はじめに
Pタイルやクッションフロアの床には綺麗にWaxが濡れる人でも、フローリングWaxはどうもうまくいかない、というお悩みの方は少なくないかと思います。
わたしも以前はそうでした。
どうしても塗りかすれたり、小さい毛がWaxの中に入っていたり…
試行錯誤の末、今ではフローリングWax塗布は苦にならなくなったので、そのことを書いていきたいと思います。
今回は「こんなモップは絶対使用するな」というテーマで。
あまり口にしませんが、倉庫にはよくWaxラーグという品名で保管されています。
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Waxモップを選ぶことは重要!
仕事経験上断言しますが、上手にWaxを塗るためには使用するモップは重要です。
【ワックスモップ】規格外のモップが使えるか試してみた(ハウスクリーニング)
スキルはあってもモップがダメだと仕上がりが悪くなります。
と言っても、高価な物を買え、とかこのメーカーがおすすめという話ではありません。
自分が使用しているモップが、気がつかないうちにこんな状態になっていませんか?という話です。
因みにわたしの職場ではWaxモップの手入れは丁寧な方だと思いますが、それでもよく見ないとこんな状態になっている…
わたしの職場でのWaxモップの手入れは丁寧なのに…
社内の倉庫には洗濯機が設置してあり、いつでもモップや雑巾などをクリーニングできるようにしてあります。
Waxモップに関しては、毎回の使用後、バケツに水を張ってモップを沈めて最低一晩おき、その後、洗濯ネットに入れて洗濯機行き。
なので、常にモップは綺麗な状態です。
その点は作業をアシストしてもらっている面では嬉しいのですが、洗濯を繰り返していくうちに、Waxホルダーに装着する面の粘着が甘くなったり、縮んだり、パチンとホルダーに止める左右どちらか一つヒモがちぎれたり…
このようなWaxモップが棚にいっぱいあるわけですが、綺麗だと思ってついついそれを使う、そこにフローリングWaxがけ失敗の大きな罠が潜んでいるのです。
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一見綺麗でもこのようなモップはNG!
もしかして以下のようなことが過去におありでは?
まず最初に、Waxモップをホルダーに装着する時のモップ裏面の粘着力が弱くなった物で塗るとどうなるか…
Waxモップを床から離した時にモップがパラっとホルダーからめくれてくることがあります。
モップがこのような状態では、塗っている時に変に力を入れなければならなくなり、その結果均一に力が入らず、床にモップがうまくヒットしない箇所が出てきてワックスが塗りかすれてしまう結果に…
次に、ホルダーにつける土台が少し縮んだモップについて。
部屋全体にWaxを塗る時に、たいていはまず角を決めてから中を塗ることになるでしょう。
その角を決める時に、ホルダーは角を決めているのにモップがやや小さいために、実際には角が濡れていないという結果に…
さらには、時々このようなモップも見受けられます。
モップを触ってみると毛の幾らかがパリパリに固まっている…
このようなモップでWaxを塗ると、乾燥後に縦横に筋が入っていて結構汚らしく見えるという結果に…
ではどのようなWaxモップを使えばいいのでしょうか?
どのような状態のWaxモップがおすすめか
それはズバリ、先程NGの状態になっていないモップを使用することです。
- ホルダーよりやや大きめ
- しっかりとホルダーに装着できる
- モップの毛が固まっていない
そのようなわけで、ホルダーを包むようにマジックテープで止めるタイプのモップを使用しています。
こんなイメージのもの。
やや古いタイプで、脱着しにくい面は否めませんが、数年間テープが甘くなることも、縮むことも、パリパリに固まることもなく、ストレスなくフローリングWaxができています。
フローリングワックスを上手に「塗り逃げ」するコツを経験から書いてみた
上手にフローリングWaxをするためには、モップさえ良ければそれでいいという意味ではなくコツや注意点は他にもあります。
それはワックスを塗る前の床の状態をいかに綺麗な状態にするか、言い換えると目に見えない汚れを落とし切れているかです。それに関しては下記の記事参照。
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終わりに
今回は、一見簡単に思えるフローリングWax塗布。
実は、意外に上手下手の差が出る仕事です。
クッションフロアの床には綺麗に濡れる作業員でもフローリングWaxはうまくいかないと人も結構います。残念ながらうちの職場にも…
一つの原因は使用するモップの状態が大きいと実感しています。
この記事で書いたことはわたしの仕事体験からの私見ですが、お心当たりが少しでも見つかれば幸いです。
もちろんフローリングWaxを上手にこなす要素はそれだけではないので、他の体験記事も参考になれば幸いです。
では。
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