はじめに
作業終了後に「あれ、これは汚れが落ちてないやん」とクレームを防ぐために未然にできることがあれば、実践したいと思われませんか?
ちなみに、私が作業する担当者からは「器具の不具合や故障に気づいたら、どんな小さいことでもいいから報告してほしい」とお願いされています。
少々面倒ですが、作業中に不具合に気づいたらスマホで写真を撮って報告してあげることにしました。
そうすることで、作業クレームをだいぶ防ぐことができていますし、担当者に感謝されると同時にコミュニケーションの充実により気持ちよく仕事ができるからです。
今までは、「そんなの担当者の業務責任範囲で清掃作業とは関係ないやん。時間のロス。」と考えていましたが、サービス精神にもつながるので再考した次第であります。
新しい入居者に少しでも気持ちよく入居していただきたいという願いも込めて…
担当者も不具合のチェックはするものの見落とすことがありますし、たとえ細かな点でも修繕するかどうかの判断は担当者にお任せすればいい話なので。
ここ1年間の間に色々と写真で報告しましたが、溜まってきたのでまとめてみました。
今回はお風呂編。参考までに別の箇所については下記の記事で。
【ハウスクリーニング】器具の不具合を最初にチェックするポイント(キッチン編)
【ハウスクリーニング】作業前の不具合チェックポイント(ガラス・スイッチ器具編)
ハウスクリーニング作業者の方へ、エンタメ程度に眺めていただければ嬉しく思います。
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お風呂場は器具の破損がどこよりも多い
バスタブのエプロン
お風呂場は器具の破損がキッチンやトイレとかよりも多い印象を受けます。
なので、現状復帰が大変ですね。
交換ができればいいですが…
まずは、バスタブのエプロンのひび割れ。
一見なんの問題もなく見えたのですが掃除していると、「あれ?ヒビがいってる」ということに気づきました。
これはもう交換しかないですね。
エプロンなので裏からテープで止めるという手があるかもしれませんが、入居者が入浴中にひび割れに気づき、クレームを言われると思います。
もしかして言われないかもしれませんが…人によりますね。
ひび割れよりも多いのが、エプロンを止めている接続部品の欠落。
普通はエプロンの接続部品が2箇所あるのですが、一つ欠けている状態です。
これでは、バスタブにエプロンをはめたとしてもグラグラ。
まあ、入居者が気にしなければいいのですが…どうだろう?
古いタイプなので、なかなか交換部品もないと思います。
バスタブの水抜きの中のゴミ受けのキャッチ
バスタブの水を抜く時に大きなゴミや髪の毛が流れていくのを防ぐためにゴミ受けのキャッチがついているはずですが、時々ないことがあります。
清掃作業者は元々なかったものとして気が付きにくいのですが、本来必要なパーツなので言ってあげた方が親切です。
これはホームセンターでも売っているでしょう。
どうしても汚れが落ちないときはムキになることないと思います。(詳細は下記の記事参照)
風呂場排水の髪の毛キャッチの茶色い変色?の清掃のコツと諦め時
ホースを受ける器具
ホースを受ける器具も結構ネジがグラグラな時があります。
これはビスでついているものと思いますが、どのようにひっついているのか清掃業者として調べてみるのも楽しいことかもしれません。
わかったら、また記事にします。
お風呂の蓋にヒビが
普通こんなところにヒビがいくことはないのですが…
これで何かの物体を殴ったのでしょうか?
それとも蓋をしている時に人間が乗ったら体重でベキッと?
いずれにしろ、扱い方が荒過ぎますね。
まあ、ホームセンターで買ってくれば問題ない話ではありますが。
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洗面台は扉が破損しやすい
洗面台は扉の開閉部分が破損しやすいですね。
多分、90°以上無理やり開けようとして力を入れすぎて接続部品が破損したものと思われます。
清掃している時に、簡単にガラスそのものがパカっと外れたので焦りました。
もう少しで割れそう…
それで、誰もいない時に外れて割れないように清掃後テープで止めておきました。
洗面台の下の扉もうまく閉まらない時があります。
これは接続部品の調整か交換でなんとかなるでしょうね。
ただ、扉の開閉がうまくいかない時に接続部品の調整で解決するのであれば、その調整のスキルを清掃業者も身につけておいた方がいいでしょう。
また記事にしたいと思います。
洗濯板の不具合
洗濯板の不具合で一番多いのは排水のパーツの破損やパッキンの伸びだと思います。
その部分はあらためて記事にしたいと思います。
今回はそこはスルーして、こういうパーツが欠落しやすいです。
洗濯板本体が四隅にネジで止まっている構造のようですが、隠しネジの蓋の部分でしょうか、施工業者がネジを外すか取り付けの時に紛失しやすいですね。
洗濯機を置いた時の四隅に黒いゴムの跡がなかなか落ちないのですが、色々試してみてまたの機会に一番簡単に綺麗になる方法を記事にしたいと思います。
これは内装業者の手落ちだと思いますが、巾木が貼られていませんでした。
意外と忘れやすい箇所なのでしょうかね。
連絡すれば、期日までに内装業者が貼りに来るでしょう。
今のところこんな感じでしょうか。
また1年程経てば新たに追記したいと思います。
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終わりに
今回は、ハウスクリーニングをしていて、ここ1年以内に目にしたお風呂場や洗面台などの破損や不具合をまとめてみました。
まあ、人が住んでいたら何かしら不具合は出るもので、無傷で保てる方が不自然だとは思いますが…
管理者はチェックが大変ですね。
清掃業者として、報告などできることは協力致します。
最後にクレームが出た時の体験記事をご紹介して終えたいと思います。
ハウスクリーニングの細かいクレーム(キッチンの扉、小物入れ、取手)に対応して学んだこと
では。
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