はじめに
雑巾にすぐに髪の毛が絡みついて、それがなかなか取れない…
その状態で拭くと、逆に髪の毛をつけてしまう…
ハウスクリーニング業ではあるあるですよね。
そこで、今まで自分が仕事で使ってみた雑巾の中で、濡れ拭きするのにおすすめするのが、ダイソーで100円で売っているこのタオルです。
今回は仕事体験をもとに、このタオルが他の雑巾と違ってどのように優れているか、逆こんな用途には不向きということを書いてみたいと思います。
あくまで私見ですが。
まず、このタオルはどこにいくらで売っているのでしょう?
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ダイソーで100円で買えるのが最大のメリット
ダイソーには掃除道具もたくさんおいてあります。
雑巾にするためのタオルに関しても然り。
しかしながら、色々買ってみたのですがプロの作業員としてはどれも今一つ…
というか、それはそうでしょうね。
もし、100円の道具だけでプロの作業ができるなら、他の道具は意味ないじゃんになってしまいますから。
そんなどうでもいいような話はさておき、100円の商品でもこのタオルだけはマジでプロの作業に役立ってくれています。
片面が緑で、もう片面が黄色。
そして、縁がピンクで見分けることが出来ます。
では、なんの変哲もない100円のこのタオルがどのように威力を発揮するのでしょうか?
絡まった髪の毛のすすぎが楽
まずは、フローリングを濡らす前の乾燥しているうちに、掃除機をかけるかダスターを当てるかして表面のほこりや髪の毛を除去することでしょう。
それらの汚れは濡れると取りづらくなるから…
ですが、そうしたとしても髪の毛を100%除去できるわけではありません。
角など細かいところを拭いているとどうしても髪の毛がタオルについてきて、これがまた結構厄介です。
髪の毛はすすいでも雑巾からなかなか取れてくれないから…
でも、このタオルは違います。
下の写真はタオルをすすいだ後です。
大きさが小さめなので、全体的に髪の毛が絡んでいるかどうか一目でわかります。
床などを拭いた時に、雑巾の方には髪の毛をよくキャッチしてくれる上に、水ですすぐとすぐに落ちてくれるのには感動しました。
他の白い雑巾は髪の毛が絡み出すと、もう使い物にはならない…なぜならその状態で他の物を拭くと髪の毛をつけてしまうから。
すすぐという観点からは、大きめの雑巾よりこれくらいの大きさの方が楽ですね。
でも、やや小さいので拭きにくいというデメリットは否定しません。
ではどの用途でおすすめでしょうか?
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トイレの便器を拭く時におすすめ
このタオルと出会ってから、この点では作業効率が上がった箇所の一つはトイレの便器やタンクを拭く時です。(詳細は過去に書いた下記の記事を参照)
便器に髪の毛を1本も残さないの掃除のポイント(仕事体験から)
トイレの便器って結構髪の毛がべちゃっとひっついていたりします。
拭けばすぐ取れるけど、雑巾に絡まってしまう…
床の部分には無数に髪の毛が存在しています。
肉眼ではなかなか見えにくいのがいやらしいですが。
そこを拭いた後に、便座カバーとか水栓タンクを拭いたら髪の毛をつけてしまった、ということが起きてしまうわけです。
ところが、このカラー雑巾だとすすぎが楽チン。
髪の毛が絡み付きにくい布の構造になっているのでしょうかね。
「それだったら、雑巾変えて乾拭きしろよ〜」という声が聞こえてきそうですが、それも方法ですね。というかできればそうすべきだと思います。
ただ、髪の毛が絡んでくる度に雑巾を変えていると結構な枚数が必要になり、できれば数枚のタオルで仕事を完結したいので、このカラータオルはなかなかエコと感じているわけです。
トイレに加えて洗面台とか洗濯板なども髪の毛がたっぷり存在しています。
洗面台や洗濯板を拭く時におすすめ
洗面台
洗面台は人が洗面するところ。
なので、クシでといたり、ちょっとシェーバーを使ったりする場所なので、髪の毛が散らかりやすいのは当たり前の話ですね。
1cm程度の長さのものなら、水道で流してしまっても詰まることはないかもしれません。
でも、結構な長さの髪の毛が水道に巻き付いていたりするんですよね。
ハウスクリーニングをしていると。
しかも、たくさん。
それを雑巾で絡めとるとすすぐのが手間…
というフローです。
洗濯板
在宅の人が洗濯板を掃除することはまずないと思います。
そのためには洗濯機を動かさないといけないので。
ハウスクリーニング作業者はその汚れが溜まった状態を清掃するので、結構粘っと髪の毛がいっぱい付着したところをホースの水で流し込みます。
その後、洗濯板は濡れているので雑巾で拭き上げるわけですが、そしたら雑巾に髪の毛がついていることがあります。
それをすすぐのが面倒。
でも、このカラー雑巾なら比較的楽なのでおすすめ。
こういうちょっとした積み重ねで作業効率に大きく差が出てくるのを本当に実感しています。
さらにフローリングの床でも。
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フローリングの拭き掃除におすすめ
個人的にはフローリングのWaxがけの時は上からモップで水拭きするのではなく、しゃがんで手で拭いています。
モップで拭く方が断然楽なのですが、しゃがんで手で拭く方が綺麗になるからです。
モップ拭きだと透明の粘着している汚れが取れていなかったり、
綺麗になった〜、スッキリした〜と錯覚して、
Waxを塗った時に、「しまった!あんなところに汚れが残っていた〜」
と、後悔することになるので、手で拭くことをおすすめします。
(よかったら関連記事をご覧ください)
それで、中性洗剤を含めたスプレーを作り、それを均一にスプレーしながら、濡れたカラータオルで拭き上げるとこんな感じになります。
髪の毛はほぼ全て、タオルに絡めて除去できている状態です。
完全に乾燥してから、バスタオルで床全体を走らせてほこりや髪の毛をさらに吸い取ってからWaxがけをします。
フローリングワックスを上手に「塗り逃げ」するコツを経験から書いてみた
これでバッチリ!
塗った直後に、手の届く範囲に髪の毛がついていないか顔を近づけて確認し、もし微小な毛が残っていれば、指でつまみとればOK。
たいていの場合、Waxモップをとめたところに髪の毛がついていることがあるので。
ということで、この100円カラータオルのメリットがお分かりいただけたでしょうか?
終わりに
100円ショップで買ったものは、「うーん、やっぱり今一つか。」と思ったことが何度かあります。
その場合は、試してみて損したわけですが、このカラータオルは使い方次第でなかなか威力を発揮してくれました。
髪の毛を吸いとってくれて、すすぐのも楽!
ハウスクリーニングでトイレや洗面台やフローリングなどの水拭き作業におすすめします。
他にも100円ショップで買ってみた商品の中で、これはよかったなあという体験記事をご紹介して終えたいと思います。
ひっかくタイプのスクレーパー→ハウスクリーニング作業の必需品
100均の焦げ取りスポンジ→玄関や洗面の床を擦るのに超おすすめ
では。
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