1. 「置き忘れ」は誰にでも起こる:あの時の凍りつく瞬間
誰もが一度は経験する「やってしまった…」という瞬間。
私の場合は、仕事中に手放せない相棒、iPadを置き忘れた時でした。
現場は、大阪にある「世界の温泉 スパワールド」。
休憩後すぐに作業に戻るため、メールを終えたiPadを壁際の凹みにポンと置いたんです。

それがまさか、完璧な「カモフラージュ」になるとは思ってもいませんでした。
後片付けを終え、社用車で走り出した瞬間、カバンにない感触に気づき、頭の中が一気に真っ白になりました。
「まさか、あの場所?」「外国人のお客さんも多い場所なのに…」—不安で心臓がバクバクと鳴り響きます。
私たちは「自分は大丈夫」と思いがちですが、どんなに気をつけていても、置き忘れは一瞬の気の緩みで誰にでも起こりえます。
このパニック状態から抜け出すことが、すべてを左右します。
2. パニックを断ち切る!「最悪の想定」と「冷静な行動」
慌てて現場に戻ると、やはりiPadはありませんでした。
「ああ、もう誰かに持っていかれた…」と、またパニックになりかけます。
でも、そこで踏みとどまりました。
【心を落ち着かせる最初の行動】
💡 最悪の状況を一度受け入れる
「もう戻らないかもしれない」。
高額なものを失ったショックは大きいですが、この機器は「生活の生命線」である反面、ただのモノです。
一度、この最悪の想定を腹の底で受け入れることで、不思議と冷静になれます。
失ったものへの執着から解放され、次の行動に意識を集中できる余裕が生まれます。
私の次の行動はシンプルでした。
記憶の中で最後にiPadがあった場所、つまり施設の受付に尋ねることです。
3. 「良心」を信じ、諦めずに「届ける場所」へ向かう
受付へ向かう間も、頭の中では「もう誰かが売ってしまったかも」という声が響きます。
しかし、ここで大切なのは「諦めない気持ち」と「他人の良心」を信じることです。
【心を落ち着かせる次の行動】
💡 「見つけた人は必ず届けてくれている」と信じる
拾った人がそのまま持ち去ってしまう可能性ももちろんあります。
しかし、まずは世の中の多くの人が持つ良心を信じ、「どこかの誰かが、きっと落とし物として届けてくれている」という前提で行動を起こしましょう。
結果はどうあれ、やるべきことをやり切ることが、後悔を残さない唯一の方法です。
そして受付で状況を伝えた時、奇跡が起きました。
「タイミング良く、日常清掃員のスタッフが気づいて、落とし物としてすぐに届けてくれましたよ」
この一言に、張り詰めていた心がフワッと緩んだのを覚えています。
他業者ではありますが、同じ清掃の仕事をしている人の良心に心から救われ、深く感謝しました。
4. なくした体験を「未来の自分への教訓」に変える
大切なモノが手元に戻った時、心から安堵すると同時に、大きな反省もしました。
もしあなたが、私と同じように大切なものを一時的に失った時、この時の私の経験を思い出してください。
置き忘れは誰でも起こりえます。
しかし、その後の行動で結果は大きく変わります。
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パニックにならないために、まず深呼吸をし、「最悪の想定」で心を軽くする。
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「拾った人は良心がある」と信じ、やるべき行動(受付・警察への連絡)をすぐ起こす。
このヒヤリとした体験を、私たち自身の「トラブル時の冷静な対応力」を磨く教訓に変えましょう。
この記事では自分としては恥ずかしいことを書きますが、大事なタブ端末iPadを置き忘れて、それに気づいた人が届けてくれたので救われた〜 という話です。
自分としてはそういうことがないように気をつけている方だと思っているので、こういうことがあったこと自体ショックでした。
置き忘れに気づいた時はヒヤヒヤでしたが、結果的に無事でよかったです。
災いは忘れた頃にやってくるので、皆さんもお気をつけくださいね。
置き忘れた場所は、大阪市にある世界の温泉スパワールドのピロティです。
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