ハウスクリーニングの現場で、こんな経験はありませんか?
「ドア枠やスイッチ周りに、うっすら白い跡がある」
「水拭きした直後は綺麗なのに、乾くとまた白く浮き出てくる……」
実はその厄介な汚れの正体は、壁紙を貼る際に使う「内装用のり」の拭き残しです。
普通に拭いただけではなかなか落ちないこの汚れ、実はダイソーなどの100均で買える「ある意外なアイテム」を使うと、驚くほど簡単に、しかも傷をつけずにサラサラに仕上げることができるんです。
今回は、長年ハウスクリーニングに携わってきた私が、現場で実際に活用している「内装のりを最短で落とすプロの掃除術」を解説します。
乾くと白くなる「ゴースト汚れ」の正体
現場を点検していると気づく、木枠のうっすらとした白い汚れ。

透明なので目立ちにくいのですが、角度を変えて見るとはっきりわかります。

これの正体は「内装のり」です。
おそらく前回の清掃作業で取りきれないまま入居になり、退去後に乾燥が進んで姿を現したのでしょう。
「濡れるとおさまるが、乾燥すると白く浮き出る」という、まるでお風呂の鏡のウロコ(ゴースト汚れ)のような性質を持っています。
準備するのはダイソーの「焦げ取りシート」
このノリ退治に私がおすすめするのは、ダイソーの焦げ取りスポンジコーナーにある**「焦げ取りシート(4枚1セット)」**です。

本来は鍋の焦げを落とすためのものですが、実はこれが内装のり除去に最適なんです。
なぜ「メラミンスポンジ」ではないのか?
掃除の定番、メラミンスポンジ(激落ちくん等)を使いたくなりますが、私はあえてこのシートを使います。
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絡め取る力: メラミンスポンジは目が細かく、粘着性のあるノリを「引き伸ばす」だけになりがちです。対してこのシートは、繊維がノリをしっかり「絡め取って」くれます。
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建材を守る: メラミンスポンジは研磨力が強すぎて、色の濃い木枠などの「ツヤ」を消してしまうリスクがありますが、このシートは(水を含ませれば)傷をつけにくく、安全に作業できます。
【実践】内装のりをスッキリ落とす手順
やり方は非常にシンプルです。
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洗剤を吹き付ける: マジックリンなどのアルカリ性洗剤をノリの部分にかけます。
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シートで擦る: 焦げ取りシートで、ある程度力を入れて擦ります。
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乾拭きで仕上げ: ここが重要です。最後に乾いたタオルでしっかり拭き上げます。

作業後はこの通り。
乾いても白い跡は一切出てきません。
内装のりが洗剤と結合し、シートの繊維にうまく絡め取られた証拠です。
プロの教訓:効率のために「ケチらず使い捨てる」
このシートの唯一の弱点は、硬いものを擦るとすぐにほつれてくることです。
こうなると汚れの落ちが悪くなり、余計な時間がかかってしまいます。
4枚で110円。1枚あたり約27円です。
「早く・綺麗に」仕上げるのがプロの仕事。
ほつれてきたらケチらずに新しいものに変えるのが、結果として一番コストパフォーマンスが良くなります。
まとめ
「たかがノリ、されどノリ」。 こうした細かい部分がサラサラになっているかどうかで、お部屋全体の清潔感(プロの仕上がり)は大きく変わります。
もし現場で「何度拭いても白くなる汚れ」に遭遇したら、ぜひダイソーの焦げ取りシートを試してみてください。
経済的かつスピーディーに解決できるはずです!
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