新聞集金→嫌にならないコツは友好的なお客と少しの会話する余裕

はじめに

 

私は新聞の集金を30年以上続けています。

たいした収益になるわけではないのに…

新聞店の店長も「なんでこの人はほとんどお金にならないような仕事を続けているのだろう…」と思っているかもしれません。

新聞店としては、そういう人がいるので高いお金を出さずに業務が成り立つので、そのようなことは私に言ったことはないですね。

一方で、集金業務にもデメリットがあるので、毎月毎月出かけて行くのが面倒くさくなり嫌になることもあるでしょう。

とはいえ、スタッフである以上行かないわけにはいかないので、ストレスなく楽しんで出かけたいと思います。

昨日、その点で気づきがありましたのでお話ししたいと思います。

 

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ストレスを減らすため、給料は「おまけ」「お小遣い」と考える

 

給料日には「今月はいくらかな〜」と気になることでしょう。

でも、あえてそれは考えないようにしましょう。

現実数万円です。

一歩、気になりだすと、「毎月何時間集金に費やしているのか、時間給に直すと割に合うのか…」と考えるようになります。

そうなると、多くの場合に「こんなの割に合わない!」という結論に至ります。

そして、続けられるのも時間の問題…というネガティブな結果になるでしょう。

 

しかし、立ち止まって考えてみると、今はクレカ払いが主流になっているために訪問集金の件数が少なくなり、給料もそれに伴って少なくなりますが…

給料だけ考えると労力の割に少ないかもしれませんが、文句の多い客も激減したのではないですか?

今、訪問集金で残っているお客はフレンドリーな方が多いです。

散歩がてらにその人たちに会いに行って、おまけとしてお小遣いがもらえると考えればどうでしょう?

時間が割かれるのは事実ですが、散歩してお金がもらえると思うと得した気分になります。

時々こんなお客に会ってさわやかな気分になることがあります。(よかったら下の記事をご覧ください)

久々に新聞集金でやる気が出た体験→初対面の顧客から心遣いを受ける

 

集金のデメリットはお釣りのお札や100円玉を用意しなければならないこと→どう解消するか

 

集金に行く前に千円札や百円玉などの小銭を準備する必要があります。

お客は月末になれば集金に来ると分かっていても、4900円とかきっちり用意していないですし… (中には用意して待ってくれている人もいますが)

1万円札を出してこられると、百円玉1枚と千円札5枚か5千円札を渡さなければなりません。

そうすると、百円玉や千円札がどうしても足りなくなってくるんですよね〜

ではどうするか?

百円玉が足りなければ自販機で飲料を買えば、数枚はゲットできます。

ドリンク何本か自販機で買えば10枚以上ゲットできるのですが、そのために自腹を切るのはもったいない…

コンビニで買い物して千円札を作ることもできますが、言ってみれば不要な買い物です。

余談ですが、不要な1円玉や5円玉の整理にはダイソーで買い物するのが経験からおすすめ。

貯まってしまった不要な1円玉や5円玉→ダイソーのセルフレジで30枚処理できた

それで、なんとか自腹を切らずに100円玉や千円札を作る方法を思案中…というわけです。

今のところコンビニで適当なものを買って対処するのが一番手っ取り早いと感じていますが…

そんな時にこういう気の利いたお客がいるのは大変ありがたいことです。

 

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小銭やお札をきっちり用意してくれるお客は貴重

 

ある時、80歳くらいの女性客が4,900円の支払いに対して、千円札4枚と100円玉9枚を用意して支払ってくれました。

普通、900円の場合は500円玉1枚と100円玉4枚で支払いますが、あえて100円玉9枚。

「この値段だったら、お釣りで100円玉がなくなって大変でしょう?これで少なくとも9件はカバーして。」

「えっ、わざわざ集金人のことに気を配ってくださってありがとうございます。」と言いました。

こんなお客もいるもんだなあ、と嬉しくなってくるわけです。

その方は、「新聞の支払いにクレカ払いや口座落としは嫌い。毎月こうやって来てくれる方がいいです。訪問集金がなくなったら逆に困るから、あなたが困らないようにできることはさせていただきます。」と言いました。

この方は毎月の集金時には少しフレンドリーな会話をしてこられますが、逆に言えば訪問集金を楽しみにしているのが見てとれます。

文句の多い客がいる中で(この頃はほとんどいない)こんな客がいるのも集金業務の醍醐味です。

 

集金業務を続けるコツは客と会話するくらいの余裕が必要

 

集金とはこういう業務なので、できるだけ客と目を合わさず仕事をさっさと済ましてしまおうとするのは逆効果。

そう考えるなら、集金はやめた方がいいですね。

絶対に割に合わないので。

集金を続けるにはお客と会話するくらいの余裕が必要です。

どんな仕事にも言えるかもしれませんが、いかに短時間の労力でいいお金をもらえるかなど、対価のことばかり考えているようでは長続きしないですね。

いかに楽しんで仕事をできるか、スキルを少しでも上げていけるか、相手に喜んでいただけるかが仕事継続の鍵だとあらためて思いました。

こういうブログ執筆にも言えますね。楽しくないと続きません…

とりあえず、まずは書きたいことを好きなように書けばいいと思います。

継続していれば、いつのまにか読まれるようになってくるので。その体験をよかったらご覧ください。

【ブログ】1日1000pv達成まで2年半のアクセス推移(独学)

またまた余談になりましたが、今回はこの辺で。

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終わりに

 

集金業務って、労力の割に給料が安い、雨が降ったら出かけるのが面倒、なかなか留守がちな客がいる、などのデメリットが確かにあります。

ですが、今時は思っているほど気難しいお客はいないように思います。

フレンドリーなお客と会話を楽しみつつ、散歩に出かけてお小遣いがもらえると思えるならいい仕事になるのではないでしょうか…

次回は、なかなか留守がちなお客をどう攻めていけばいいのか、体験からお話ししたいと思います。

集金業務を続けるかどうかでお悩みの方に、エンタメ感覚で癒しになれば幸いです。

では。

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