品ですね。

通常は突起状の汚れに対してゴリゴリと押す力できれいにするわけですが…

最近、その逆に力、つまりひっかいて削り落とすスクレーパーを使ってみて、意外に作業がやりやすく必需品だと思ったのでお伝えしたいと思います。

 

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厚手スクレーパー(ダイソー)

 

似たような商品はホームセンターに売っているのかもしれませんが、ダイソーで100円で買えるのでこれにしました。

「厚手スクレーパー」という商品で「刃先が曲がっているから使いやすい」という宣伝文句。

使いやすいかどうかは使ってみないとわからないので、とりあえず買って試してみました。

 

押すより引く方が力が入りやすく無駄がない

 

カッターナイフにしても、通常のスクレーパーにしても突起状の汚れに対してゴリゴリもしくはツンツンと突いて落とします。

でもどうでしょう、ツンツンと押すより、ガリっとひっかく方が力が入りませんか?

それに押すより引く方が楽です。

 

カッターナイフでシール跡を削ろうとすると、どうしても素材に刃が当たって素材まで削ってしまうリスクがあります。

たとえ、力を恐る恐るあまり入れなかったとしてもです。

思わず滑ってガスっといってしまった…

よくある話です。

ところが、ひっかくスクレーパーは素材の強度に合わせて力を加減すれば素材を傷つけることなく、汚れだけかき取ってくれるのがいいですね〜

もちろん、お湯や洗剤で汚れを柔らかくしておくとさらに汚れがよく落ちます。

ではどういう汚れに?

 

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ベランダ床のテープ跡やカリカリとこびりついた汚れに

 

ベランダの床にはガムとかボンド、シール跡などの突起状の汚れがよくついています。

ガムにはガムリムーバー、シールやテープにはテープ剥がし剤を噴霧し数分経ってから、ガリっとひっかく。

一発でとれますね〜

ベランダの場合は素材に傷がつくとか気にしないでいいですし。

 

ベランダの柵の上に無数にテープ跡がついている場合、普通のスクレーパーより断然やりやすかったです。

鳩が侵入するのを防ぐために網を張っているのですが、そのため無数のテープ跡がありました。

いつもなら、カッターかスクレーパーで押していくわけですがやりにくい〜

でも、ひっかけばテープ跡がよく落ちました。

やはり、引く方が力が無駄なく入っているのでしょうね。

 

さらにはベランダの排水の溝のカリカリした汚れ。

溝の塗装が傷んでカリカリになっていますね。

普通のスクレーパーでは固すぎてうんともすんとも言ってくれませんでしたが、厚手スクレーパーでガサっとひっかくと汚れが一発で落ちました。

こうなると、待てよ!もっと色々なところでつかえるのでは?

そのように思い始めたわけです。

 

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キッチンの五徳のコゲ、キッチンの蛍光灯の近くのぶつぶつ油

 

厚手スクレーパーの刃はカッターナイフほど鋭くないので、ガチガチにこびりついた五徳のコゲに直接は刃が立たないでしょう。

でも、五徳であればお湯や洗剤につけておけばコゲは柔らかくなるので、その時にひっかけば威力を発揮します。

五徳は傷つける心配もないですし。

 

キッチンの蛍光灯近くには油の飛び散りがいっぱい。

スポンジでこするだけで塗装が剥げてきます。

ではどうすればいいのか?

熱湯をハケで塗って汚れを柔らかくしてから、突起物だけを掻くような力加減で引っ張ると突起はとれますね。

ですが、完全にはとれていない…

そんな時は濡らしたメラメラミンスポンジでお湯を塗り広げてから力を加減してこするとそれなりに油が消えているのがわかります。

 

フローリングについたボンドやテープのノリ跡

 

内装後の空室清掃では、フローリングにボンドやクロスのノリ、テープのノリ跡などが絶対についています。

それに気づかずWaxを塗ると、それらの突起状の汚れがひょっこり顔を出す感じで突き出てくる…

そうならないために、突起状の汚れは完全に除去してからWaxを塗ると良いのですが、全部除去するのはなかなか大変。

それで、適切なスプレーを噴霧し数分経過してからひっかくと、すっと嘘みたいにとれてくれました。

厚手スクレーパーを使う場合は、事前準備で汚れを柔らかくする必要がありますね。それが汚れ除去効果を発揮しているだと思います。スクレーパーだけの手柄ではありません。コンビネーション効果です。

 

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終わりに

 

この頃は百均の道具でも結構いいのがありますね。

曲がっているから使いやすい厚手スクレーパーもその一つです。

今までスクレーパーは押して使うものだと思っていました。

ひっかいて除去するとはなかなか考えた道具だと思います。

 

他にも百均で売っている道具で使いやすいものを記事に書く予定です。

「押す」と「引く」の両方のメリットを活かせば、作業効率が爆伸びするでしょう。

この点でも色々試してみたいと思います。

最後にハウスクリーニング作業を時短するポイントを書いた記事を紹介して終わりにします。

【ハウスクリーニング】作業効率アップ・時短のポイント2つを仕事経験から紹介

 

では。

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