フローリングの傷 中古物件なら「かくれん棒」補修で十分!

ハウスクリーニングで床のフローリングを清掃していると、

「うわ、傷があるやん」という時がよくありますね。

こんなふうに。

元々あった傷なので、自分がつけたわけではないものの、後で物件担当者や入居者が見た時に、疑われてしまう…

そんなモヤモヤを抱えたまま、作業引き渡しをしたくないですよね。

もとより、清掃作業のクレームとして言われたら、「気にしなくても元々あった傷です」とはっきり言い逃げるのも正当な方法です。

ハウスクリーニングの細かいクレーム(キッチンの扉、小物入れ、取手)に対応して学んだこと

ですが、そんなやり取りがあること自体、気持ちの良いものではないので、もっといい方法があります。

「かくれん棒」でサッと埋めてしまうのです。

なかなかフローリングの色にピッタリ適合するものはないですが、一番近い色で大丈夫です。

この現場では3分くらいでこんなふうに埋めてみました。

確かにサッとかくれん棒を塗っただけでは、屈んでよく見ると少し違和感があるかもしれません。

ですが、何も知らなかった人が立った位置からこの状態を見た時に、おおかた気にならないようですね。

現にこの現場では特に後から何も言われる事はありませんでした。

傷がそのまま残っている状態だと、「あれ?」と思って屈んで見てしまう、それで「何やこれ!」という流れになってしまいます。

ところが、これまでの経験から、この現場のことも含めてかくれん棒で塗りこんでおけば、かなりの確率「あれ?」と気づかせる事を防ぐことができました。

たった3分のかくれん棒の塗り込み作業で、厄介なやり取りを未然に防げるなら価値ある作業ではないでしょうか?

今後も自分がつけた傷ではなくても、かくれん棒で塗りこんでクレームを未然に防ぐようにしたいと思います。

まあ、床補修専門の熟練の作業者ならもっと上手に、分からないようにまで補修することでしょう。

でも、そんな時間をかけていられないですし、余分に手当金をもらっているわけではないので、そこらは適当に…

自主的に誰かがつけた傷を癒しただけでもボランティア精神の表れではないでしょうか、と思っています。

万一、作業の仕上がりでクレームが出たら、下記の記事を参考にしていただければ幸いです。

【ハウスクリーニング】クレーム対応のコツは快く尽くすこと

では。

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