mineoパケット放題plusを固定回線代わりに!平日昼の速度とYouTube視聴を徹底検証(2025年最新版)

「格安SIMは安いけど、お昼休みは使い物にならないんでしょ?」

そう思っていませんか?

特に、自宅の固定回線代わりにmineoの「パケット放題plus(最大1.5Mbps)」を検討している方にとって、平日12時台の速度は最大の不安要素でしょう。

結論からお伝えします。2025年現在、mineoの通信品質は大きく改善しており、使い方さえ工夫すれば、パケット放題plusは十分「自宅の固定回線代わり」になります。

この記事では、私が長年mineo 2回線(D/Aプラン)を固定回線代わりに運用してきた経験に基づき、最も混雑する平日12時台の速度のリアルを公開します。

過去の検証結果と比較しつつ、低速でも快適にYouTubeを視聴する方法や、速度を気にせずネットを使いこなすための賢い運用術を徹底解説します。

「高い光回線はもう不要」――そう思えるほどのmineo活用術を、ぜひご覧ください。


 

1. 筆者の自宅ネット環境と検証の前提

 

本記事で検証を行う私の自宅ネット環境と、mineoの契約状況は以下の通りです。

項目 詳細 補足
在住地 大阪府北摂地域 混雑しやすい都市近郊での検証です。
契約回線 2回線運用 ① iPhone:ドコモ回線(Dプラン)
② モバイルルーター:au回線(Aプラン)
契約プラン それぞれ20GB + パケット放題plus 通常の高速通信と1.5Mbps使い放題を併用できる環境です。
利用用途 動画視聴、ネットサーフィン、ブログ執筆など 一人暮らしでの利用で、PCやiPadを接続しています。
固定回線代わりの理由 回線分散と容量確保のため2回線契約 DプランとAプランで回線(キャリア)を分散させ、どちらかが混雑しても対応できるようにしています。

この記事で検証する速度は、主に「パケット放題plus」の低速モード(最大1.5Mbps)での挙動です。


 

2. 平日12時台のリアルな速度検証(2023年検証の再評価)

 

まずは、過去に私が行った平日12時台の速度検証結果(2023年1月時点)を振り返り、MVNOの最も厳しい状況をお見せします。

 

過去(2023年1月)の測定結果と体感

 

最も混雑が予想される火曜日の12:00から13:00まで、10分ごとに速度を測定しました。

時間帯 下り速度 (Mbps) レイテンシー (ms) ネットの体感
12:00 2.5 50 快適
12:10 1.8 120 やや遅い
12:30 0.8 150 Web閲覧にストレス
12:50 1.2 130 復調傾向
13:00 1.8 90 ほぼ回復

 

当時の正直な感想

 

  • 12:30の壁: やはり最も混雑する時間帯には、公称の1.5Mbpsを大きく割って0.8Mbpsまで速度が落ち込みました。
  • Web閲覧は厳しい: 速度低下に加え、レイテンシー(遅延)が100msを大きく超えるため、画像を多く含むウェブサイトや、X(旧Twitter)などのSNSの読み込みは、ストレスを感じるレベルでした。
  • 救いはYouTube: 速度は遅くとも、iPadで画質を360pに設定すれば、YouTubeは途切れることなく視聴可能でした。

この過去の経験から、以前のmineoは「12時台はネットサーフィンを諦め、動画視聴で時間を潰す」という運用が必須でした。


 

3. 【重要】2025年現在、mineoの速度は大きく改善している

 

2023年当時、「速度が遅い」というイメージが強かったmineoですが、2025年以降、設備増強の効果が顕著に出ています。

 

平日昼の「高速通信」で3Mbps以上も!

 

パケット放題plusの低速モードではなく、通常の高速通信モードに切り替えた場合、平日12時台の速度は大きく改善しています。

  • Dプラン(ドコモ回線)/ Sプラン(ソフトバンク回線): 他社と比較しても遜色ない3Mbps〜5Mbpsを記録する日が増加しました。これは以前の検証時とは比べ物にならない快適さです。
  • Aプラン(au回線): 他プランに比べてまだ混雑しやすい傾向は残りますが、それでも平均速度は向上しています。

 

パケット放題plusの「低速モード」も恩恵を受ける

 

この増強の恩恵は、パケット放題plusの低速モードにも波及しています。

  • 1.5Mbpsの維持が容易に: 以前は1.5Mbpsを割っていましたが、現在は混雑時でも公称値である1.5Mbps付近の速度を維持しやすくなり、低速モードの安定性が向上しました。
  • レイテンシーの改善: 速度だけでなく、レイテンシーも以前ほど極端に跳ね上がらなくなり、結果としてWeb閲覧のストレスも軽減されています。

つまり、現在のmineoは、「パケット放題plus」の低速モードを主軸としつつ、必要な時だけ高速モードに切り替えるという運用が、以前よりも遥かに現実的で快適になっています。


 

4. パケット放題plusの賢い活用法と固定回線代わりの運用術

 

速度が改善したとはいえ、最大1.5Mbpsという制限があることに変わりはありません。

mineoを固定回線代わりに最大限活用するための、具体的な「賢い運用術」をご紹介します。

 

① 1.5Mbpsで十分な用途と割り切る

 

1.5Mbpsの速度で「快適にできること」を把握し、用途を割り切ることが重要です。

用途 快適さ 補足
動画視聴 ◎ 快適 YouTubeは480pまでならほぼ途切れず視聴可能。720p以上は厳しい。
音楽ストリーミング ◎ 非常に快適 SpotifyやApple Musicなどの高音質モードも問題なし。
Web・SNS閲覧 △ やや遅い 大量の画像を読み込む際は一瞬待たされるが、以前のようなストレスはない。
ビデオ会議 △ 厳しい Zoomなどの会議は、音声中心であれば可能。画面共有や多人数になると厳しい。

 

② 用途に応じて「高速モード」を解放する

 

「パケット放題plus」は、アプリから簡単に低速モード(1.5Mbps)と高速モード(契約容量を消費)を切り替えられます。

以下の用途では迷わず高速モードに切り替えましょう。

  • 大容量ダウンロード: OSアップデート、アプリのインストール/更新など。
  • PCでの作業: 多くのタブを開く場合や、クラウドサービスへのデータアップロード。
  • オンラインゲーム: 低速では遅延(Ping)が大きいため、高速モードが必須です。

 

③ 昼休みの時間帯(12時~13時)の過ごし方

 

最も混雑する時間帯は、速度が改善しても不安定になる可能性があります。私の経験上、以下の方法でストレスを回避するのがおすすめです。

  • Web閲覧は控える: 速度よりもレイテンシーが上がり、Web閲覧が最もストレスを感じるため、この時間帯は避ける。
  • ダウンロード済みのコンテンツを楽しむ: 前もってダウンロードしておいた動画や電子書籍、音楽を楽しむ時間に充てる。
  • YouTube視聴: 安定している480p以下の画質に設定し、視聴に専念する。

 

5. 総括:mineoを固定回線代わりに使う際の注意点

 

mineoのパケット放題plusは、2025年現在、以前よりも遥かに固定回線代わりとして優秀になっています。

 

メリット

 

  • 圧倒的なコスト削減: 光回線費用が不要になり、月々の通信費が大幅に削減できます。
  • 工事不要: 契約・設定が簡単で、引っ越し時もルーターを持っていくだけでOKです。
  • モバイルルーターで家中どこでもネット: 自宅だけでなく、外出先でもPCなどを接続できます。

 

デメリットと注意点

 

  • オンラインゲームや大容量通信には不向き: ストリーマーやヘビーゲーマーには光回線が必須です。
  • Aプラン(au回線)は混雑耐性がやや低い: 安定性を求めるなら、Dプラン(ドコモ回線)またはSプラン(ソフトバンク回線)を選ぶことを推奨します。
  • 24時間快適ではない: 混雑する時間帯(平日昼、夕方)には、高速モードでも速度に波があることを許容する必要があります。

これらの情報を踏まえ、あなたのネット利用スタイルと照らし合わせれば、「mineoパケット放題plus」が固定回線代わりとして最適な選択肢になるかどうかが判断できるでしょう。

 

 
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