プロの掃除屋がブログを書く理由
──汚れを落とす仕事と、言葉を磨く時間の共通点
はじめに|なぜ、掃除屋がブログを書いているのか
「ブログ、何について書いているんですか?」
そう聞かれたとき、
以前の私は少し言葉に詰まりました。
英語の表現、コンビニ印刷の話、
PVが増えた減ったという記録、
広告を外した判断のこと。
一見すると、
**まとまりのない“雑記”**に見えるかもしれません。
でも最近、ようやく自分の中で整理がつきました。
私は
「プロの掃除屋として、現場で培った感覚を、言葉にして残している」
それをブログという形でやっているだけなのだと。
掃除の現場で学んだ、一番大事なこと
ハウスクリーニングの仕事で、
新人の頃に一番強く言われたのは、これでした。
「焦るな。まず“様子を見る”」
汚れを見て、
いきなり強い洗剤を使ったり、力任せにこすったりすると、
落ちないどころか、素材を傷めてしまう。
-
汚れの種類は何か
-
どれくらい時間が経っているか
-
触っていい場所かどうか
それを見極めてから、
少しずつ、段階的に手を入れていく。
この感覚は、
あとになって気づいたのですが、
ブログ運営と驚くほど似ています。

ブログも「触らない勇気」が必要なときがある
検索順位が落ちた。
PVが昨日より減った。
そんなとき、
つい手を加えたくなります。
-
タイトルを変える
-
見出しをいじる
-
無理にリライトする
でも、掃除と同じで、
今は触らない方がいいタイミングというものがあります。
Googleが記事をテストしている最中。
読者の反応を見ている途中。
そこに慌てて手を入れるのは、
乾ききっていない床を踏み荒らすようなものです。
検索順位が下がったからといって、
すぐに手を入れる必要があるとは限りません。
順位が下がったと思ったら、
何もしないうちに戻ることがある。
これは偶然ではなく、
Googleが記事を「テスト」している期間に
よく起きる現象です。
▶︎ 検索順位が下がったのに戻った? Googleの「テスト期間」で起きていること
私は掃除の現場で、
「待つこと」が最善になる場面を何度も見てきました。
だからブログでも、
放置する判断を取れるようになりました。
数字よりも「心地よさ」を優先した経験
月間7,500PVあった頃、
私はアドセンスの自動広告を外しました。
正直、怖かったです。
数字も、収益も、下がる可能性が高い。
でも、掃除屋として
「住む人の快適さを削る仕事はしない」
と決めていた自分が、
ブログでは
読者の読みやすさを犠牲にしていることに違和感がありました。
広告を外した瞬間、
画面が静かになった。
あの感覚は、
ワックスを全部剥がして、
素地がきれいに見えた瞬間に似ています。
派手さはない。
でも、確実に気持ちいい。
実際、私は一度、
月間7,500PVあった時点でアドセンスの自動広告を外す
という判断をしました。
数字的には不安しかありませんでしたが、
その決断がブログとの向き合い方を大きく変えてくれたのです。
▶︎ 月間7,500PVでアドセンス自動広告を外した話。数字より「静けさ」を選んだ理由
雑記に見える記事たちは、すべて「現場の延長」
-
急ぎの人のためのコンビニ印刷ガイド
-
検索順位の揺れに振り回されない考え方
-
英語表現を「そのまま使える形」で残す記事
これらは全部、
「困っている人を前にしたとき、どう振る舞うか」
という、掃除の現場と同じ発想から生まれています。
例えば、
「今すぐ印刷したい」「家にプリンターがない」
という切羽詰まった状況の人に向けて、
手順だけを整理して書いたのが、
次の記事です。
目の前の人が困っている。
なら、できる範囲で、分かる言葉で、手を差し伸べる。
専門外かどうかは、
その次の話です。
私がブログでやりたいこと
私は、
SEOの裏技を売りたいわけでも、
派手な成功談を並べたいわけでもありません。
-
焦らなくていい場面を、ちゃんと伝える
-
数字に飲み込まれそうな人に、呼吸できる場所を作る
-
「この人の記事なら、信じてもいい」と思ってもらう
それは、
掃除屋として現場に立つときと、同じ姿勢です。
おわりに|軸は、ずっと変わっていなかった
「プロの掃除屋が、なぜブログを書くのか」
答えはシンプルです。
私はずっと、
**“整える仕事”**をしてきたから。
部屋を整える。
空気を整える。
気持ちを整える。
今はそれを、
言葉と記事でやっているだけです。
もしこのブログのどこかで、
あなたの頭や心が少し整理されたなら。
それは、
掃除屋としても、書き手としても、
これ以上ない喜びです。
スポンサーリンク


コメント