【ハウスクリーニング】5℃以下で室外機裏側の凍結防止と対策(体験)

はじめに

ある日の午前中は非常に寒い日で確か2℃くらいでした。

ハウスクリーニングの仕事で、いつものようにエアコン裏側を洗浄してエアコンを試運転した時に室外機裏側が全面真っ白に凍りついてしまいました。

本当に真っ白に凍りついたのです。

わたしは大阪府在住で、近頃は朝でもあまり雪が積もることはありません。

それで初めてのことだったので、びっくりしてどうしたらいいのか戸惑いました。

写真の状況はヘアードライヤーで温風を当てているところです。

しかし、ずっとこんなことをしていてもそれほど効果はなく、なかなか溶けませんでした。

仕事中、こんなことに時間を使うのも作業効率が悪いので、今後こんなことになったらどうしたら良いのか、備忘録に残すことにしました。

そういう時はエアコンの使用を止める(寒いのは承知)

結論からお伝えします。

そういう時は寒いかもしれませんが、すぐにエアコンの使用を止めることです。

それでみるみる凍りついたものが溶けていきます。

そうすると、とりあえず室外機の裏側に凍りついたものはエアコンの使用を止めれば溶けていくということが分かります。

なので凍りついたとしても後で溶ければそれほど問題ないように思えますが…

びっくりするくらい白くガチガチに凍るなるのでちょっとまずいかも…という不安があるので、何も知らなかった自分はまずは熱湯をかけてみました。

一見、熱湯で氷を溶かしたくなるけどそれはNGだった

エアコン本体洗浄後の室外機の裏側洗浄の時なので、どうしても本体の試運転はしたいところです。

エアコンのカバーを外さず吹出口やファンを洗浄できる

それにエアコンの使用を止めると室内も結構寒いです。

それで、運転させながら熱湯を少しずつかけてみました。

熱湯をかけた時は少し溶けたように思えるのですが、しばらくするとまた凍りつきます。

これでは何も事態が変わらず時間が無駄なだけです。

室外機に少しでも水分が残っていると、エアコンを作動させればみるみる凍ることが分かりました。

それでは、水分を使わずに温風を当てればいいのでは?と思いましたが…

ドライヤーで温風を当ててもほとんど効果なし

最初の写真のように持参していたドライヤーで温風を当ててみました。

しかし、ガッチリと白く凍りついているので、氷の方が強かったです。

ドライヤーの温風では凍りついた状態には太刀打ちできませんでした。

ではこんな場合、どうしたらいいのだろう?

と困って焦りました。

落ち着いて検索してみると、たしかに室外機の裏側が凍った場合に熱湯をかけるのはNGという情報が出てきます。

自分はNGなことをやっていたことがわかりました。

試運転中ですが、このままエアコンを使用したらまずいと思って一旦電源を切ると…

へっ!

エアコンの使用を止めれば室外機の凍りついたものはみるみる溶け出した

なんと、エアコン運転中の室外機の裏側の真っ白な氷は運転を止めるだけでみるみる溶け出しました。

元に戻ったのです!

使用中に熱湯をかけても、ドライヤーを当ててもびくともしなかったのにです。

そういう事ですか…

3時間後にエアコン再運転

洗浄したエアコンは試運転したいのです。

ですが、また凍りついたらイヤなので3時間くらいエアコンなしで仕事しました。

まあ、自分が寒いのを我慢するだけなのでしばらく堪えます。

3時間後にエアコンを再運転しました。

お昼になって、少しばかり気温が上がったのと、室外機の裏側もそれなりに乾燥してくれて今度は凍りませんでした。

試運転で正常に動作したのでめでたしです。

ハウスクリーニング後の室外機の裏側を撮影しました。

寒い日でなければ、あの時の凍りついた状態はなんだった!といった様子です。

今後、同じことが生じても慌てないために以下のことを実践したいと思います。

今後の教訓

ハウスクリーニングの時には、できればエアコンは効率を考えると早めに洗いたいと思います。

【ハウスクリーニング】少しでもはやくきれいに仕事するコツ2選

ですが室外機の裏側は、エアコン洗浄後の試運転が終わった昼頃に、一旦エアコンを止めてベランダやガラスと一緒に洗浄するようにします。

そうすれば、仕事中に前のように凍りつくことはないでしょう。

洗浄後しばらく経って水分が抜けた頃、どうしても寒ければエアコンを再運転させてもいいかもしれません。

とはいえ我慢できる室温なら、その日はエアコンの使用を控えるのが最善ではないでしょうか。

まあ、エアコンを使用して凍りついたとしても、使用後放っておけば溶けるとは思います。

でも、自分が退室した後不具合のトラブルに巻き込まれたくないので、凍り出したらエアコンを使用するのは即やめるのが無難でしょう。

【ハウスクリーニング】クレーム対応のコツは快く尽くすこと

終わりに

ハウスクリーニングに携わって30年になります。

大阪市内のマンションで物品が凍ったことを久しぶりに経験しました。

幸い大事にならずに済みました。

仕事中なので、ハプニングによる時間のロスをできるだけ避けたいです。

非常に寒い日はエアコンの室外機の裏側は、お昼の温かめの時間にエアコンを止めて洗ってしまいます。

どうしても寒ければエアコンをつけますが、どうしてもの場合だけに限り、万一凍りついてきたらエアコンの使用は諦めたいと思いました。

そんなところでふとした仕事体験をお伝えしました。

ついでながら、ハウスクリーニングに関する過去に書いた幾つかの記事を紹介して終えたいと思います。

ガラスサッシをホースで洗う知られていないコツ(ハウスクリーニング)

【ハウスクリーニングの小技】手間をかけずに網戸をきれいにする方法

最後までご覧いただきありがとうございました。

では。

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