過去にこのような記事を書きましたが、その記載内容が間違っていたので、この記事ではそれを訂正し、お詫びしたいと思います。
キッチンの水の流れが悪い→配管の詰まりと思う前に蓋をとって確認してみた?
上記の記事では、キッチンの配管の蓋が閉まっている状態で水の流れが悪いけど、蓋を取ると普通に流れている場合は、配管の詰まりが水の流れが悪い原因ではなく、蓋の径が合っていないのが原因と書きました。
そういう場合もあるかもしれませんが、多くの場合、やはり配管の詰まりが原因だと分かりました。
完全に詰まっていない場合、少しくらい詰まっていても水は普通に流れるんですよね。このように。
だから、配管に蓋が密閉しすぎていると思っていたのですが、配管洗浄したら水の流れが改善されました。
この事実は、少しの詰まりでも水の流れが悪くなる原因になるということを示しています。
では、どのように配管を洗浄したか…
- 配管詰まり取りのワイヤーを3メートル程、突っ込む
- ぐるぐると回転させながら引き戻す
- その後、パイプクリーナーの液体を1本丸ごと配管に突っ込む
素人でもできそうな工程ですね。
私は、同僚にサポートをお願いして、上記のことに30分ほどかかりました。
その作業後、配管の蓋を閉めた状態で水を流した時に、キッチンのゴミ受け溜まる水かさが半分くらいになりました。
それでも、他より少し悪いような気はするけど、確かに改善された…
配管の通りが少しでもよくなると、水かさの高さが減るということは、蓋の径が長すぎて密閉されすぎているのが主な原因ではないということになります。
では、どういうことか?
蓋をしなかったら、水はジャバジャバ流れるのに、蓋をした途端に流れが溜まるほど悪くなるとは…
つまり(洒落)、こういうことですね。
配管の奥の方で詰まりが少しでもあると、配管の蓋をした時に、蓋から詰まりまでの配管の中が真空に近い状態になります。
その状態で水を流すと、配管の蓋の隙間から上がっていく水が真空に押されて閉まって一瞬流れが悪くなる、だからその水が蓋の上に溜まっていきます。
そしてある程度、水が溜まると逆に水の重みでその水が真空状態に押し勝ち、流れるようになります。
この状態を詰まっているように錯覚するのですが…
配管の奥の詰まりを少しでも除去できると、中の真空状態が緩和され、前よりも水がスムーズに流れるようになるという訳です。
そういうことだったのか!
今まで、蓋を取った状態で水が流れているのに、蓋を閉めると途端に水が溜まる、それは蓋が配管を密閉しすぎているから、と担当者に説明してきました。
でも、そうとも言い切れなくなったので、お詫びしたいと思います。
配管の詰まりが蓋を閉めることで真空状態を作っていたのが、流した水が溜まる原因と分かり、私の方こそ勉強になりました!
では、配管の蓋を取って水が流れているように見えても、配管の奥の洗浄もしてみてください。おそらく水の溜まりは改善されるでしょう。
では。
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