はじめに
夜間フリーと聞いて、「夜の11時からなんて、すぐに寝てしまうからほとんど使えない…」と思っていませんか?
確かに、深夜にあまり使わないのであれば、面倒な「ゆずるね」宣言を20日間も達成して夜間フリーをゲットしても、宝の持ち腐れです。
非常にもったいないですよね。
でも、発想を少し変えて「早朝」に活用することで、この特典の価値は劇的に上がります。
私は夜型ではないため、深夜の利用は現実的ではありませんでした。
そこで、朝5時半に目覚ましをかけることにしたのです。
たった1時間半ですが、この早朝のパケットフリー時間こそが、私たち早寝早起きのユーザーにとってのゴールデンタイムでした。
ちょっと早く起きるだけで、大量のギガを消費するPCやスマホのOS更新、アプリのアップデートといった「面倒だけど避けられない作業」を、パケット消費ゼロで一気に片付けることができます。
この記事では、夜型ではない私が実践している、夜間フリーの最強活用法、「早朝アップデート戦略」をご紹介します。
1. mineoの夜間の通信速度は実際どうなの?
まず、早朝に使うにしても、肝心なのは通信速度ですよね。
マイネ王の掲示板などを見ていると、夜間フリーの時間帯(23時〜7時)の速度は、時間帯や地域によって多少の変動があるようです。
- 「夜間に100Mbpsほど出た」という報告もあれば、
- 「23時〜1時台と6時以降は、30Mbps→1Mbps以下→30Mbpsと不安定になることが多い」というコメントもあります。
私の自宅(大阪府在住)でも早朝に計測すると、だいたい10Mbps〜30Mbpsくらい。爆速というわけではありませんが、これが十分実用レベルなのです。
なぜなら、私たちが早朝に行いたい主な作業は「ダウンロードとインストール」。このくらいの速度が出ていれば、大容量のファイルでも問題なく処理できます。
それでは、朝5時半に起きることで、具体的にどれほどの作業ができるのかを見ていきましょう。
2. 朝5時半に起きれば夜間フリーでPCのOS更新できる
朝5時半に起きると、夜間フリーが終わる朝7時まで、たっぷり1時間半の猶予があります。
この1時間半があれば、PCのOSの更新のダウンロードはほぼ十分です。
私はMacBook(OS Big Sur)を使っていますが、月1〜2回のOS更新であれば、ダウンロードとインストールを合わせても1時間半あれば十分に完了できています。
【注意点】OSの大型アップデートの場合
問題は、数年に一度のOSの大型アップデートの時です。ダウンロードだけで1時間以上かかることもあり、インストールまで含めると3時間近くかかるかもしれません。
しかし、ダウンロードさえ夜間フリーで完了させてしまえば、インストール作業ではパケットを大きく消費しません。
大型アップデートの通知が来たら、朝5時からスタートするなど、少し早める工夫をすれば十分に対応可能です。
重要なのは、パケットを大量に使う「ダウンロード」を夜間フリーの時間に集中させることです。
3. スマホやタブレットのOS更新のチェックを早朝にする
PCのOS更新と、タブレットやスマホのOS更新を同時に行うのは、回線が一本だと速度的に難しい場合があります。
そこで、これらの端末のアップデートは、PCのOS更新とは別の日の早朝に実施することをおすすめします。
スマホやタブレットのOS更新のチェックを早朝に行い、すぐにアップデートを開始すれば、ほとんどの場合、1時間半のフリー時間内に完了できます。
パケット大量消費を防ぐコツ: PC、タブレット、スマホ端末、全てにおいて、OSやアプリのアップデートは夜間フリーの時間帯に手動で完了させると決めましょう。
※特にiPadなどでは、ソフトウェアの自動アップデートが夜間フリーの時間外に作動して、意図せずパケットを大量に消費することがあるので要注意です。
4. アプリの更新チェックも夜間フリーの時間内に!
OSの更新ほどではありませんが、iPhoneやiPadを使っていると、結構頻繁にアプリの更新マークがつきますよね。
これらの更新も、積もり積もれば無視できないパケット量になります。
これも早朝の夜間フリーの時間に一気に処理してしまいましょう。
早朝にアプリの更新をチェックすると、ほとんどの場合は5分以内にアップデートが完了します。
これもまた、パケットの消費を防ぐための、簡単な「朝活」アップデート戦略の一環です。
私のルール: OSやアプリのアップデート類は、全て早朝の夜間フリーの時間に済ませてしまうと決めています。こうすることで、「いつの間にかギガが減っていた!」という悩みが解消され、夜間フリーを最大限に活用できていると自信を持って言えます。
5. 余談: 動画視聴もパケット節約を徹底する
OSやアプリの更新を全て夜間フリーの早朝に済ませることで、パケット節約には大きくつながります。これだけで、mineoだけで固定回線化することも夢ではありません。
さらにパケット消費を抑えるためにできるのが、動画視聴の画質設定です。
パケット大量消費を防ぐ観点から言えば、動画視聴は**「パケット放題plus」の速度(最大1.5Mbps)**を使い、画質を240pに落とすことで大きく節約できます。
マイネ王のスタッフブログによると、「パケット放題plus」の速度で標準画質(360p程度)を20時間視聴すると、約10GBのパケットを消費するとあります。
イチャモン 240pに画質を落とせば、もう少し視聴時間が増やせるよね。
その通りです。
画質を240pに抑えることで、視聴時間を長くすることができます。
私は動画視聴が長くても1日5時間を超えることはないので、「パケット放題plus」で十分まかなえており、パケットの消費を極限まで抑えられています。
6. パケットの消費を抑えるためにできること3選
これまでの体験を踏まえて、夜型ではない人がmineoだけで快適に過ごすために、パケットの消費を抑えるための方法を3つにまとめました。
- アップデートはとにかく夜間フリーの時間帯のみにする (特に「早朝」に集中させることで、効率よく処理できます。)
- 動画視聴は画質240pでパケット放題plusを使う (ほとんどの視聴はこれで十分。高速モードは極力使いません。)
- Zoom会議もパケット放題plusで頑張る (入室時など、速度が必要なタイミングだけ「節約OFF(高速)」に切り替えればOKです。)
これ以外のネット閲覧などは、通信速度が1.5Mbpsの「パケット放題plus」で十分事足ります。
よくよく考えたら、MVNOだけで自宅のネット環境がまかなえるとは考えもしませんでしたが、今ではそれが実現しています。
私の場合、mineoを2回線活用していますが、このコスパの良い通信環境に非常に満足しています。
終わりに
余談も含めましたが、OSの更新はmineoの夜間フリーを最大限活用することによって、パケットの消費を抑えるのが、夜型ではない私たちにとっての最重要戦略です。
深夜しっかり睡眠をとる人は、朝5時半など早めに起きてOSの更新を済ませるという「朝活」に切り替えるだけで、夜間フリーをフル活用できます。
夜型じゃないからと諦めるのはもったいない!
ぜひ今日から「早起きは三文の得」を実感し、mineoをお得に使い倒しましょう。
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