扉周りの木枠や各種器具にべったりついた内装のノリにはこれ!

どうも!

わたしはハウスクリーニングの作業に携わってかれこれ30年経ちます。

年月が経つと備品のデザインや材質が変わり新たなスキルが求められるので、絶えず新たなスキルの向上を目指す必要がある分野の作業です。

なので、毎回の作業で気づいたことを日記のように書き連ねています。

ちなみに前回はこんなことを書きました。

床に塗り込まれた髪の毛の除去→削れたWaxをその部分だけ塗るのはあり?

実感としてフローリングの清掃が一番難しいです。クッションフロアの床だとどんなに楽か!と思うほど。

 

ところで、今日は内装作業後にドア周りや巾木、スイッチ周りなどにべったりついているノリの除去について書いてみたいと思います。

前の入居者の汚れならともかく内装業者が汚したクロスのノリ。

色が透明に近いために見過ごしやすくて触るとべったりと気持ち悪い… フローリングノリがついたままWaxを塗るとそのまま見えてしまって最悪、という清掃作業の強敵ですね。

それを除去するために色々な方法がありますが、今のところ私がおすすめするのは、百均ショップで売っている5枚セットになった焦げ取りシートです。

写真がなくて申し訳ないのですが、ダイソーに行けば、スポンジ等のコーナーに青かグレーで5枚セットになって焦げ取りという名目で売っているのですぐにわかると思います。

なぜ、おすすめか?

木枠についたクロスのノリを濡れたメラミンスポンジで拭くと、取れるのは取れるのですが、メラミンがすぐにちぎれて使い物にならなくなる…

かと言って、スポンジの茶色のパッドで洗剤をつけて擦ると、インターホンのカメラやスイッチ周りの器具を作業する時に傷をつけることがあります。軽く擦ったとしても、デリーケートな材質のものも結構あるんですよね。ものによって使うものをいちいち変えるのも結構面倒…

そこで使ってみたのが、100均の焦げ取りシートです。本来の用途は名前の通りキッチンの器具の焦げの除去のためのもの。しかし、その用途には今ひとつ…と思ってしまいました。

五徳の焦げの最強な洗い方は熱湯に浸しながら擦ること(色々試してみた)

 

例えば、壁掛けエアコンやその化粧についたノリ。

スイッチのところにそのパッドを置いて撮影しました。これが結構いけるツール。

わたしは、このような作業には業務用のアルカリ洗剤を2倍に薄めたスプレーにしてそれで器具に噴霧してパッドで擦っています。

おお!結構力を入れて擦るのですが、濡れた雑巾で拭き上げて乾拭きすると傷がつかずにサラサラになるではないか…

ノリが取れたかどうかは、手袋をしていても触った感じで引っかかりがあるかどうかでわかります。以前はいちいち手袋を脱いで触って確かめていました。

メラミンスポンジのようにぼろぼろちぎれることもないし… インターホンカメラにも傷がついていない…

ブレーカーや湯沸かしなどの器具、クローゼットの棚の上にもノリが結構べったりとついていますが、とにかくアルカリ洗剤を噴霧してこの焦げ取りシートを回転させるようにして擦るとノリがみるみる取れていきます。

色々試してみた結果、作業効率、仕上がりの質、経済性の観点からこのシートとアルカリ2倍希釈液がおすすめ、という結論に至りました。よかったら試してみてください。

このシートは100円です。

なので一現場作業すると、結構ほつれてきたり、フニャフニャになったりするのですが、拉致開かなかったらそれは捨てたらいいです。5枚セットなので、100円で5現場使えるので、作業性を考えるとそれほど高くはつかないと思います。

いや〜、この作業は部屋全体のことなので結構時間がかかっていましたが、このことに気づいてから一日の作業で30分くらいは時短になっていると思います。よほどデリーケートな材質でない限り傷もつかないし… いいですね。

ハウスクリーニングの作業効率アップ→台所用洗剤の最大限活用

ということで作業レポートは以上です。

作業前に全ての髪の毛をとってしまえ(ハウスクリーニング効率アップ)

 

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