はじめに
ガラスサッシの清掃はホースで上手に流水すれば、汚れを楽に落とすことができます。
ですが適当にジャバジャバ流すと、清掃した後にガラスのサンの上に溜まった水が垂れてしまいます。
そうすると、再度拭きあげなければならなくなり、二度手間になり作業効率が悪くなります。
【ハウスクリーニング】少しでもはやくきれいに仕事するコツ2選
ホースで流水する時に、そうならないようにするために3つのコツに気づいたのでそのことをお伝えしたいと思います。
- 網戸は小窓のないガラス(たいてい左)に寄せて流す
- 小窓にはホースで水をかけない
- 内側からはホースを使わない
因みにわたしはハウスクリーニング歴30年になりました。
では一つずつ詳細をお伝えします。
網戸は小窓のないガラスに寄せてホースで水を流す
下の写真はマンションの空室のベランダに通じるガラスの一例です。
清掃前に撮影しました。
比較的綺麗な方だと思います。
でも網戸に向けて上から水を流すと、結構汚れているのが分かります。
その時に、網戸は左寄せにするのが効率的です。
なぜなら逆にすると、小窓に必要以上にたっぷり水がかかってしまいます。
そうするとガラス枠の上に溜まった水が、時間が経ってから垂れてしまって、拭き上げた後でも汚く見えるからです。
小窓は小さいので内外とも雑巾で水拭き、乾拭きの仕上げをおすすめします。
そうすると後から水が垂れる心配がなく確実に綺麗になります。
注意を一言!
水を流した網戸は目安として10分以内に水分を拭き上げないと、乾いた時に垂れ跡のような黒い筋が出てきます。
なので面倒ですが、網戸の水分の拭き上げは忘れずにやりましょう。
小窓にはホースで水をかけない
先程の話と重複します。
たいていの小窓は開閉が可能です。
その溝に大量の水が溜まると後で拭き取るのが面倒になります。
なので、窓を開閉して細かいところまで綺麗な雑巾かメラミンスポンジを当てて汚れを除去してからガラス面を綺麗に乾拭きするのがコツです。
水をかけても、かけなくてもこの作業は必要なので、水をかけた分手間が増えてしまいます。
細かい場所なので、指先を隅っこに当てて乾拭きすると、隅々まで綺麗になります。
万一雑巾の枚数が少ない時は1枚の雑巾を水拭きと乾拭きを併用して使うこともできます。詳細は過去に書いた下の記事をご覧ください。
雑巾が1枚しかない時は半分は水拭き、残りを乾拭きに使う(ちょっと清掃)
内側からはホースで流さない
以前はホースの霧状にして内側からも水を流していました。
霧状にしたとしても跳ね返りの水が部屋内のクロスにかかって汚れてしまうことがあります。
水を流してとしても、流しっぱなしで完全に綺麗になるわけではないので、拭き上げが必要になります。
それに内側の汚れは、内装業者がつけたノリや何かのシールやテープ跡の汚れがついていることが多いです。
結局、手作業が必要になります。
だったら、水を流す手間を省いて手作業を効率的にする方法を考えた方がいいなと思いました。
それで、一番いいと思った方法は下記の通りです。
- 水を含んだメラミンスポンジでガラスの全面をなでる
- カッターの刃で一通り滑らせる
- 水拭きと乾拭きで仕上げる
関連してハウスクリーニングにおいて、メラミンスポンジを上手に使う方法と流水しながらカッターを傷つけずに使う方法を過去に書いた記事をご紹介します。興味ある方はご覧ください。
【風呂の鏡のウロコ】酸性洗剤&流水しながらカッター刃でOK!
後、ガラスの下のレールは絶対に結構汚れています。
その汚れを上手に流す方法もお伝えします。
ガラス下のレールの汚れを上手に流すために
レールを流すのは最後になります。
いっぱい色々汚れがついています。
メラミンスポンジを使いやすい大きさに切って、レールの溝に全面当たるように入れながら水を流すと汚れが剥がれるように取れます。
この方法で取れない汚れはたいていカビの層です。
流水でおおかたの汚れを除去した後に、カビキラーを噴霧して5分後、今度は歯ブラシで擦ると汚れが全部取れます!
ガラスやレールの溝、ベランダは上手に水を流すことが楽に早くきれいにするコツだと思いました。
ベランダの構造上、水を流せない部屋もあります。
そのノウハウはまた別の記事で書きたいと思います。
終わりに
ベランダを含めてガラスや網戸、レール周りをホースで水を流すのは簡単なようでコツがあります。
業者によってやり方は異なるかと思いますが、今のところ私が一番効率的だと思ったホースで水を流して綺麗にするコツを書いてみました。
- 網戸は10分以内に拭き上げる
- 小窓には水をかけない
- 内側からホースで流水しても二度手間!
最後にベランダ清掃でエンボストライというスポンジを使ってみてよかったので、過去に記事を書きましたのでご紹介して終えたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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