【正直な話】クローズドASP(レントラックス)に招待されたが、売るのが苦手で成果ゼロになった私の失敗談

「ブログを続けていれば、いつか高単価で有名なクローズドASPからオファーが来るのでは?」

きっと、多くのブロガーがそんな期待を抱いているはずです。

私にも来ました。

ブログ開設から約1年半、月間2万PVに達した頃、東証マザーズ上場の「レントラックス」社から提携オファーのメールが届いたときは、正直、舞い上がりました。

「これでようやく、ブログで大きく稼げるようになるかもしれない。」

しかし、この招待こそが、アフィリエイトの本当の難しさを私に突きつけました。私は「商品を強く勧める(セールスする)」のが心底苦手で、結局、成果はゼロ。

貴重なチャンスを活かせず、記事もアクセスが激減してしまいました。

この記事は、「オファー後の成功談」ではありません。

同じように「セールスに抵抗がある」「オファーが来てもどう活かすか分からない」と悩むあなたへ、正直な失敗談と、ASP登録だけでも得られた学びを全てお伝えします。

もし、あなたが「売るのが苦手」なブロガーなら、この私の後悔をぜひ活かしてください。


 

なぜ私は高単価案件から手を引いたのか?セールスが苦手な人が直面する壁

 

レントラックスに登録した後、私はすぐに高単価な金融やクレカの案件を見ました。しかし、リンクを貼るどころか、その案件を見るたびに心理的な壁を感じ、自然と遠ざかっていきました。

私がアフィリエイトを断念し、記事を放置してしまった正直な理由は以下の3つです。

 

💡 理由 1: 読者への「裏切り」の感覚:ブログのトーンと商品のミスマッチ

 

私のブログは、ハウスクリーニングの経験や日々の雑記など、読者の生活に寄り添う情報が中心です。

そこに、いきなり「今すぐ〇〇カードに入りましょう!」という高単価なセールスをすることは、それまで築いてきた読者との信頼関係を裏切るように感じました。

読者は私の正直な体験を求めているのに、「売り込み」に変わってしまうのが嫌だったのです。

記事のトーンと合わないため、無理にリンクを貼っても効果が出るわけもなく、次第に嫌気がさしました。

 

💡 理由 2: 「商品の欠点」を隠すことへの罪悪感(レビューの難しさ)

 

アフィリエイトで成果を出すには、多少の欠点には触れず、商品の魅力を最大限に伝えることが求められます。

しかし、私はユーザーとして正直な感想(良い点も悪い点も)を述べたいタイプです。以前、アクセスのある記事に自分が使っていたWiMAX2のリンクを貼ったことがあります。当時は便利でしたが、その後、固定回線や他のモバイルルーターの方が価格面で有利になり、自分自身がWiMAX2の利用をやめてしまいました

利用をやめた商品を「良いですよ」と勧めることは、私にはどうしてもできませんでした。「売る」ことを目的にすると、自分が知っている正直なマイナス点(例:今は割高感がある)を書きづらくなる。この「良心に反する行為」が最大のストレスでした。「読者に合わないかもしれない商品をゴリ押しする」ことは、私にはできませんでした。

 

💡 理由 3: 「高単価=高難易度」という現実:継続的な努力が続かなかった

 

レントラックスのようなクローズドASPの案件は、報酬が高い分、競合サイトも非常に手強いです。

成果を出すには、記事を何度も書き直し、SEO対策を徹底し、セールスライティングを磨く必要があります。

正直、私はそこまでアフィリエイト収益にコミットするモチベーションが続きませんでした。本来の目的である「備忘録や体験の共有」から外れていくように感じ、自然と活動が衰退していったのです。


 

レントラックスからのオファーを「資産」に変える方法(セールス不要論)

 

私は高単価案件で稼ぐことはできませんでしたが、この失敗を通して大きな学びを得ました。

 

💡 教訓 1: 「売れない」経験こそがブログの信頼性を守った

 

アフィリエイトの収益は得られませんでしたが、読者との信頼関係と、ブログの軸は守られました。無理なセールスを避け、本来のブログのテーマを継続できたおかげで、サイト運営を継続できています。

「売ること」よりも「自分の信じる情報を提供すること」こそが、私のブログの核だと再認識しました。

 

💡 教訓 2: それでもクローズドASPのアカウントは「削除しない」理由

 

アカウントは、今後も削除しません。

維持していること自体にデメリットはなく、むしろ高単価な案件の相場や、他社では扱えないクローズドな情報をいつでもチェックできる「情報資産」として活用できます。

もし今後、心から「これなら正直に勧められる」と思える商品が出てきたとき、すぐに提携できる準備をしておくための「保険」です。

 

💡 教訓 3: アクセスのない過去記事も「正直な失敗談」として蘇る

 

アクセスがなくなった今回の記事も、削除せず、この正直な失敗談と教訓を追記する形でリライトしました。

失敗談を恐れず、正直に発信することこそが、巡り巡って読者からの信頼と、ブログの価値を高める。

この信念をもって、これからもブログを続けていきます。私と同じようにセールスに悩むあなたの参考になれば幸いです。

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