ハウスクリーニングの作業効率アップ→台所用洗剤の最大限活用

はじめに

 

最初に自己紹介:

わたしはハウスクリーニング作業に携わってから30年を超えました。

と言っても雇われの身ですが、賃貸マンションの2DK以下のお部屋なら一人で任せてもらっています。

年齢も50代半ばということもあって、さすがに戸建の掃除や3DK以上の広さのお部屋は、効率を過度の求めず同僚にサポートしてもらって和気あいあいと作業することに。

今回は、「ハウスクリーニングは、なんだかんだ言って台所用洗剤をいかにうまく使うかが勝負」という内容を書いてみたいと思います。

 

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プロのスタッフは意外と強めの洗剤を使いすぎる

 

同僚と作業していつも思うことですが、とにかく不必要に洗剤を使いすぎ…

一見、汚れがよく落ちて楽なように思えますが、逆にすすぐ手間が大変。

濃い洗剤を使ってすすぐのを怠ると、洗浄後に洗剤跡がくっきり残って仕上がりが悪くなるのです。

それに、自分の健康にも良くない…

漂白剤を噴霧した場所では目に染みます。呼吸器系統にも少なからずダメージを与えます。

強アルカリは手荒れの原因に。

なので、強い洗剤を使うのは最小限に抑えるのが自分の疲れや体に与えるダメージを軽減し、仕上がりのクオリティも上がる最強の方法なのです。

では、本題に入ります。

 

マジックリンスプレーに水を入れて、台所用洗剤をワンプッシュするだけ

 

色々やってみた中で一番使いやすいと思ったのはマジックリンスプレー。

やり方はいたって簡単。

水を入れて、台所用洗剤をワンプッシュ入れるだけです。

実はこんなにエコで、しかも仕上がり効果がすごい!

では、どのような場所でそれを使えばいいのか?

たくさんあります。

できるだけ使ってみてください。

水拭きだけより、絶対に仕上がりがいいです。

言語化するとキラキラ感がいっそう出る、そんな感じになります。

 

ホース水で洗浄した後に、もう一度そのスプレーで噴霧して水をかける

 

ハウスクリーニング作業では、ホースで水を流せるところは普通洗剤洗いして汚れを落とします。

やはり風呂場やベランダガラスなど、水で流せるところは拭き作業よりそうした方が早いし楽です。

ここまでは当たり前のことを言っていますが、肝心なのはこの後!

汚れを落とした状態で、もう一度先程のスプレーを噴霧して水で流すのです。

そうすると、ガラス面の界面活性効果が出てキラキラ感が!

余計な洗剤分や細かい汚れを落としつつ、素材そのものの光沢が復活したような感じに見えてきます。

しばらく待って、完全に乾燥してからお好みのタオルで仕上げ拭き。

これでばっちりです。

 

どのような箇所で元々のp光沢が復活するのか

 

まず、お風呂場の壁とバスタブ。

最近のお風呂場の壁はスポンジなどの固いもので擦ると傷がつくのでNGです。

下の写真のようなお風呂場の壁。

それで酸性洗剤で汚れを落とした後に、台所用洗剤を一発かますと素材が勝手に光ってくれるんです〜

 

バスタブもそう。

後で拭きあげなくても、キラキラ感が出てきた。

洗濯板の表面や洗面台の流しも同様の効果があります。

ただ、完全に乾燥するまでに時間がかかるので、早めに取りかかった方がいいかもしれません。

拭き上げるのが面倒でなければいつでもいいです。

そして、キッチンの扉や壁、コンロの天板や流しなどなど

 

単に水拭き乾拭きするより、微量の中性洗剤をかませた方が絶対に見た目が綺麗です。

素材そのものの光沢が出るので。

 

後、写真は撮れなかったのですが、ガラス面、鏡面、部屋の扉などです。

ベランダ側のガラス面は水で流した後、完全に乾燥した後にきれいなタオルで仕上げ拭き。

鏡面や部屋の扉などは先程のスプレーで噴霧し、タオルで回転拭きするとおおよその汚れが取れるわけですが、今ままで使ってみた中でおすすめるのがこのタオル。

 

面が黄と緑、縁がピンクの100円タオルを使ってみた(プロにおすすめ)

 

ダイソー(100均)で売っているこのタオルが一番いいなあと思っています。

注意!

似たようなタオルも売ってますが、どれも効果は感じられませんでした。

 

そしてフローリングにもキラキラ感が!

 

薄色フローリングの見えにくい内装ノリの除去のコツとポイント

 

汚れを落とした後に、微量の台所用洗剤で上で紹介したタオルで回転拭きすればばっちりです。

一見、一手間いるように思えますが… 価値あり。

 

その他、色々な箇所で使えますので、是非お試しください。

言い方悪いですが、間違いなく他の作業員の仕上がりと見た目の差がでます。

 

終わりに

 

台所用洗剤を最大限に活用することにより、無駄に洗剤を消費することがなくなりましたし、作業後の疲れが楽になった印象があります。

なんといっても、洗剤分が濃くないので最後の仕上げ拭きが楽々。

乾拭きタオルの消費も減りました。

ハウスクリーニング作業の決め手となる要素は他にもあります。最後にそれをいくつか紹介して終えたいと思います。

ハウスクリーニングの効率→決め手はメラミンスポンジ!

100均の焦げ取りスポンジ→玄関や洗面の床を擦るのに超おすすめ

 

今後もハウスクリーニングが世の中から消えることはありませんので、楽しんで仕事してまいりましょう。

ハウスクリーニング業の将来性は大丈夫?Yesと言える3つの理由

 

では。

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