張り替えたばかりのフローリング。
洗っても洗っても、うっすら残る透明な跡。
「これ以上触るとヤバいな」
そう感じたこと、ありませんか?
今回は
ボンド跡を“無理に落とさず”、
一度ワックスを塗ってから剥離したら綺麗に消えた
という、ちょっと遠回りに見える現場判断の話です。
言い方をかえれば裏技
洗っても消えない「薄いボンド跡」の正体
張り替え直後のフローリングでよくあるのがこれ👇
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ボンドの塊はない
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ベタつきもない
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でも角度を変えると“膜”だけが見える
この状態、
正直いちばん厄介です。
中性洗剤では動かない。
かといって
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削る
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強溶剤
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いきなり剥離
どれも素材リスクが先に立つ。
なぜ「剥離剤を直接使わなかった」のか
張り替え直後のフローリングは
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表面塗装が若い
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内装側のボンド・溶剤が完全に落ち着いていない
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見た目以上にデリケート
ここで剥離剤を直接当てると、
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白化
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艶ムラ
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塗装侵食
起きた瞬間、
原因は全部“清掃”にされる。
これは技術の問題じゃなく、
立場の問題です。
あえて「一度ワックスを塗った」理由
今回やったのはこの流れ👇
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洗浄で落とせる汚れは落とす
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薄く残ったボンド跡は無理に触らない
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一度ワックスを塗布
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乾燥後、ワックス剥離
結果、
あれだけしぶとかった跡がきれいに消えた。
何が起きていたか(現場目線の話)
ボンド跡は
「汚れ」じゃなく
薄い皮膜になっていました。
そこにワックスが乗ることで、
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フローリング
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ボンド膜
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ワックス
この3つが一体の層になる。
剥離剤は
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素材ではなく
-
ワックス層に作用する
結果、
👉 ワックスと一緒にボンド膜も浮く
素材には直接触れていない。
だから傷まない。
これは“ズル”じゃない。素材保護です
たまに言われます。
「それ、回りくどくない?」
「最初から剥離すればいいのに」
でも違います。
これは
✔ 手抜きでも
✔ ごまかしでもなく
素材を守るための工程追加。
むしろ
いきなり強い方法を使う方が、
よほど雑です。
この方法が使える条件(重要)
万能ではありません。
使えるのは👇
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透明〜半透明のボンド跡
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木に染み込んでいない
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表面に“残っているだけ”の状態
使えないのは👇
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硬化した塊
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黄変している接着剤
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木部に食い込んでいるもの
ここを見誤ると、
逆に失敗します。
最後に:分かる人だけがやる判断
この方法、
マニュアルにはまず載りません。
でも現場では
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「これは触らない方がいい」
-
「一回ワンクッション置こう」
そう判断できる人が、
トラブルを起こさない。
今回のケースもそうでした。
きれいに仕上がって、
素材は無傷。
そして
「なぜそうしたか」を説明できる。
これが
同業者として一番強い状態だと思っています。
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