窓掃除といえば「スクイジー」が常識だと思っていませんか? プロ用の道具なのに、なぜか拭き跡が残ってしまう…そのイライラ、実は道具のせいかもしれません。
ハウスクリーニング歴30年のプロである私は、個人宅のガラス清掃ではスクイジーを使いません。
その理由は、水拭きと「あるコツ」を組み合わせた乾拭きの方が、圧倒的に早く、跡一つない完璧な仕上がりになるからです。
本記事では、プロが10年以上実践している「スクイジーを使わない窓掃除術」の全工程を公開します。
もう二度と拭き跡に悩まされない、プロ直伝の秘訣をぜひお試しください。
❌ スクイジーを使わない理由:プロが感じる3つの弱点
私は、同僚が全員スクイジー派である中、個人宅のガラス清掃においてスクイジーを10年以上使用していません。それは、以下の3点からかえって非効率だと感じるからです。
- 乾燥による跡残り: 特に日差しの強い日は、濡らしたガラス面が異常に早く乾き、スクイジーを動かした跡がくっきり残ってしまう。結局、もう一度濡らすか、乾いた雑巾で拭き上げる必要があり、二度手間になります。
- 水垂れによる二度手間: スクイジーで一見きれいに見えても、サッシ周りのゴムなどに残った水滴が後で垂れて、縦筋の跡になりやすい。
- サッシの拭き上げ必須: 跡を防ぐには、結局ガラス面だけでなくサッシ部分もちゃんと拭き上げる必要があるため、手拭きと比べて工程の省略になりません。
🧼 効率重視!筆者推奨のガラス清掃ステップ
ガラスの外側と内側で、汚れの性質に合わせた清掃方法を使い分けています。
1. 外側のガラス面とベランダの清掃(主に砂埃・外壁の汚れ)
外側の清掃は、ベランダ全体とセットで考えます。
2. 内側のガラス面の清掃(主に手垢の汚れ)
🏆 なぜ手拭きの方がきれいに仕上がるのか
私は「結局、手で上手に拭いた方が早くてきれい」だと断言します。
- 仕上がりの品質: スクイジーで切った跡は依頼者からご指摘を受けやすいですが、先述のクロスを使った2回の乾拭きは、万一うっすら跡があっても相手は気づきにくいというメリットがあります(ある意味で裏技です)。
- 工程の効率化: スクイジーで拭き跡が残ると、結局乾いた雑巾での拭き上げが必要になり二度手間ですが、最初からこの手順なら二度手間を回避できるため、結果的に早く作業が終わります。
この方法の要は、水気をよく吸い、毛ボコリがつかない高性能なクロスと、内側清掃に使うメラミンスポンジを効果的に使うことにあります。
✨ プロが教える溝と床の裏技清掃
少し脱線しますが、窓掃除とセットで行うと効率的な裏技です。
✅ プロ直伝!スクイジー不要の窓掃除チェックリスト
この掃除術をすぐに実践するために、必要な道具と手順をまとめました。
📌 必要な道具
🛠️ 清掃手順の要点
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