【奇跡の実録】7年経過してもバッテリー5時間!WiMAX W04を「USB挿しっぱなし」で固定回線化する超コスパ術

「モバイルルーターを電源に繋ぎっぱなしにすると、バッテリーが膨張する、寿命が極端に短くなる」

インターネットで調べると、こんな情報ばかり出てきますよね。

私もW04を購入した7年前、固定回線代わりに使いたいと考えながらも、バッテリーの劣化が不安でした。

しかし、結論から言います。

私はWiMAXのモバイルルーター W04を7年間、ほぼ毎日USBに挿しっぱなしで使い続けています。

裏はシールが剥げかかっていて、何が書いてあるのか分かりにくい状態。

そして、7年経った今でも、外に持ち出すとバッテリーだけで5時間以上動いてくれるのです。

これ、公表されている常識と違いますよね?

本記事では、初期費用3,000円(中古購入費)で7年間も安定したネット環境を実現している私の「超コスパ運用術」を、包み隠さず公開します。「固定回線は高い」「ルーターを何台も持ちたくない」と悩むすべての方に、この奇跡の実録をお届けします。


1. 【結論】なぜW04を7年間「USB挿しっぱなし」で使えたのか?

 

リード文でもお伝えしたとおり、私はWiMAXのモバイルルーター「W04」を7年間、ほぼ自宅の電源に繋ぎっぱなしで固定回線として使っています。

この記事の核心である「結論」を先に言ってしまうと、「モバイルルーターの耐久性は、あなたが思っているよりもはるかに高い」ということです。

そして、その耐久性は、7年前に中古でたった3,000円で購入したこのW04が証明してくれました。

私の運用状況の全貌

 

まず、私のW04の具体的な運用状況をまとめておきます。

  • 機種: Speed Wi-Fi NEXT W04(ファーウェイ製)

  • 購入方法: ヤフオクで約7年前に3,000円程度の中古品を購入

  • 回線: MVNOの**mineo(au回線)**SIMを挿入し、SIMフリー端末として運用

  • 使用環境: 自宅では基本的にUSBケーブルに接続したまま電源ONの状態(充電しっぱなし)

  • 外出時のバッテリー: 7年経過した今も、約5時間の連続通信が可能

  • 7年間の故障/トラブル: 接続が途切れたことは数回ありますが、端末自体の故障やバッテリーの膨張は一度もありません

繰り返しますが、トラブルなしで7年間、3,000円の端末が家庭のメイン回線として機能し続けているのです。

メーカーが推奨しない使い方であるにもかかわらず、なぜこのような「奇跡の実録」が実現できたのか。

次章では、この驚異的な耐久性を支えていると思われる要因を、公称スペックと比較しながら深掘りしていきます。


2. 奇跡の「5時間」を徹底検証!公称スペックとのギャップ

 

私がこの7年間で得た最大の驚きは、「USB挿しっぱなし運用」にもかかわらず、モバイルルーターの命であるバッテリーが、未だに単体で5時間も持続してくれているという事実です。

なぜこれが「奇跡」なのか?

それは、このW04が持つ公称スペックと比較すると明らかになります。

W04のバッテリー公称スペックの確認

 

W04が発売された当時のメーカー公表値(満充電時)は以下の通りです。

モード 連続通信時間(目安)
ノーマルモード 約540分(9時間)
ハイパフォーマンスモード 約430分(7時間10分)

このデータから、7年前の端末であり、かつ7年間電源に繋ぎっぱなしという過酷な使われ方をしたにもかかわらず、現在の5時間(300分)という持続時間は、常識的に考えて「バッテリーがほとんど劣化していない」と言えるレベルです。

通常、モバイルルーターは2〜3年も使えばバッテリーが目に見えてヘタり、満充電でも公称値の半分以下になるケースがほとんどです。

それが7年で公称値の約55%(5/9)を維持しているのです。

【検証】7年間挿しっぱなしでもバッテリーが持った3つの要因(推測)

 

これはあくまで私の推測ですが、メーカー非推奨とも言えるこの運用が成功した背景には、主に以下の3つの要因があったのではないかと考えています。

要因①:W04の「過充電防止機能」が優秀だった可能性

 

モバイルルーターやスマートフォンは、バッテリーの劣化を防ぐため、満充電に達すると自動的に充電を停止し、バッテリーを迂回して直接電源から給電する設計になっています。

W04は、この満充電後の切り替えシステムが非常に優秀だったため、長時間接続し続けてもバッテリーへの負担が少なかった可能性があります。

要因②:「熱」への対策が自然にできていた

 

バッテリーの最大の敵は「熱」です。

私は特に意識してはいませんでしたが、W04は常に自宅の風通しの良い、直射日光の当たらない場所に置いていました。

これが、熱によるバッテリーの劣化を最小限に抑え、結果的に長寿命につながったと見ています。

熱がこもる場所での挿しっぱなし運用は避けるべきでしょう。

要因③:自宅での「安定した電源」からの給電

 

自宅の壁のコンセント(または高品質なUSB充電器)から、常に安定した電流で給電されていたことも大きいです。

不安定な電圧や電流は電子機器の故障につながります。

質の高い給電環境が、W04の回路やバッテリーを保護してくれたのかもしれません。

専門家やメーカーが推奨しない理由(リスク)は知っている

 

もちろん、この使い方はメーカーが正式に推奨するものではなく、バッテリー膨張や発火などのリスクを完全に否定することはできません。

特に古いリチウムイオンバッテリーの運用は自己責任が伴います。

しかし、私はこの分野の専門家ではありません

一ユーザーとして「問題なく使えている」という事実が目の前にある以上、過度にリスクを恐れるよりも、その圧倒的なコスパを享受する方が賢い選択だと判断しました。


3. 【超コスパ】W04固定回線化の具体的なメリット

 

私のW04を固定回線代わりに運用する方法は、専門的な見地からは「邪道」かもしれません。

しかし、一人のユーザーとして、この運用がもたらしてくれたメリットは計り知れません。

最も重要で、読者の皆様に共感していただきたいのは、その圧倒的なコストパフォーマンス生活のシンプルさです。

圧倒的なコスト削減効果

 

これが最大のメリットです。

仮に、一般的な光回線を月額5,000円で契約していたとします。

項目 費用(7年間)
固定回線費用 5,000円 × 12ヶ月 × 7年 = 420,000円
W04運用費用 中古端末代 3,000円 + SIMの月額料金(※)

※SIMの月額料金は別途かかりますが、これはスマートフォンとの契約を工夫することで、固定回線単体よりも大幅に安価に抑えることが可能です。

つまり、私は約42万円の固定回線契約費用を支払うことなく、快適なインターネット環境を手に入れました。

初期投資はわずか3,000円

これは、物価高で家計が圧迫される現代において、実践すべき「最強の節約術」だと確信しています。

モノと配線が減るシンプルさ

 

費用だけでなく、生活の利便性も向上しました。

高額な固定回線を契約すると、通常は「光回線終端装置(ONU)」と「固定回線ルーター」の2台の機器を設置し、複雑な配線を施す必要があります。

しかし、私のW04運用では、たった1台のモバイルルーターがその両方の役割を担っています。

  • 固定回線ルーターは不要

  • 外出時のモバイルWi-Fiルーターも不要

  • 配線はUSBケーブル1本だけ

自宅でも外出先でも、機器が1台で完結するこのシンプルさは、機器の管理や故障のリスクを減らすだけでなく、見た目にもすっきりとしたミニマルな環境を実現してくれました。

SIMフリー運用(mineo)のメリット

 

私がW04で利用しているのは、MVNO(格安SIM)であるmineoのau回線です。W04はau系の回線と相性が良いため、中古端末であっても比較的安定して使えます。

  • 回線契約の自由度: 縛りが少ない格安SIMを使うことで、より安価な料金プランを柔軟に選択できます。

  • 通信エリアの広さ: au回線を利用しているため、電波が入るところであれば感度も悪くなく、特に不満を感じることはありません。

このように、W04の「超コスパ運用」は、「費用」「シンプルさ」「利便性」のすべてにおいて大きなメリットをもたらしてくれました。


4. 7年間使うための注意点とQ&A

 

私のW04の事例は「奇跡の実録」であり、すべてのモバイルルーターで7年間問題なく運用できることを保証するものではありません。

しかし、この運用に挑戦したい読者のために、私が経験から学んだ中古端末を選ぶ際の注意点と、よく聞かれる疑問点にお答えします。

中古端末を選ぶ際のチェックポイント

 

中古のW04を探す場合、安さだけを追求すると「すぐに使えなかった」というリスクがあります。以下の点をチェックしましょう。

① 価格と状態のバランス

 

現在(2025年時点)のW04の中古相場は、数千円から1万円程度でしょう。

あまりにも安いものは、バッテリーが既に膨張していたり、液晶に不具合があったりする可能性があります。

購入前に、必ず端末の裏側やバッテリー付近の写真を確認し、膨らみがないかチェックしてください。

② SIMロック解除済みであること

 

W04はau系の回線に強みがありますが、mineoなどの格安SIMで運用するためには、SIMロックが解除されている端末を選ぶ必要があります。

ヤフオクやフリマサイトの商品説明欄で「SIMフリー」または「SIMロック解除済み」と明記されているものを購入しましょう。

③ 製造年月日(個体差)

 

私のW04が長寿命だったのは、たまたま当たり個体だった可能性も否定できません。製造年月が新しいものほど良いとは限りませんが、出品者に「購入からどれくらい使用したか」を確認できると安心です。

最重要!熱対策の徹底

 

セクション2でも触れましたが、モバイルルーターをUSB挿しっぱなしで運用する上で、「熱対策」は最も重要です。

バッテリー劣化の加速を防ぎ、発火などのリスクを避けるため、以下の点に注意してください。

  • 直射日光の当たらない場所に置く。

  • 風通しが良い、平らな場所に設置する。(本の上や布の上に置かない)

  • ルーターが熱くなっていると感じたら、一度電源を切り、冷ましてから再起動する。

Q&A:速度面での不満はないのか?

 

W04は7年前の機種です。最新のルーター(W06など)と比べると速度は劣りますが、私の生活環境においてはまったく問題ありません

質問 回答
動画ストリーミング(YouTube/Netflix) 問題なく視聴可能です。高画質での視聴も途切れることはほぼありません。
一般的なWeb閲覧 快適です。SNSの閲覧やブログの執筆などで遅延を感じることはありません。
オンラインゲーム 最新のFPSなど、シビアなレスポンスを要求されるゲームは厳しいかもしれません

私は主に一人での利用ですが、「一人暮らしなら十分」という評価です。速度の絶対値を追求するのではなく、「安さ」と「利便性」を重視するなら、W04は今でも現役で通用すると言えます。


5. まとめと読者へのメッセージ

 

私の7年間にわたるWiMAX W04の「USB挿しっぱなし」運用は、当初の不安をよそに、驚くほど成功しました。

この記事でご紹介したとおり、中古でわずか3,000円で購入した端末は、今なお家庭のメイン回線として機能し、外出時も5時間バッテリーが持つという最高のコスパを提供し続けています。

この実録から得られた教訓

 

  • 耐久性の常識は疑うべし: メーカーや世間の情報で「バッテリーはすぐにヘタる」と言われていても、実際には使い方や個体差で想像以上に長寿命な機器は存在する。

  • コスパ追求は「邪道」を恐れない: 専門的な知識にこだわりすぎず、「現に問題なく使えている」という事実を優先すれば、通信費という大きな固定費を劇的に削減できる。

  • シンプルイズベスト: 固定回線とモバイル回線を1台に集約することで、生活はシンプルになり、管理の手間や費用が大幅に削減される。

読者への問いかけ

 

もし、あなたが今、「毎月の固定回線費が高い」「自宅と外出用のWi-Fiルーターの2台持ちが面倒」といった悩みを抱えているのであれば、高額な新規契約をする前に、一度立ち止まって考えてみてください。

私の実体験は、中古のモバイルルーターを安く購入し、工夫して運用するという選択肢が、費用対効果において最強の答えとなる可能性を示しています。

固定回線のような速度の絶対値ではなく、費用対効果と利便性の最大化を求めるのであれば、中古のWiMAX W04(や後継機)を試してみる価値は十分にあります。

あなたの通信費の悩みは、3,000円の中古ルーターで解決するかもしれません。

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