30年分のワックスを剥がしてみた!マンション廊下ワックス剥離ビフォーアフター

 

どうも!

今日は8月29日、この時期にしては酷暑の中で作業でした。

共用マンションの室内のような環境での廊下のWax剥離。

写真で見ていただくとこのような廊下です。

すごく汚いですよね。

Waxがドス黒くテカテカ。

30年くらいWaxを塗りたくったまま、剥離作業をしていない状態です。なのでWaxもとても分厚いでしょう。

住民も慣れっこでなんとも思わないのでしょうね。別に歩行に支障なければそれでよし。

ところが、物件の管理担当者からなんとかしてほしいとのことで、私が勤めている清掃会社に作業の依頼が来たわけであります。

去年も同じ作業を別の階でしました。なので1年ぶり… 仕事感覚は少し鈍っているかな…

共用廊下の床Wax剥離→ポリッシャーは必要ないかも

昨年はWax剥離作業にポリッシャーが必要か不要かで書いたのか… 思い出しました。笑

 

まず作業の準備に際して、剥離剤のオールゴー、アマノ製のウエットバキューム、ポリッシャー、汚水をかき取るためのドライワイパー、できるだけ滑らないようにするための長靴です。

このウエットバキュームですが、長年使っていることもあってだいぶ吸水力がなくなっています。

なので、バキュームを走らせると、汚水を前に溜めるような感じになってしまってなかなか吸わず、時間がかかってしまいました。

音がうるさいので、ドライワイパーでできるだけ汚水を回収した方が早いと思います。ですが、それでもチームメイトがドライワイパーより、ウエットバキュームを使いたがるので… 時間がかかってしまった一つの原因です。

こういう狭い場所では、なんとかドライワイパーで汚水を回収する方が、作業時間は早いと思います。

実際の作業手順は、どの業者でも同じだと思いますが、剥離剤を塗布して、しばらく待ち、それから水を少し足しながら、モップで擦ってワックスを剥がしていきました。

それから、ポリッシャーで濯ぎ洗いです。

こんな感じでしょうか。

奥の方はWaxを剥いだグリーン色が出ているところ。手前とは差が顕著ですよね。

そして、汚水を回収するとこれくらい汚いです。

気をつけないと、白い壁まで跳ねた汚水で汚してしまう…

実際にそのような汚れがついていました。

これが、剥離作業後の状態です。

ここまでになれば、仕上がりは問題ないと思います。

しかしながら、夏場の作業で大変でしたね。汗がぼたぼた。

親切な職場なので、チームリーダーが室内の暑さのアラートが出たら、水分を補給するようにさせてもらいました。

暑さで疲れましたが、全員ばてることなく、こけることなく作業を終えることができました。

しかしながら、人の出入りへの対策(「作業中につきご協力お願いします」などの張り紙など、ができていなかったことがちょっと問題かな…

住民からすれば、予告なくこのような作業をしていることになります。それでも、幸いトラブルに至らずでよかったです。

最低限、管理会社が張り紙をするように手配するのが普通なんだけどなあ…

作業中に何人かの住民が急に玄関から出てきて廊下を歩こうとしました。当たり前ですよね。

それで、その都度汚水をかき取って、バスタオルを引いてそこを歩いてもらいました。

一回だけ、住民が滑りかけて転けずに済みましたが、ヒヤッとしたシーンがありました。なので、効率が悪く思えても一回の作業範囲を狭くして、すぐに通り道ができるように汚水をかき分けることができるようにすることは大切なことです。

作業者は往々にして効率を求めてしまい、一度に広い範囲でを作業しようとしたため、逆にヒヤッとするシーンが出てくるわけですね。

急がば回れです。

本当を言えば、人の通行を完全に止めることができればそれがベストなのですが、それができないのが辛い…

なので、私だったら、ハウスクリーニングでフローリングの剥離をするような感じで、少しずつ進めていけば、もし人が通ってもすぐに対応できるようにできるのではないかと思っています。

床材が浮かないフローリングのワックス剥離の方法

ところが、チームリーダーや同僚からはこのような提案を受け入れてもらえないのが辛いところですね…

疲れないためにもっと涼しい時期にすればよかったという面はありますが、暑い時期だったので、Waxがすぐに乾いたので、二度塗りしても時間がかからなかったことは良かったです。

事前に張り紙を貼るようにする、住民の承諾を得て安心して作業できるような環境だともっと疲れが軽減できたと思います。貯水槽の清掃のように普通はそうするのが常識ですが… なんか書きにくい事実。笑

 

何はともあれ、大変な作業だったけれど、やってみる価値はありました!

ドス黒い光り方から、綺麗なグリーンへと完全に変化したからです。

お手数ですが、もう一度初めの方にスクロールしていただいて、その違いを見ていただければ、汗水流して苦労した甲斐があったのがお分かりになっていただけると思います。

Wax剥離作業は、滑りますし、汚れますし、住民に気を使いますし、暑い中では大変ですが、それでも上手にやれば、結果が出るので達成感があります。

今度は、自分がいいと思う、ハウスクリーニングの部屋のフローリングを剥離する方法で挑戦してみたいです。今のところ無理ですが… 認めてもらえないから。

でも、その方が安全で、気を使うことを軽減できて、結局は作業時間は変わらないんじゃないかな。

ということで、今日の作業レポートは以上です。

こんなフローリングの状態なら迷わず剥離をすべき

 

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