洗濯防水パンの洗浄後の拭きあげは必須(ハウスクリーニング)

ハウスクリーニングの作業の現場で、時々底が深い洗濯機の防水パンに出会います。

プロの作業者なら、排水トラップなどのパーツを外しての防水パン全体の洗浄そのものは難しくないでしょう。

しかしながら、洗浄後の表面に残っている水分が溜まった状態になって、放っておいてもいつまでも乾燥してくれない…

だから、いちいち表面全部の水分を拭きあげなければいけなくなります。水たまりのような状態になっているので地味に面倒です。

これってなんとかならないだろうか…と思って投稿しました。

例えば、このような洗濯パンです。底が5cm以上ある古いタイプ。それにしてもどうしてこんなに水はけの悪い構造にしたのだろうと思ってしまいますね。

今日は朝の早い目の時間に洗いあげたわけですが、午後2時ごろになってもまだ乾いていない…

当然ですね。水たまりの状態になっているので。

そこで雑巾で拭きあげます。面倒ですが、難しい作業ではないでしょう。

 

 

やっと、ここがこの記事で一番言いたいところですが、この時に拭きあげる水拭きの雑巾って、お風呂場とか洗面台でも使ったものが多いのではないかと思います。

ということは、それで洗濯パンを拭きあげるとどういうことになるか…

ご察しの通り、どんなに気をつけていても雑巾にいくらか髪の毛が巻き付いています。

せっかく洗濯パンを埃やゴミ、髪の毛などの汚れを除去して綺麗になった状態なのに、その雑巾で拭きあげることによって、逆に髪の毛をつけてしまいます。

拭いた後でも100%乾燥しているわけではなく湿った状態なので確認しても綺麗に見えます。さらに自分は綺麗になったと思い込んでいるのでそれで終わりとするわけです。

すると、完全に乾燥した時に髪の毛が表面についていて、仕事退散後に依頼者から指摘されて再度出向かなければいけなくなるということになってしまいました。写真が撮れなかったので文章ではわかりづらいかもしれませんが、お詫びします。

 

それで、このことをきっかけに今後のハウスクリーニング作業で次の二つのことを徹底することにしました。

  • お風呂場、洗面台、トイレ、洗濯パンは水で濡れる前に最初に掃除機で髪の毛を全て除去する
  • 洗濯パンは面倒でも水分を全て拭きあげて乾燥させる

ちょっと時間をとりますが、再度出向かないといけなくなることを考えるとこのことを手を抜かない方がいいと思います。

一つ目の掃除機をかける際には、ブラシとか場合によっては乾いた雑巾でトイレの床の奥の方のゴミを屈んで全部かき出す必要があります。奥の方にゴミがいっぱいだからです。

最初にトイレ内の奥まで掃除機がけは必須!(ハウスクリーニングの効率アップ)

しかしながらこの一手間が作業時短の大きなポイント。雑巾に髪の毛が絡むことをかなり防ぐことができるからです。

いや〜、最初に濡れる前に掃除機とブラシで取れる汚れを取っておくことで随分ハウスクリーニング作業が楽になりました。

そして、もう一つ。

洗濯パンを含めて水回りは清掃後に完全に乾燥させて、もう一度髪の毛などがついていないかチェックする必要があります。濡れているととりづらいですしわかりにくいからです。

乾燥した後なら、養生テープでペタペタと髪の毛を吸いつければそれでしまいなので楽ちんです。

手間なように思えますが、この確認を再度することで高確率でハウスクリーニング作業のクレームを防ぐことができますね。

ということで、水たまりになりやすい洗濯パンも洗浄後は完全に拭きあげて乾燥させた方がメリット大ですよ〜 という体験談でした。参考になれば幸いです。では。

空室の洗濯板の汚れ→台所用洗剤とカビキラーほんのちょっとで楽勝

 

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