「あれ、網戸に洗剤をまぶしてしっかり流水したはずなのに、乾いたらまた汚れが目立ってきた…」
ハウスクリーニング作業者でこんなお悩みありませんか?
そんな方に参考になればと思って記事にしました。
清掃前はこういう状態。
これを綺麗にしなければならないわけですが…
それで、いきなり水をかけて洗剤をまぶし網戸全面を泡泡にする、そしてしっかり流水したのに、あれ、乾いてきたらなんか汚い…
こんなふうに、網戸を洗っていませんか?
もしそうだとすると、言い方きつくなりますが、そうなるのは当然。
水で濡らした時にゴミが網戸に絡まり、それが水分でくっついてしまうからです。
では、どうしたらいいのか? それがこの記事の本題です。
ドラッグストアでもホームセンターでもいいのですが、濃い緑色のスコッチって売ってますよね。400円くらいかな?
100均でも似たような商品がありますが、試してみたところもろすぎておすすめしません。
そのスコッチを広げて、網戸を濡らす前に両方の面を、できる限りスコッチで軽くなでるようにして汚れを吸いつけます。
いい加減になでるのではなく、なでて取れる汚れは全部取るかのように、時間をかけて丁寧に。
両方の面をなでましたか?
それから水をかけると、なんと、汚水がほとんど出てこない流れ方になります。
えっ、まじ? びっくりしました。
事前の下準備でこんなに綺麗に流れるなんて…
その後、中性洗剤を少しだけ混ぜたスプレーで網戸全面に洗剤をまぶして、再度ホースの水で流す。
その後、放置でこんなに綺麗になりました。写真の撮り方が左右逆になりましたが、間違いなく同じ網戸です。
と言っても厳密には100点ではありませんが、十分合格範囲です。
付着した微小な汚れは養生テープをちぎってベタベタと吸いつければバッチリ。
今まで、事前の下準備が面倒で、とにかくいきなり水を流していました。そうすると、結局乾いた後のゴミの吸いつけ作業に手間取ることに…
今は、タバコのヤニや油でベタベタな網戸以外は掃除に苦労しなくなりましたね。
清掃作業者からのお願いですが、そのような網戸は洗うより張り替えた方が早いと思います。いったん、ヤニや油でコッテリと汚れた網戸は洗浄しても、完全に綺麗にするのは難しく、うっすら汚い感じが… それでいいならいいですが。
後、余談ですが、ついでにガラス面の清掃を楽にする裏技。
それは、ガラス面の外側はいったん水で流してから、先程の中性洗剤スプレーを全面まぶして、再度流水。
その後、ダイソーで売っている風呂場用のワイパーでガラスの水を切ると、乾いた時に、ほとんど乾拭きしなくていいくらい綺麗になっています。これも作業を一手間省く気づきです。もちろん、実際には全面ではなくちょっとだけ乾拭きしますが…
ダイソーの風呂用スクレーパーで窓ガラス・鏡を超綺麗に!効率爆上がり
では、結論:
一見手間に見える網戸を水で流す前の下準備。緑色のスコッチ(色々試しましたが、今のところこれがベスト)で両方の面を全部撫でるようにして汚れを取る、これをするだけで結局は網戸清掃の効率とクオリティーが爆上がりです。
お悩みの方は是非お試しくださいね。
ということで、今回はこの辺で終わりにします。ではまた。
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