ハウスクリーニングの作業者の方なら、築10年のタイプの部屋より、築40年とかの古いタイプの部屋の方が作業しやすいと思いませんか?
一概には言えませんが、構造や備品がシンプルだからです。
ちょっとくらい汚れが酷かったとしてもそう感じます。
例外はキッチンの油のコテコテとタバコのヤニの真っ茶色はお手上げですが…その種の汚れはどうしても時間がかかるので勘弁してほしいです。
さて本題。
今日清掃した現場は築40年くらいの2Kの部屋で、お風呂場のタイルのカビやその他の汚れが酷かったものの、なぜかそれほど苦労はしなかった…
掃除前の風呂場の汚さが写真に撮れませんでしたが、清掃後、それなりに綺麗になったのではないかと思っています。
壁面のタイルのカビはほぼ取れました。
実はこのタイル、清掃前はひどいカビだった…
最初にタイルや目地をホースで水を流しながらブラシで擦った段階でそこそこマシになり、その後、カビキラーを十分噴霧して15分放置でここまでになりました。
40年の物件にしてはなかなかではないでしょうか?
比較的新しい物件の清掃のように、仕上げの品質に過剰にとらわれなくていいのが少し楽な要因です。
しかし、床はなんとなく汚れが落ちていないように見える部分があるかもしれませんが、長年の変色だと思われますが、これ以上は落ちなかった…
ここも最初は汚かったんです。ここまでになれば十分満足していただけるのではないでしょうか?
そう、できるところまで頑張れば、仕上がりは許容されることが少なくないので、古い物件の方が楽だと感じるのであります。
加えて、古い物件は床がフローリングではなく、CFなんですよね。
Waxを塗る時、フローリングよりCFの方が絶対やりやすい…
内装屋のノリなどの汚れをきっちり取って、Waxを板目に沿って塗りカスレがないように塗れば問題なし。あまり神経質にならなくても綺麗に見える印象です。
ところが、新しい物件だとほとんどがフローリングで、日がさすと汚れが目立ってしまい、神経を使ってしまいます。例えばこんな別現場の床。
【フローリングのワックス塗り】陽が差し込む廊下は特に念入りに!
一見綺麗に見えますが、よく見るとムラに見える部分があります。
それくらい許容してくれたらいいんですけどね〜
でも、ちょっと手を入れる小技もあります。
【フローリング】水滴のようなWax剥げ跡をきれいに見せるには!
繰り返しますが、フローリングよりCFのWax塗布の方が難易度は低いです。
ということで、今日の清掃現場は古い物件の方が、意外に清掃は楽だと感じさせてくれたという感相談でした。
では。
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