いまだに新聞の集金を続けている者から、私と同じように集金スタッフの方に励みになればと思って記事にしました。
今の時代は新聞の先行きは長くないなあ、と思って仕事をしているのですが、「おや、そうでもないかな」という出来事に昨日遭遇。
それは、長年同じ新聞を購読している60代半ばの女性で、推測ではあるのですが、夫とは別居か離婚。そう言えるのは、以前、娘がいたから。とはいえ、愛想があって人柄のいい感じの人。
そのような顧客と集金のお金のやり取りを終えてから、相手の方からこんなことを言ってきました。
「実はこの頃人生に疲れていて、癒しになる情報を探してたのですけど、ある新聞のコラムで悩みがスッキリしました」
ちなみに、私は50代の男性なので、言いにくいことだったと思いましたが、このように返答。
「そうですか。どのような記事ですか?」
「ちょっとお待ちください。(家の中に入って)これです。」日付は6月半ばの切り抜きで、90代の人の生き方とインタビューのコラムのような内容。(大きな紙面でしたが詳細はよく知りません)
「そのような記事に出会えて良かったですね。新聞をよく読んでおられるのですか?」
「ネットでも情報は探せますが、どうしても偏りを感じます。最近は新聞もなかなかいい記事はないのですが、まだ安心です」
ここで、こちらとしてはこんなふうに思いました。私が新聞の集金スタッフですが、新聞はあまり読まないので、、というのは、大概のことはネットで分かるから。
今時こんな人もいるんだと思ってしまい、こう返答。
「そうですか。公平な目で真実を探しておられるのですね。」
「この記事はよかったです。私の状況なんかまだまだマシで、やる気が湧いてきました。新聞社の方に読者の声としてお礼をお伝えください。そういう記事をこれからも出していただけると嬉しいです。」
「分かりました。お気持ちお話しいただいてありがとうございます」
と言って訪問を終えました。
この出来事から下記の2つを感じました。
-
人は、外見うまくいっているように見えても人生に疑問や辛さを感じている
-
一般の人でも、ネットでの噂や偏見を鵜呑みにせず、真実を探している
なので、ネットがいくら普及しても、新聞は新聞でメリットがあるので、完全に衰退することはなさそうですね。
新聞集金→嫌にならないコツは友好的なお客と少しの会話する余裕
集金スタッフの方へ仕事のやりがいを感じていただければ幸いです。
それと同時に、人を外見だけで判断しないようにすること、ネットなどの情報を鵜呑みにしないように心がける大切さを感じました。
以上です。
スポンサーリンク
コメント