今日のハウスクリーニングの現場は、大阪市北区にある1ルームマンションの2階の部屋でした。
ベランダは塩ビシートの床材で、車や電車が右往左往するような場所だけに排気ガスのススのような汚れで真っ黒!作業前の写真が撮れずに申し訳ありません。
ですが、意外なことに洗剤を使わなくてもここまで綺麗になりました。
上から見るとまるで新品のようになったので嬉しくなり、作業手順を投稿することにしました。
ちなみに、以前にも似たような作業について過去にも投稿しています。
凹凸のあるベランダの真っ黒な汚れ→熱めのお湯とスコッチで簡単にキレイに!
もちろん、水よりもお湯を使う方が汚れはよく落ちますし、エンボストライのスポンジをかつては愛用していました。それで擦ると綺麗になるから…
でも、わざわざ熱湯を使わなくても、費用がやや高いエンボストライのスポンジを使わなくても、やり方を工夫すれば十分綺麗になるのでは… と思った次第です。
では、今日はどのように作業したかについてお話しします。
まずは、ホースで水を流すと表面に乗っかっていたかのような汚れが、スーッと綺麗に流れてくれました!
つまり一見すると、「うわっ、真っ黒だ〜」と思ったのですが、その汚れの正体の8割以上は表面に付着していただけの汚れだったんですね。
なので、うわっ汚れがえぐい〜 と決めつける前に、水で流してどの程度落ちるのかを確かめるのは良いことだと思いました。案外見た目ほど大したことなかったりするから。
今回はまさにそうでした。ベトベトした油分を伴う黒い汚れがあって、それは水を流しただけでは落ちません。
それで、100均ショップで売っている焦げ取りスポンジを使って水を流しながら回転させるように擦ると、その汚れのも取れてくれるではないか…
これは発見です。100均ショップの焦げ取りスポンジは、YouTubeなどでもハウスクリーニングの神アイテムとして紹介されています。こんなベランダの床に使えるとは!
もしかして、エンボストライはもはや不要? とまで思ってしまいました。
しかしながら、上から見ると、明らかに汚れは落ちているのですが、なんかムラムラ…
そこで、15cm角にカットしたメラミンスポンジで床を回転させるように軽く撫でるとそのムラが見る見る取れていくではないか!
まるで一皮剥けたかのように。
ここまでの作業で洗剤は一切使っていません。
あとは自然乾燥でばっちりです。
つまり、3工程あります。
- 最初に水だけで流す
- 次に、水を流しながら焦げ取りスポンジで回転させるように擦る
- 最後に水を流しながらメラミンスポンジで擦る
3工程というと面倒のように思えますが、ワンルームマンションの大きさのベランダなので、大して時間はかかっていません。この工程でここまで綺麗になるなら、是非おすすめしたいですね。
ちなみに、職場の同僚は最初に酸性洗剤を満遍なく噴霧して10分程おく、それからホースで水を流しながらスポンジで擦り洗いしているのですが、申し訳ないけどその方法はおすすめできない…
なぜなら、汚れが膜を張った状態で洗剤を噴霧しても、完全には洗剤が効いてくれないから… 水だけで取れる汚れをとってから洗剤を噴霧する方が、洗剤のパワーがより十分に効いてくれるのではないでしょうか。
時短を目指すプロのハウスクリーニング作業員にとって、最初のその一手間が実に面倒なんでしょうね〜 でも、私は洗剤を使う前の下準備の作業を面倒だとは思わなくなりました。網戸なんかもそうです。
網戸洗浄は流水前に是非下準備を!ハウスクリーニングのTips
いきなり、作業に取り掛かる前に、軽く取れる汚れは取ってから、つけ置きなどの工程に入るべきですね。一見時間がかかるように思えますが、今日はそれをしっかりやっておくことで早く作業を終えて帰宅することができました。
という、ハウスクリーニング作業で嬉しかったことのお話でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
では。
避難ハッチは水で流しっぱなしはNG!拭き上げが必要です(ハウスクリーニング仕上げ)
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