はじめに
個人的には翻訳アプリはGoogleが一番優れていると思っていました。
Weblioとかエキサイトとか色々使ってみたけどどうも今ひとつ…
そんな折、友人に「DeepL」という翻訳アプリを勧められました。
確かにDeepLの翻訳も品質は良いと思いました。
それ以来、翻訳アプリを使う時にはDeepLを使っています。
この記事では例文を出してその理由をお話しします。
とはいえどちらでも翻訳の質に大きな差はないので、好みで選べばいいと思います。
もしくは面倒でなければ、両方を見比べて自分で翻訳文を作るともっといいでしょう。
でも面倒なのでどちらか選ぶならDeepLをおすすめします。
それでは早速、ある英文をGoogle翻訳とDeepLがどのように訳すか比較してみます。
適当な英文のGoogleとDeepLの翻訳例
下記の文をそれぞれどのように翻訳するでしょうか?
比較する翻訳文
比較してみる英文はこれです。
↓
IN A 2015 survey of full-time workers in eight countries, many respondents said that they find it hard to meet the demands of both their work and their homelife. Causes included increased responsibilities at work or at home, rising expenses, and longer working hours. In the United States, for example, full-time employees report working an average of 47 hours a week. Nearly 1 in 5 claimed to work 60 hours or more!
In another survey, this one involving 36 countries, over one quarter of the respondents said that they often felt rushed even in their leisure time! Children too can be affected if overloaded with tightly scheduled activities.
When we constantly try to do more than time may allow, we can become stressed —victims of what has been termed “time pressure.” But is it possible to live a more balanced life? What role do our beliefs, choices, and goals play? First, consider four reasons why some try to do too much.
これぐらいだったらわたしでもだいたい意味はつかめます。
でも翻訳アプリを使った方が早いので…
なので翻訳アプリを使ってみます。
まずGoogle翻訳です。
Google翻訳の結果
下の写真はGoogle翻訳アプリで翻訳したスクショです。
このような翻訳が出ました。
↓
8カ国のフルタイム労働者を対象とした2015年の調査によると,多くの回答者は,仕事と家庭生活の両方の要求を満たすのは難しいと感じていると述べています。 原因には、職場や家庭での責任の増大、支出の増加、および長時間労働が含まれます。 たとえば、米国では、フルタイムの従業員は週平均 47 時間働いていると報告されています。 ほぼ 5 人に 1 人が 60 時間以上働いていると主張しています。
36 か国を対象とした別の調査では、回答者の 4 分の 1 以上が、余暇でも慌ただしく感じることが多いと述べています。 タイトにスケジュールされた活動で過負荷になると、子供たちも影響を受ける可能性があります.
時間が許す以上のことを絶えず行おうとすると,ストレスを感じるようになり,いわゆる「時間的プレッシャー」の犠牲者になります。 しかし、よりバランスの取れた生活を送ることは可能でしょうか? 私たちの信念、選択、目標はどのような役割を果たしますか? まず、やりすぎてしまう人がいる理由を 4 つ考えてみましょう。
これで十分意味が分かります。
でもDeepLでも翻訳させましょう。
DeepLの翻訳結果
DeepLはこう出しました。
↓
IN 2015年、8カ国のフルタイム労働者を対象にした調査では、多くの回答者が「仕事と家庭の両方の要求を満たすのは難しい」と回答しています。その原因として、職場や家庭での責任の増加、出費の増加、労働時間の延長などが挙げられています。例えば米国では、正社員は平均して週に47時間働いているという。約5人に1人が60時間以上働いていると回答しています。
また、36カ国を対象にした別の調査では、回答者の4分の1以上が「余暇にも急かされることが多い」と答えています。子供たちもまた、過密なスケジュールに追われることで影響を受ける可能性があります。
時間の許す限り多くのことをしようとすると、私たちはストレスを感じ、「タイムプレッシャー」と呼ばれる被害者になります。しかし、よりバランスのとれた生活を送ることは可能なのでしょうか。私たちの信念、選択、目標がどのような役割を果たすのでしょうか。まず、なぜ多くのことをやろうとするのか、その理由を4つ考えてみましょう。
ざっくり比較するとDeepLの方が一般の言葉、Googleの方が直訳っぽい表現のような印象を受けました。
それでこの頃はDeepLを使っています。
ではどのように違うのか詳細を補足します。
GoogleとDeepLを比較した翻訳の違い
詳細を比較するとDeepLの方が直訳より意訳に近い表現が散見されます。
例えばこのような違いがあります。
- Google ……と述べています。
- DeepL……と回答しています。
- Google:責任の増大、支出の増加、および長時間労働
- DeepL:責任の増加、出費の増加、労働時間の延長
- Google:タイトにスケジュールされた活動で過負荷になると、子供たちも影響を受ける可能性があります
- DeepL:子供たちもまた、過密なスケジュールに追われることで影響を受ける可能性があります
「タイトにスケジュールされた活動で過負荷」と書くとなんか直訳っぽいですね。
微妙なところですがDeepLの方が自然な表現です。
「IN 2015」とか 「…という」などDeepLの方が荒いところはありますが…
そういうところは自分で修正したいと思います。
終わりに
Google翻訳の色々な機能が便利で会話などにも重宝しています。
Google翻訳アプリの会話機能→英語が少し分かるなら便利に使える(私見)
ですがDeepLを知ってからは翻訳だけならこっちを使っています。
比較すると訳文が直訳っぽくなく自然だからです。
Google翻訳アプリはよく知られていますが、DeepLはそれほど知られていません。
まだ試したことがないようでしたら、DeepLで翻訳することもおすすめしたいと思います。
もちろんプロからすれば、訳文は劣るでしょう。
お役に立てば幸いです。
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