🧹 【プロの時短技を徹底解説】ベランダガラス掃除、ホースの水を垂れさせず一発で終わらせる鉄則

はじめに

 

「ベランダガラスをホースで清掃した後、せっかくキレイに拭き上げたのに、時間が経つとサンの上に溜まった水が垂れてきて、また拭き直し…。この『二度手間』に、ウンザリしていませんか?」

実は、この水垂れは水の流し方と、ほんの少しの工夫で完全に防ぐことができます。

ハウスクリーニング歴30年の経験から、多くのプロ作業員でさえ見落としている**【水垂れをゼロにする3つの鉄則】**を発見しました。

このコツを知っているかいないかで、作業時間は大きく変わります。

あなたの清掃作業を劇的に時短し、確実に一度でピカピカに仕上げるための秘訣を、ここで惜しみなく公開します。


 

ホースで流した後、水が垂れないようにする注意点は3つ

 

この「水垂れ」を防ぐために私が作業体験から得た、非常にシンプルながらも効果絶大な注意点は以下の3つです。

これを徹底するだけで、あなたは水が垂れてくるのを待つストレスから解放されます。

  1. 網戸は小窓のないガラスに寄せてホースで水を流す
  2. 小窓にはホースで水をかけない
  3. 内側からはホースを使わない

では、一つずつ詳細を見ていきましょう。

 

1. 網戸は小窓のないガラスに寄せてホースで水を流す

 

マンションなどのベランダに通じる窓は、たいてい大窓と小窓(開閉できる部分)が組み合わされています。

網戸の汚れを流す際、多くの人は適当な位置に固定しがちですが、効率を上げるには網戸を小窓のない側(たいてい左側)に寄せるのが鉄則です。

逆に、網戸を小窓側に寄せたまま水を流すと、網戸に付着した水と一緒に大量の水が小窓の溝に必要以上にかかってしまいます

そこに溜まった水が時間差で垂れてくるため、拭き上げた後の仕上がりが汚く見える原因となるのです。

⚠️ 最重要注意点!網戸は10分以内に拭き上げること

水を流した網戸は、目安として10分以内に水分を拭き上げてください。水分を拭き上げずに乾燥させると、汚れやミネラル分を含んだ水が流れ落ちた跡が、黒い筋状の垂れ跡として残ってしまいます。面倒に感じるかもしれませんが、確実に綺麗に仕上げるための欠かせない一手間です。

 

2. 小窓にはホースで水をかけない

 

多くの小窓は開閉が可能で、その複雑な溝(レールやサッシ)に大量の水が溜まりやすい構造になっています。

一度水が溜まると、時間が経ってからジワジワと垂れてきて、せっかくの清掃を台無しにします。

清掃の効率を考えると、水をかけてもかけなくても、最終的に溝の汚れを除去するために乾拭きや細部の手作業は必要になります。

  • 確実な方法: 窓を開閉し、細部に溜まった汚れを綺麗な雑巾やメラミンスポンジで除去してから、ガラス面を丁寧に乾拭きする。

水を流す手間を省き、最初から手作業で徹底的に仕上げる方が、後から水が垂れる心配がなく、結果的に早く綺麗になります。

 

3. 内側からはホースを使わない

 

以前はホースを霧状にして内側からも水を流す手法を取っていましたが、この方法は効率が悪く、リスクが高いことがわかりました。

内側から水を流すと、霧状にしたとしても跳ね返りの水が室内のクロスにかかり、汚れてしまうリスクがあります。

さらに、内側のガラスには、内装業者がつけたノリやシール、テープ跡の汚れが付いていることが多く、結局、水を流しただけでは落ちません。

  • プロ推奨の手法: 水を流す手間を省き、水を含ませたメラミンスポンジで全面をなで、その後、カッターの刃を使って付着物を除去(傷をつけないよう注意)、最後に水拭きと乾拭きで仕上げる。

内側の汚れは水を流すより、手作業を効率的に行う方法を追求する方が、確実に綺麗に、かつ安全に仕上がります。

 

ガラス下のレールの汚れを上手に流すために

 

ホースで水を流す際、ガラス下のレール(サッシ)の溝の清掃も重要なポイントです。ここもまた汚れが溜まりやすく、水が残りやすい場所です。

 

汚れを剥がして流すテクニック

 

普通、レールには様々な汚れが付着していますが、メラミンスポンジを使えば、簡単に汚れを剥がして流せます。

  1. メラミンスポンジを使いやすい大きさにカットします。
  2. 水を流しながら、カットしたメラミンスポンジをレールの溝に全面当たるように入れながら滑らせます。
  3. この作業で、汚れが剥がれるように取れていきます。

この方法で取れない頑固な汚れは、たいていカビの層です。その場合は、ある程度水を流した後にカビキラーを噴霧し5分放置。その後、歯ブラシなどで擦ると、ほとんどの汚れを取り除くことができます。

 

終わりに

 

ベランダを含め、ガラス、網戸、レール周りの清掃でホースを使うのは基本ですが、「なんとなく」流すのと、この3つのコツを意識して流すのとでは、作業効率と仕上がりの品質に大きな差が生まれます。

二度手間を確実に防ぐ3つの鉄則:

  • 網戸は10分以内に拭き上げる
  • 小窓には水をかけない
  • 内側からホースで流水しても二度手間になる

この簡単なコツを取り入れて、あなたの清掃作業をより早く、より綺麗に、そしてストレスなく完了させてください。

 

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